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妊娠・出産に至るための絶対条件は着床することです。

着床率を上げるための一つの方法としておすすめなのは「漢方薬」です。

そこで今回は着床率が上がる効果が期待できる漢方薬をご紹介していきたいと思います。

着床率を上げる漢方薬

東洋医学で着床率が下がる原因として多いと考えらえているのは

  • 生殖機能の低下
  • 身体の血液不足

の2つです。

※これらの体質傾向については詳しく解説したコラムがございますので、そちらをご覧ください。

着床率を上げるためには体質改善をしていただくことが一番の近道です。

その方法の一つとしておすすめなのが「漢方薬」です。

体質別におすすめの漢方薬をご紹介していきたいと思います。

生殖機能の低下により着床しにくい場合は

  1. 八味地黄丸
  2. 杞菊地黄丸

身体の血液不足により着床しにくい場合は

  1. 婦人宝
  2. 加味逍遙散

などがおすすめです。

生殖機能の低下がみられる方は腎機能を高める漢方薬

東洋医学で五臓の「」は発育・発達、生殖機能(子宮や卵巣など)と関係が深く、生殖機能の低下により着床率しにくくなっている場合は

  1. 八味地黄丸
  2. 杞菊地黄丸

など腎機能を高める漢方薬がおすすめです。

  • 1
    八味地黄丸

八味地黄丸とは腎機能を高め、身体を温める代表的な漢方薬です。

腎機能の低下だけでなく

  • 冷え(特に下半身)
  • 泌尿器のトラブル(頻尿、残尿感、夜間尿など)
  • 卵胞が育たない
  • 高温期にならない

などの症状がみられる方によく使用します。

腎機能を高める漢方薬のには「地黄(じおう)、山茱萸(さんしゅゆ)、山薬(さんやく」が含まれていますが、それに加え八味地黄丸は「附子(ぶし」といわれる生薬が含まれているのが特徴です。

附子には強い温煦(身体を温める)作用があり、冷えなどの症状にとても効果的なため、生殖機能の低下だけでなく、冷えのある方におすすめです。

  • 2
    杞菊地黄丸

杞菊地黄丸は生殖機能を高めるだけでなく、血液を補充する漢方薬です。

  • のぼせや火照り
  • 目の症状(ドライアイやかすみ目など)
  • おりものや経血量が少ない
  • のどがよく渇く

などの症状がみられる方によく使用します。

杞菊地黄丸は八味地黄丸と同じように腎機能を高める生薬が含まれていますが、それに加え「枸杞子(くこし)や菊花(きくか)」が含まれています。

枸杞子や菊花は滋養強壮や血液の補充などの効果が期待でき、全身のエネルギー循環も良くするため、自律神経の乱れがある方にもおすすめの漢方薬です。

身体の血液が不足している方は血液を補充する漢方薬

月経などの出血により身体の血液が不足して着床がしにくくなっている場合は

  1. 婦人宝
  2. 加味逍遙散

など血液を補い、全身の血流をよくする効果が期待できる漢方薬がおすすめです。

  • 1
     
    婦人宝

婦人宝は身体の血液を補充し、身体を温めることで循環を良くする漢方薬です。

  • 貧血症状
  • 冷え症
  • 経血量が少ない
  • 月経痛

などの症状がみられる方によく使用します。

婦人宝には身体の血液を補充する「当帰(とうき)や川芎(せんきゅう)」が含まれており、川芎には血液循環を良くする効果もあります。

婦人宝の一番の特徴は「阿膠(あきょう」が配合されていることです。

阿膠とは「ロバの皮」のことをいい、月経不順や月経痛、不正出血、肌荒れ、産後の抜け毛など女性特有の症状に効果があるといわれており妊活中の方に大変おすすめの漢方薬の一つです。

  • 2
     
    加味逍遙散

婦人科三大漢方の一つである加味逍遙散は血液を補充することで身体のエネルギー循環や血流を良くし、バランスを整える漢方薬です。

  • イライラ
  • 肩こりや頭痛
  • 眠りが浅い(よく夢をみる、夜中に目が覚めるなど)
  • 月経周期が遅め

などの症状がみられる方によく使用します。

加味逍遙散には血液の補充をする「当帰(とうき)や芍薬(しゃくやく)」だけでなく、全身のエネルギー循環をよくする「柴胡(さいこ)」や熱冷ましの「牡丹皮(ぼたんぴ)や山梔子(さんしし)」なども含まれているのが特徴です。

血液不足だけでなく、自律神経が乱れやすい方におすすめの漢方薬です。

漢方薬の服用は自己判断を避けて!

着床率を上げる漢方薬をいくつかご紹介しましたが、すべての方が4種類のどれかに当てはまるわけではありません。

漢方薬は体質に合ったものを服用する必要があります。

万が一体質にあっていないものを服用し続けた場合、症状が悪化したり、下痢などの副作用が出ることもまれにあります。

そのため漢方薬を服用する際は自己判断を避け、お近くの専門家にご相談しましょう。

※当院では鍼灸施術だけでなく、体質に合った漢方薬の処方もおこなっておりますので、お心当たりのある方はぜひ一度ご相談ください。

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