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東洋医学で妊娠しやすい身体とは「心身共に健康」な状態をいいます。

普段、当たり前に感じている不調が実は身体からのヘルプサインであり、場合によっては卵巣の機能が衰えているサインかもしれません。

そこで今回は卵巣の機能が衰えているサインかもしれない要注意な症状をご紹介していきたいと思います。

東洋医学による卵巣機能の衰えとは?

東洋医学で子宮や卵巣などの生殖機能は五臓の「」と深い関係があると考えられています。

腎機能は排尿も主りますが成長や発育・発達などの働きもあり年齢とともに低下していきます。

ですが不摂生などにより年齢に比べ腎機能が低下してしまうと身体の老化が進行します。

つまり身体の老化が進行するということは女性の場合、子宮や卵巣などの機能が衰える原因につながります。

不妊治療ではよく卵巣の年齢(卵巣予備能)を「AMH(抗ミュラー管ホルモン)」とあらわしていますが、年齢よりもAMH値が低い方はこの腎機能が低下していると考えることができます。

※そのほかAMHについては以下のコラムに詳しく記載しておりますので、ぜひあわせてご覧ください。

卵巣機能が衰えているサイン⁉要注意な症状5選

東洋医学で子宮や卵巣などの生殖機能は五臓の「」と関係が深いと考えられています。

つまり卵巣機能が低下しているサイン=腎機能が低下していることを示します。

腎機能が低下すると身体の老化が進行するため様々な症状があらわれます。

そのなかでも注意が必要な症状は

  1. 髪の症状
  2. おりものの量が減る
  3. 寝汗
  4. 低温期の体温が高い
  5. 夜間尿

の5つです。

髪の症状は老化進行のサイン

東洋医学で「」は腎が主ると考えられているため、腎機能が低下すると髪に症状があらわれることがあります。

例えば

  • 薄毛
  • 白髪

などの変化は身体の老化が進行するとあらわれやすい症状になります。

また東洋医学で女性は7の倍数の年齢で身体が変化(成長)すると古典に記載されており、白髪などの症状は「42歳」といわれています。

42歳前後に相当していないにも関わらず髪の症状があらわれる場合は年齢よりも老化が進行し、卵巣機能が低下している恐れがあるため注意が必要です。

おりものの量が減る

東洋医学でおりものは「腎陰」と関係が深いと考えられています。

腎機能にも「陰陽」が存在しており、腎陰とは身体の各臓器を水や血液で滋潤するはたらきがあります。

おりものは主に身体の水分や血液などから生成されるため、おりものの量が減っているということは腎機能の滋潤作用が低下していることを示します。

おりものが減っていると精子が子宮内に侵入しにくくなるため身体の状態をあらわすとても重要なものです。

腎機能は年齢とともに低下していくものではありますが、極端におりものが減ったりする場合は卵巣機能が低下しているサインかもしれません。

寝汗

寝汗を東洋医学では「盗汗」ともいい、眠っている間にエネルギーや水分を盗んでいるという意味があります。

寝汗は主に「陰陽のバランス」が乱れることが原因だと考えられており

  • 昼間(陽)の時間⇒発汗することで余分に溜まった熱を発散
  • 夜間(陰)の時間⇒休息をとることで失ったエネルギーや潤いを腎機能の力で補う

時間にあたります。

ですが腎機能が低下していると夜に消耗したエネルギーや潤いを補いきれず、本来発散しないといけいない熱が昼間に発散できなくなることがあります。

(夏場でも汗をかきにくいという方の多くはこれに当てはまります。)

そのため夜間に休息をとると腎機能が補われ、昼間に発散しなければならない熱が寝ている間に汗として出ることがあります。

よって寝汗の症状は腎機能が低下している(特に腎陰)ことが原因と考えられるため卵巣機能も低下している恐れがあると考えることができます。

低温期の体温が高い

東洋医学で卵胞を育てる低温期は「腎機能」が深く関係していると考えられています。

腎機能でも特に「腎陰(滋潤作用)」の

  • 卵巣の発育
  • 卵巣液の充実を助ける

など働きによって低温期が維持され卵胞を育てる期間になります。

そのため低温期の体温が高い傾向がある方は腎陰が不足し、卵巣機能が低下している恐れがあるため注意が必要です。

※低温期の体温の高さを改善する方法は詳しく記載しているコラムがございますので、ぜひあわせてご覧ください。

低温期なのに基礎体温が高い!改善する方法とは

夜間尿

東洋医学の腎機能は成長や発育、生殖器官だけでなく「排尿」とも関係があります。

そのため腎機能が低下すると排尿のトラブルが多くみられます。

特に「夜間尿」は寝汗と同様に夜に消耗したエネルギーや潤いを補いきれず、本来昼間に排出される尿が出にくくなることがあります。

(よく水分を摂るにも関わらずお手洗いに行く回数が少ない方は特に注意です)

夜に睡眠をとることで腎機能が補われるため昼間に排出できなかった尿を出そうと機能するため夜中にトイレが行きたくなると考えることができます。

※そのほか夜間尿については以下のコラムをご覧ください。

卵巣機能を高めるにはまず生活習慣の見直しを

卵巣機能は年齢とともに低下することは必然であり、必要なため防ぐことはできませんが老化の進行は遅らせることができます。

卵巣機能を高める方法は様々ですが、どんな不調であっても共通するのは「生活習慣の見直し」です。

お心当たりのある方はまず規則正しい生活習慣を心がけることからはじめてみましょう。

※妊活中の生活習慣については詳しく記載したコラムがございますので、ぜひあわせてご覧ください

腎機能を高める食べ物も効果的!

また卵巣機能は五臓の「」と関係が深いため、腎機能を高める食べ物を積極的にとっていただくこともおすすめです。

東洋医学では

  • 黒いもの(黒豆や黒ごま、ひじき、黒きくらげなど)
  • 粘り気のあるもの(山芋、納豆、めかぶなど)
  • 塩辛いもの(塩、海鮮類など)

が腎機能を高める食べ物だと考えられています。

普段の食事に取り入れてみましょう。

※そのほか詳しくは以下のコラムをご覧ください。

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