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多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の原因を東洋医学で徹底解説!
不妊の原因はさまざまですが最近増えてるのが”多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)”です。
一般的にPCOSは20代~30代の女性に多くみられ、当院にいらしている患者様にもPCOSでなかなか妊娠に至ることができないと相談を受けることがあります。
そこで今回はPCOSを東洋医学的に原因などを徹底解説していきたいと思います。
痰湿(水滞)とは”全身の水分代謝が悪くなり、体内に余分な水分や老廃物が溜まってしまう”状態をいいます。
痰湿になる主な原因として考えられるのは”もともと胃腸が弱い、冷たいものや甘いものの摂り過ぎにより腎や消化機能(脾胃)の低下”によるものが多いと考えられています。
腎と消化機能(脾胃)は”相剋関係”といわれる”互いを抑制し合う”関係にあたります。
東洋医学の古典には”甘味は脾を補う”といわれていますが、過度に甘みを摂り過ぎると”腎の機能を抑制しすぎてしまう”ことがあります。
東洋医学の腎は”排尿だけでなく身体の水分量を調節”する働きがあり”生殖機能や発育、成長”などとも関係の深い臓のため、子宮や卵巣の機能に影響を及ぼすと”排卵障害”などの原因につながります。
瘀血とは”全身の血流が悪くなり、古くなった血液が体内に溜まる”ことをいいます。
瘀血は主に”冷えやストレス、偏った食生活”などが原因と考えられており、PCOSだけでなく”子宮内膜症や筋腫”などの婦人科疾患も瘀血によるものだと考えられています。
東洋医学では私たちの身体は”気血水”の3つの要素で構成されていると考えられており、これらがバランスを崩すと様々な症状があらわれます。
なかでも”気と血”はとても密接な関係にあり、東洋医学では”気が全身をまんべんなく巡ることで血も循環している”と考えられています。
そのためストレスなどにより自律神経が乱れると”気の巡りが滞ると全身の血流も悪くなり、瘀血につながる”と子宮や卵巣周囲の血流も悪くなることがあります。
子宮や卵巣周囲の血流が悪くなると卵胞に十分な血液や栄養が行き届かなくなるため排卵障害などにつながる原因になります。
またPCOSを改善するには生活習慣の見直しだけでなく”漢方薬”の服用も併用していただくとより効果が期待できます。
痰湿傾向の方は主に”全身の水分代謝をよくし、余分な水分を取り除く”漢方薬を使用します。
不妊で使われる代表的なものとして”温胆湯や防己黄耆湯”使用され、胃腸の弱い方は”六君子湯や補中益湯”なども使われることがあります。
また痰湿により腎機能が低下している場合は”八味地黄丸や六味丸、参茸大補丸錠”などの漢方薬で腎機能を補うこともあります。
瘀血傾向の方は主に”血流を良くし、溜まった瘀血を取り除く”漢方薬を使用します。
代表的なものは”桂枝茯苓丸、芎帰調血飲第一加減、桃核承気湯”などがあり、当院でもよく使用しています。
瘀血傾向でも血虚(身体の血が少ない)により血流が悪くなっている方には血を補う”婦人宝”が効果的です。
ですが漢方薬は体質に合ったものを服用する必要があります。
万が一体質に合っていないものを服用し続けると症状が悪化したり、まれに”下痢や腹痛”などの副作用がみられることもあります。
漢方薬を服用する際は自己判断は避け、お近くの東洋医学の専門家に相談しましょう。
【PCOS】多嚢胞性卵巣症候群の原因を知って対策しよう
PCOSではこれを摂取するととても妊娠しにくくなる
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