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妊活において子宮内膜の厚さは「着床率」などに関係するため、とても重要視されています。

ですがクリニックでは指摘されていなくても、子宮内膜が薄くなってしまっているケースもあります。

そこで今回は子宮内膜が薄くなっているサインかもしれない、要注意の症状を東洋医学の視点でご紹介していきたいと思います。

妊活ではなぜ子宮内膜の厚さが大切?

受精した卵が着床する子宮内膜は妊活においてとても重要視されており「受精卵のベッド」といわれています。

ですが何らかの原因により子宮内膜が薄くなると着床するために十分なベッドがつくられないため

  • 着床障害
  • 早産・流産

などにつながることがあります。

そのため子宮内膜が厚さある=良質なベッドで着床しやすいと考えられています。

子宮内膜が薄くなっているかもしれない⁉要注意の症状3選

東洋医学で子宮内膜が薄くなる原因とて考えられているのは「血液不足(貧血)」です。

クリニックの血液検査で貧血の指摘を受けていなくても血液不足になっていることは多いです。

そのサインとして気をつけていただきたい症状は

  1. 髪がよく抜ける
  2. 皮膚が乾燥しやすい
  3. 目の症状(かすみなど)

の3つです。

それぞれ解説していきたいと思います。

※不妊を貧血の関係性については詳しく記載したコラムがございますので、以下からご覧ください。

髪がよく抜ける

東洋医学で毛髪は「血余」といわれており、血液の一部だと考えられています。

血液は私たちが生きていくために必要不可欠なものです。

ですが何らかの原因により血液が不足すると生命を維持するために肺や心臓などの大きな臓器へ優先的に血液が送られます。

そのため毛髪への血液は後回しになり、十分な栄養が行き届かず抜けやすくなると考えられています。

毛髪は生殖機能とも関係が深い⁉

また髪が抜けやすくなるのは血液不足だけでなく、五臓の「」の機能が低下でも症状があらわれることがあります。

腎と毛髪は関係が深いと東洋医学の古典に記載されており

  • 生殖機能
  • 発育・成長

​などを主るため、妊活に至るには欠かせない機能です。

腎機能が低下すると子宮内膜が薄くなるだけでなく、子宮や卵巣の機能も低下するため「月経不順や排卵障害」などの原因にもつながる恐れがあります。

よって抜毛が増えるのは妊娠しにくい体質になっているサインと考えることができます。

皮膚が乾燥しやすい

東洋医学で血は全身に栄養を届けるだけでなく「身体を潤す」効果もあると考えられています。

身体の潤いを保つのは体液など水分の印象がありますが、中医学では「皮膚は内臓の鏡」ともいわれており、栄養状態なども現れます。

血は口から取り入れた飲食物により栄養として全身に行き届けるため、血が不足すると皮膚に栄養が行き届かず、乾燥する原因になることがあります。

そのため皮膚の乾燥がしやすいと子宮内膜が薄くなっているサインと考えられています。

身体の潤いそのものが不足するケースも

皮膚の乾燥は血不足だけでなく、身体の潤いそのものが不足する「陰虚」でも起こります。

陰虚とは五臓の腎にある身体を潤し、冷やす作用が低下している状態をいいます。

腎の潤す作用が低下すると皮膚の乾燥だけでなく

  • ほてり(特に手足)やのぼせ
  • のどの渇き
  • 寝汗
  • 便秘

などの症状もあらわれることがあります。

生殖機能は妊娠に至るために必要不可欠ですので、皮膚の乾燥は妊娠しにくい体質になっている恐れもあるため注意が必要です。

目の症状(かすみなど)

東洋医学で目は五臓の「」ととても深い関係と考えられており、肝には血を蓄え、必要に応じて全身に循環させるはたらきがあります。

そのため

  • 眼精疲労
  • 視力の低下
  • かすみ目

などの不調は目や脳の使い過ぎにより、血を消耗しているサインです。

肝に蓄えている血を目や脳ばかり使っていると他の臓腑に配る血液が少なくなってしまいます。

特に四肢末端や子宮、卵巣は毛細血管が多いため血液が行き届きにくく後回しになることが多いため、目の不調は子宮内膜が薄くなっている恐れがあると考えられています。

五臓の「肝」は自律神経とも関係が深い

五臓の肝は血を蓄え、全身に巡らせるだけでなく「自律神経」も主ります。

そのため肝の機能が失調すると自律神経が乱れるため、女性ホルモンのバランスが崩れる原因にもつながります。

女性ホルモンが崩れると子宮内膜を厚くするために必要なホルモンの分泌が低下したりする恐れがあるため、自律神経の乱れも子宮内膜が薄くなる原因の一つといわれています。

自律神経は目や脳の使い過ぎだけでなく

  • 過度な緊張やストレス
  • 不規則な生活

なども影響を及ぼすため注意が必要です。

心身共に健康であることが妊娠への近道

子宮内膜が薄くなっているサインを東洋医学の視点からご紹介しましたが、妊娠に至るために大切なのは「心身ともに健康」であることです。

普段とは異なる不調があるということは身体からのヘルプサインでもあります。

子宮内膜は血の不足だけでなく、自律神経の乱れや不規則な生活が引き金になることもありますのでまずは基本的な生活習慣を見直してみてください。

※妊活中の生活習慣については詳しく記載したコラムがございますので、ぜひあわせてご覧ください。

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