大阪府
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不妊の原因は様々ですが、低温期の基礎体温が基準よりも高いと妊娠しにくいと考えられています。
基礎体温は女性ホルモンの状態などの現れることがあるため、整えることは大切です。
そこで今回は低温期の体温を下げる方法をご紹介していきたいと思います。
陰虚と血虚ともに意識していただきたいのは
身体の潤いや血液を補う食材を摂取する
汗をかきすぎない
夜更かしせず、早寝早起きを心がける
夏野菜や果物は身体を潤し、熱を冷ましますが身体を冷やす作用が強いため、あまりおすすめできません。
余分な熱を鎮めるものとして”豚肉、はまぐり、れんこん、ゆり根、白きくらげ、豆腐“などや粘り気のある”納豆や山芋、オクラ、めかぶ、もずく”など生殖機能と関係の深い腎機能を高めつつ、身体の潤いを補うはたらきがあるため、積極的に摂っていただくことがおすすめです。
また血虚傾向にある方は”枝豆やそら豆”など皮に包まれている豆類は血を補う働きがあるので、一緒に摂取しましょう。
そのほか鉄分が多く含まれている食材については以下のコラムをご覧ください。
東洋医学では”汗血同源”といわれており、発汗しすぎると体内の水分量が減少や血液の消耗につながると考えられらています。
また水分量が減ると血液循環も悪くなるため、子宮や卵巣に十分な栄養や血液が行き届かなくなってしまい、低温期の基礎体温が高くなるだけでなく卵子の質などにも影響を及ぼす可能性もあります。
汗をかくことは“熱の放散”にもなるため、湿気が溜まりやすい梅雨の時期などは発汗する必要はありますが、むやみにサウナや岩盤浴、炎天下での運動など過剰に汗をかくことは避けましょう。
東洋医学では安静にする夜間に”陰のエネルギー(身体の潤い)を補う“と考えられています。
特に午後7時~午前5時あたりは自律神経や生殖機能などと関係が深い時間帯になっています。
夜更かしを続けると陰のエネルギーが不足する原因や自律神経の乱れ、生殖機能の低下など様々な原因につながる恐れがあります。
徹夜明けなどに身体がほてるのは陰のエネルギーが消耗し、潤いが不足している証拠です。
休日など関係なく、夜更かしはせずに日頃から早寝早起きを心がけましょう。
低温期の体温が高く”陰虚“の傾向がある方は”陰を補い、身体に潤いを与える“効果が期待できるものや熱感が強い場合は余分な熱を抑える漢方薬を使用することもあります。
身体に潤いを与える生薬”地黄(じおう)“が含まれている
などがよく使用されます。
また”血虚”傾向にある方は血を補う効果が期待できる漢方薬を使用します。
代表的なものとして
などがよく使用されます。
ご紹介した養生を漢方薬を併用していただくととても効果的ですが、漢方薬は体質に合っていないものを服用すると症状が悪化する恐れがあります。
そのため自己判断での服用は避け、お近くの東洋医学の専門家に相談しましょう。
【妊活】低温期の体温が高い方の原因と対策とは
【妊活】低温期に卵胞が育たない1つの原因と対策
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