妊娠報告

当院の不妊漢方薬や不妊鍼灸を受け妊娠された方の声や報告をご紹介しています

Iさんは2017年にご結婚され、その1年後に自然妊娠されました。

ですが9カ月後に原因の分からない死産という結果になってしまいました。

それから2年後に不妊専門クリニックで体外受精を開始され採卵2回、移植5回されました。

2回目の移植では着床したのですが流産という結果で、次も採卵からすすめていくが、身体を整えてから採卵したいとのことで当院に来院されました。

お身体を拝見すると、頭痛、目が渇く、甘い物が好き、運動していない、朝起きにくい、むくみ、顔が火照るなど、甘い物の過食や運動不足が腎（東洋医学では卵巣や子宮の働き）に負担をかけているようでした。

そこで漢方薬は腎の陰気や目を補い潤いを与える杞菊地黄丸を処方し、鍼灸は腎をしっかり補い、心の熱を取り去る施術をおこないました。

養生法としては、甘いものを控える、適度な運動をする、ネバネバ野菜、天然塩、味噌を摂り、白米は玄米や雑穀米に代えることなど実践してもらいました。

当院での施術を開始して体調が良くなっていることを実感され、この調子で身体づくりをすれば自然妊娠も可能なのではとお考えになり、予定していた体外受精をも少し先に延ばされることになりました。

初診で来院された3月から10月までの間、身体づくりと併用しながら自己タイミングだったりタイミング療法を継続されました。

結局自然妊娠は叶いませんでしたが、この7か月間にご自身の身体に目を向け、リラックスした状態で過ごせたことが良かったのではないかと思います。

10月に採卵となり8個採れて、4個をふりかけ、4個を顕微授精で受精させて3個の胚盤胞を確保されました。

グレードは3BB、3BA、4BBとのことでした。

そのうちの1個を12月に移植し判定で陽性がでたのですが、HCGが50でどうかなと思いましたがやはり流産になり、2月に再度移植となりました。

2月移植して陽性、今回はHCGも400としっかりあります。

その後、胎嚢、心拍と確認され妊娠継続して、現在33週となりました。

以前に３6週で死産を経験されているので、その週数がくるのが怖いと感じていらっしゃいます。

そのためにも身体づくりを継続され自信を保たれているようです。

私も漢方鍼灸で最後まで寄り添えたらなと思います。

吹田市から当院までは電車を使って来られる場合、JRおおさか東線を利用いただくと便利です。

「新大阪」からJRおおさか東線で「放出」で乗り換え「住道」まで18～22分と便利です。

JR学研都市線「住道」駅からは徒歩3分のところにあり、雨が降っていてもほとんど傘をささずにお越しいただけます。

→吹田市からも来院される3つの理由はこちら