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みなさん、生理痛があるのは当たり前だと思っていませんか?

東洋医学で生理痛は当たり前ではなく身体からのヘルプサインとして出ると考えられており、妊娠しにくい体質になっているかもしれません。

そこで今回は体質別に生理痛を改善する方法をご紹介していきたいと思います。

東洋医学で考える生理痛の原因

東洋医学で生理痛は「不通則痛(ふつうそくつう)」といわれ、通じざればすなわち痛むという意味があります。

身体の構成要素である気血水が何らかの原因により、うまく循環できず痛むが起こると考えられています。

生理痛の原因は様々ですが、特に多いと考えられているのは

  • 気滞瘀血
  • 寒凝胞中
  • 気血両虚

などの体質傾向が関係しています。

※これらの体質については詳しく解説したコラムがございますので、ぜひあわせてご覧ください。

体質別!生理痛を改善する方法

生理痛を改善するためには「体質改善」をおこなうことが一番の近道です。

体質によって対策や改善方法が異なるため、ネットの情報を鵜呑みにするのは大変危険です。

  1. 気滞瘀血
  2. 寒凝胞中(かんぎょうほうちゅう)
  3. 気血両虚

それぞれによる生理痛の改善方法をご紹介していきます。

気滞瘀血は食生活の見直しとストレスの緩和を

気滞瘀血とは全身のエネルギー循環が悪くなりることで血流も悪くなる状態をいいます。

気滞瘀血による生理痛の多くは

  • 偏った食生活
  • 過度な緊張やストレス

によるものです。

なかでも東洋医学では食生活がかなり重要視されており、口から取り入れた飲食物が消化吸収されることで血液や栄養となり、全身を循環します。

ですが偏った食生活が続くと血液がドロドロになり子宮や卵巣周囲の血流が悪くなるため生理痛の原因になります。

野菜を中心としたバランスのいい食生活を心がけ

  • 甘いお菓子やジュース
  • 油物(脂身やトランス脂肪酸なども含める)
  • 小麦
  • 添加物の多いもの

などは不妊の原因にもなるため控えるようにしましょう。

※詳しくは以下のコラムをご覧ください。

ストレスの緩和も忘れずに!

過度な緊張やストレスは身体に力が入り、緊張するため血流が悪くなる原因になります。

ストレス社会といわれている現代ではストレスをなくすことは難しいですが、緩和することは十分に可能です。

ストレスを緩和するために大切なのは

  • ストレスの根本に気づく
  • 感謝の気持ちを忘れない
  • 第三者の目線をもつ

の3つです。

ストレスの多くは「家庭環境や幼少期のトラウマ」などが影響していると考えられており、月日が長いほどストレスを取り除きにくくなってしまいます。

まずは普段の何気ない日常を当たり前だと思わず、感謝する気持ちを忘れないように心がけましょう。

※詳しいストレスの解消法については以下のコラムをご覧ください。

寒凝胞中(かんぎょうほうちゅう)は身体を冷やさないように

東洋医学で「胞中」とは子宮のことを指し、寒凝胞中(かんぎょうほうちゅう)とは冷えにより子宮内の血液が凝固している状態をいいます。

寒凝胞中による生理痛の多くは

  • 身体を冷やすものの摂り過ぎ(生ものや冷たい飲み物など)
  • 雨や冷たい風の当たり過ぎ

によるもののため、身体を冷やしすぎないようにすることが改善につながります。

東洋医学で

  • 生もの(海鮮や野菜、果物も含める)
  • 冷たい飲み物
  • カフェインを含むもの

などは身体を冷やす作用があると考えられているため子宮も冷える恐れがあります。

冬場だけでなく、夏場でも冷たいものの摂り過ぎには十分注意しましょう。

雨や冷たい風の当たり過ぎも冷えの原因に

東洋医学で雨や風、寒さなどの外的な刺激を「外邪」といい、身体の外から皮膚や鼻、喉を通じて侵入し体内で悪さをすると考えられています。

雨や冷たい風などは特に「寒邪や風邪」などと関係が深く、当たり過ぎると冷えや免疫機能の低下につながります。

身体を冷やすものだけでなく

  • 過度に露出するような服装は控える
  • ストールなどを巻く
  • 腹巻やレッグウォーマーをする

などしっかり防寒するように心がけましょう。

※妊活中の温活については詳しく記載したコラムがございますので、ぜひあわせてご覧ください。

気血両虚はしっかり睡眠をとり、食べ過ぎには気をつけよう

気血両虚とは生命エネルギーである「」と血液である「」の両方が不足している状態をいいます。

気血両虚による生理痛の多くは

  • 過労や生活の不摂生(特に睡眠不足など)
  • 胃腸の弱り

などが原因と考えられています。

東洋医学で気血は密接な関係と考えられており、過労や睡眠不足によりエネルギーを消耗しすぎると気血両虚の原因になることがあります。

エネルギーを回復するために一番大切なのは「睡眠」です。

睡眠時間を十分に確保することはもちろんですが

  • 就寝と起床時間を一定にする
  • 夜更かしをしない
  • 質のいい睡眠をとる

など規則正しい生活を心がけるようにしましょう。

※質のいい睡眠をとる方法については以下のコラムをご覧ください。

胃腸が弱い方は腹八分目を意識しよう

東洋医学では口から取り入れた飲食物が気血となり全身を循環すると考えられているため、胃腸の弱い方は食べ過ぎにも注意が必要です。

胃腸の弱い方は強い方と同じ量を食べてしまうと消化・吸収が追い付かず「消化不良」を起こす原因になります。

消化不良を起こすと取り入れた飲食物を消化・吸収できないため、気血が生成されず気血両虚になる傾向があります。

食べ過ぎや特定のものを食べると下痢などの症状が現れる方は消化不良を起こしている可能性があるため、お心当たりのある方は

  • 腹八分目
  • 30回以上噛んで食べる
  • 消化しにくいものは控える(小麦や脂っこいものなど)

などを意識してみましょう。

まずは規則正しい生活を

体質別に生理痛の改善方法をご紹介しましたが、一番大切なのは「心身ともに健康」であることです。

生理痛があることは当たり前ではなく、身体からのヘルプサインでもあります。

どんな体質であっても共通するのは基本的な生活習慣を整えるということですので、お心当たりのある方はまず生活習慣の見直しからはじめてみましょう。

※当院では鍼灸や漢方だけでなく、生活習慣のアドバイスなどもおこなっておりますので、ぜひ一度当院にご相談ください。

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