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不妊の原因は様々ですが、器質的な原因として「婦人科疾患(子宮筋腫など)」があげられています。

ですがそもそもなぜ婦人科疾患を患ってしまうのでしょうか?

そこで今回は東洋医学で考える婦人科疾患の原因と改善方法をご紹介してきたいと思います。

疾患別!東洋医学で考える原因と改善方法

婦人科の疾患も様々なものがあり、患っているから妊娠に至れないわけではありませんが状況などによっては着床などの妨げになることがあるため妊娠しにくくなると考えられています。

特に妊娠しにくくなると考えられているのが

  1. 子宮内膜症
  2. 子宮筋腫
  3. 多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)
  4. 卵巣嚢腫(チョコレート嚢胞)
  5. 子宮ポリープ

の5つです。

それぞれの原因や改善する方法について解説していきたいと思います。

子宮内膜症

子宮内膜症とは本来、子宮内に存在するはずの子宮内膜が子宮以外に発生する状態をいいます。

東洋医学で子宮内膜症は全身の血流が悪くなり、古い血液が溜まる瘀血」が原因と考えられており、その古くなった瘀血が子宮や卵巣周囲に溜まることで発症するとされています。

瘀血は

  • 偏った食生活
  • 自律神経の乱れ
  • 冷え

などの原因が多く、瘀血の状態が進行すると子宮や卵巣周囲の血流が悪くなるため、栄養や血液や行き届かず妊娠しにくくなるといわれています。

東洋医学では口から取り入れた飲食物が栄養や血液となり全身を循環するという概念があるため、子宮内膜症を改善するためには「食生活の改善」がポイントとなります。

  • 甘いお菓子やジュース
  • 脂っこいもの(肉の脂身も含む)
  • 食品添加物が多いもの(コンビニ食など)

は血液をドロドロにし、瘀血の原因となりますので、控えるように心がけましょう。

※そのほか詳しい内容や改善方法については以下のコラムをご覧ください。

子宮筋腫

子宮筋腫とは子宮の筋肉組織にできる良性の腫瘍をいい、腫瘍の大きさやできる場所によっては着床の妨げになることがあるため妊娠しにくくなるといわれています。

一般的に子宮筋腫の原因は明確になっておらず、女性ホルモン(エストロゲン)の影響だと考えられていますが、東洋医学では「瘀血」によるものだといわれています。

瘀血とは全身の血流が悪くなり、古なった血液が体内に溜まる状態をいいます。

体外に排出しきれず、古くなった血液が子宮の筋肉組織に溜まると腫瘍になると考えられています。

子宮筋腫を改善するには

  • 食生活の見直し
  • 適度な運動
  • 自律神経を整える

ことが大切です。

不規則な生活習慣は万病の元となりますので、お心当たりのある方は今一度見直してみてください。

※そのほか詳しくは以下のコラムに記載しておりますので、ぜひご覧ください。

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)とは卵胞の成長が途中で止まってしまい、卵巣内に成熟しきれなかった卵胞が溜まる状態をいいます。

東洋医学でPCOSは

  • 全身の水分代謝が悪くなる「水滞」
  • 全身の血流が悪くなる「瘀血」

によるものが多いと考えられており、糖質の摂り過ぎによって発症するとされています。

水分代謝や血流が悪くなると子宮や卵巣周囲が冷える原因になったり、血液や栄養が行き届かなくなるため卵胞がうまく育たなくなると恐れがあります。

また甘味を摂り過ぎると生殖機能と関係が深い五臓の「」の機能が低下するため、妊娠しにくくなることがあります。

PCOSは糖質の摂り過ぎには注意し、適度な運動で改善することは十分に可能ですのでお心当たりのある方は今一度見直してみてください。

※そのほか多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)については以下をご覧ください。

卵巣嚢腫(チョコレート嚢胞)

卵巣嚢腫とは卵巣内に液体が溜まってできる良性腫瘍のことをいい別名「チョコレート嚢胞」ともいわれています。

卵巣嚢腫の原因は明らかになっていませんが子宮内膜症と併して発症することが多く、子宮内膜が卵巣内で発生し溜まることがあります。

進行するとその溜まった液体や血液や卵管に癒着し、受精や着床の妨げになることから妊娠しにくくなると考えられています。

東洋医学で卵巣嚢腫は

  • 全身の血流が悪くなり、古い血液が溜まる「瘀血」
  • 代謝が悪くなり、余分な水分が体内に溜まる「水滞」

などによるものが多いと考えられており、古い血液や余分な水分が卵巣内に溜まることで発症する恐れがあります。

瘀血や水滞は

  • 偏った食生活
  • 運動不足
  • 冷え

などにより起こることが多いため、バランスのとれた食生活や運動で代謝を上げることを意識してみましょう。

※そのほか詳しい改善方法などについては記載したコラムがございますので、ぜひあわせてご覧ください。

子宮ポリープ

子宮ポリープとはポリープとよばれるきのこ状の腫瘍が子宮内にできることをいいます。

ポリープは良性のものがほとんどですができる場所や大きさ、個数などによっては着床の妨げになることから妊娠しにくくなると考えられています。

東洋医学で子宮ポリープは主に「血虚」によるものだといわれています。

血虚とは身体の血液が不足している状態をいい、血が不足すると全身の血流も悪くなるため併して「瘀血」になることがあります。

血虚によって瘀血が発生すると子宮や卵巣周囲の血流も悪くなるためポリープだできると考えられています。

子宮ポリープを改善するためには「血を補充し、巡りを良くする」ことが大切です。

  • 血を補う食品を摂る
  • 目を酷使しすぎない
  • 胃腸に負担をかけすぎない

などを意識するようにしましょう。

※詳しい内容については以下のコラムをご覧ください。

婦人科疾患は鍼灸を取り入れるとより効果的!

婦人科疾患を改善し、妊娠に至るには東洋医学に基づいた「鍼灸施術」も取り入れていただくとより効果が期待できます。

東洋医学で「女性はある程度妊娠する力をもって生まれてくる」といわれており、不摂生などによってその妊娠力が低下するため、不妊になると考えられています。

ツボとツボをつなぐ道筋を「経絡」といい、経絡は身体の構成要素である「気血」が流れています。

その気血が何らかの原因によりうまく循環できなくなっていると様々な不調へつながります。

鍼灸施術で気血の循環を良くすることで

  • 自律神経(ホルモンバランス)の調節
  • 子宮や卵巣周囲の血流改善
  • 冷え改善

などの効果が期待でき、低下してしまった妊娠力を元に戻すことで妊娠しやすい身体への導きます。

※当院の施術について疾患別に記載しておりますので、ぜひご参考ください。

心身ともに健康が妊娠への近道

今回は婦人科の疾患別に原因と改善方法についてご紹介してきましたが、妊娠に至るために大切なのは「心身ともに健康」であることです。

どのような婦人科疾患でも改善するために共通するのは生活習慣の見直しです。

お心あたりのある方は今一度、見直してみましょう。

当院では鍼灸・漢方薬だけでなく、生活習慣のアドバイスなどもおこなっておりますのでぜひお気軽にご相談ください。

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