妊活中の方必見！着床率を上げる方法とは

妊娠に至るには着床することが大前提になります。

体外受精などでどれだけ良いグレードの胚盤胞が採れていても着床しなければ継続は難しいのが現状です。

そこで今回が着床率を上げる方法を東洋医学の観点でご紹介してきたいと思います。

まず着床率を上げるためには着床率が下がってしまっている原因を見つけることです。

一般的に「子宮や卵巣周囲の血流の悪さ」が着床しにくい原因ではないかと考えられていますが、東洋医学では血流だけでなく

• 生殖機能の低下
• 血液不足

なども考えられています。

原因を明確しその体質にあった対策をおこなうことが着床率UPにつながり、妊娠への近道となります。

※詳しくは以下のコラムに記載しておりますので、ぜひあわせてご覧ください。

東洋医学で妊娠しやすい身体とは「心身ともに健康」な状態をいい、女性はみんな妊娠する力をある程度もって生まれてくると考えられています。

生まれ持った妊娠力が不摂生などにより低下するため、妊娠しにくくなる（着床率が下がる）といわれています。

そのため着床率を上げるには妊娠力が低下している原因を取り除き、妊娠力を元に戻すことが大切です。

先ほど東洋医学では

1. 生殖機能の低下
2. 血液不足

が原因になることが多いとご紹介しました。

これらの体質傾向を改善していただくことが妊娠への近道になります。

東洋医学で夜の睡眠は「自律神経を整え、生殖機能と関係が深い腎機能を高める時間」と考えられています。

そのため生殖機能を高めるには質のいい睡眠がとても重要になってきます。

睡眠時間がしっかり確保できていても

• よく夢をみる
• 夜中や朝方に目が覚める
• 夜間尿（夜中のお手洗い）

などの症状がある場合は質のいい睡眠がとれているとは言えません。

まずは夜更かしを控え、就寝時間と起床時間を一定にするように心がけましょう。

※睡眠の質については詳しく記載したコラムがございますので、以下をご覧ください。

目や脳の使い過ぎは情報を処理するためにたくさんの血を消耗します。

そのため、目や脳にばかり血を使っていると他の臓腑が必然的に「虚血状態」に陥ることがあります。

私たちの身体は生命を維持するために心臓や肺など大きい臓腑へ優先的に血を送るため、子宮や卵巣へは後回しになる恐れがあります。

子宮や卵巣への十分な血が送られなくなると子宮内膜が薄くなり、着床率が下がる原因になります。

特に就寝前の電子機器は睡眠の質にも影響を及ぼすため、控えるようにしましょう。

東洋医学では口から取り入れた飲食物が血や栄養となり、全身を循環するという概念があります。

そのため血は主に消化機能を主る「胃腸」が機能することで生成されると考えられています。

食べ過ぎや偏った食生活は胃腸に負担をかけ、血を消耗し子宮や卵巣に十分や血や栄養を届けれられなくなる恐れがあります。

日頃から

• バランスの摂れた食生活
• 腹八分目

などを意識するようにしましょう。

※そのほか詳しくは以下のコラムをご覧ください。

着床率を上げるためには「漢方薬」を併用していただくとより効果が期待できます。

生殖機能の低下が原因の場合は「補腎剤」を血液不足によるものの場合は「補血剤」をよく使用します。

ですが漢方薬は体質に合ったものを服用しなければ効果はありません。

万が一、体質に合っていないものを服用し続けると下痢などの副作用が出る場合もございますので漢方薬を服用する際は自己判断を避けお近くの東洋医学者に相談しましょう。

※着床率を上げる漢方薬については詳しく記載したコラムがございますので、以下をご覧ください。

今回は「着床率を上げる方法」についてご紹介してきましたが、途中でもお伝えしたように妊娠に至るためには心身ともに健康であることが一番大切です。

低下してしまった妊娠力を元に戻す方法は様々ですが、妊娠しにくくなっている身体の「体質改善」をおこなうことが一番の近道です。

今回ご紹介してきた卵子の質を上げる方法があくまでも着床率を上げる手段の一つとしてお考え下さい。

着床率を上げる方法を取り入れていても不規則な生活が続いていては体質改善するまでに時間がかかってしまいますので、まずは基本的な生活習慣を見直してみましょう。

※妊活中の生活習慣については詳しく記載したコラムがございますので、ぜひあわせてご覧ください。