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妊活に欠かせない「温活」、おすすめの方法をご紹介!

温活とは”身体を内側と外側から温め、適正な体温になるよう基礎体温をあげる活動や習慣”のことをいいます。

本来、理想の体温は“36.5~37.0℃”といわれていますが、近年では基礎体温が”36.0℃も満たない人”が増えています。

妊活中の方にとって冷えは不妊の原因につながるため大敵です。

日頃から身体を冷やさないように外側から温めることはもちろんですが”内側からも身体を温めてあげる”ことがとても重要になってきます。

そこで今回は当院がおすすめする妊活中の温活についてご紹介してきたいと思います。

なぜ妊活中に「温活」は必要?

身体を冷やしてしまうと全身の血流が悪くなります。

その場合、人間の身体は生命を維持しようと心臓などの臓器へ先に血液を送るため子宮や卵巣は他の臓器に比べ冷えやすくなってしまいます。

子宮周囲の血流が悪くなると“卵巣機能が低下”し、卵子自体の発育に影響が出たり、“排卵障害”になってしまうことがあります。

発育が不十分な卵子は質が下がり、受精がしにくく妊娠の確立も下がってしまいます。

また子宮内の血流が悪くなると子宮内膜がつくられなくなるため“着床障害”の原因にもつながったり、着床したとしても“流産”の可能性が高まるともいわれています。

これらの理由から“冷え”は妊活の妨げになる原因の一つになるため、妊娠しやすい身体づくりに温活は欠かせません。

今日からはじめられる温活4選

温活を取り組むにあたって一番大切なのは”身体の中から温める"ということです。

もちろん”レッグウォーマーや腹巻き”などで冷え対策をすることも重要ですが、身体の内側を冷やし続けていては意味がありません。

温活は様々な方法がありますが、当院で特におすすめする温活のは

  • 身体を冷やすものは避け、温める作用のある食べ物を摂る
  • 入浴方法を見直す
  • 質の良い睡眠を摂る
  • 適度に運動をする

の4つです。

詳しく解説していきます。

身体を冷やすものは避け、温める作用のある食べ物を摂る

普段の食生活から身体を冷やす食べ物や飲み物は控え、身体を温める効果のあるものを積極的に摂取しましょう。

中国の伝統的な医学(中医学)には”薬膳”があり”食べ物の性質や効能を活かして食事に取り入れることで心身の健康を保つ”という概念があります。

薬膳では主に食べ物の性質を”熱、温、涼、寒”の4つに分類されており、またどちらにもあてはまらないものを”平性”とあらわします。

熱、温性には”身体を温める作用”があり

  • 熱性→唐辛子やコショウ、山椒、八角、シナモンなど
  • 温性→シソやネギ、生姜、にんにく、にんじん、たまねぎ、かぼちゃ、ニラ、栗、鶏肉、アジ、いわしなど

が代表的です。

温活中は熱、温性のある食べ物を積極的に取り入れましょう。

また涼、寒性には”身体を冷やす作用”があり

  • 涼性→小麦、セロリ、きゅうり、レタス、ほうれん草、ナス、大根、リンゴ、いちご、鴨肉など
  • 寒性→トマト、ゴーヤ、れんこん、バナナ、キウイ、メロン、豆腐、かに、タコ、海藻類など

があてはまるため、摂り過ぎには注意しましょう。

大根やれんこんなどの冬に旬の野菜は身体を温める作用があるイメージですが、薬膳では「異なることがあります。

涼、寒性の食べ物は”加熱”するなど調理法を工夫することで冷やす作用が緩和することができます。

熱、温性の食べ物を積極的に摂り、冷やす作用がある涼、寒性の食べ物は調理法を工夫して摂っていただければ十分温活になるため日頃から意識してみましょう。

入浴方法を見直そう!

忙しい、面倒などを理由にシャワーだけで済ませていませんか?

当院にいらしている患者様にも”シャワーだけで済ましてしまう”という方がたくさんいらっしゃいます。

特に夏は暑いから湯船に浸からなくても大丈夫だろうと思っている方が多いのではないでしょうか。

夏こそ”冷房や冷たい食べ物や飲み物をとる機会も多いため、身体が冷えている”方がとても多いです。

例えば”朝起きた時に足が鉛のように重たく感じたり、肩こりや頭痛を感じたりする”場合は冷房によって冷え、血流が悪くなってしまっているサインなので要注意です。

そのため季節関係なく、入浴の際は“湯船にしっかり浸かる”ようにしましょう。

個人差があるため、のぼせない程度に”38℃~40℃ぐらいの少しぬるめのお湯に10~15分”ほど湯船に浸かっていただくことがおすすめです。

お風呂は身体を温めてくれるだけでなく、疲労回復や快眠効果などにもつながるため一度見直してみてください。

質の良い睡眠でストレスを軽減

東洋医学でストレスは五臓(肝、心、脾、肺、腎)の“肝”に影響するといわれています。

肝には“気や血を全身に巡らせる”はたらきがあり“夜更かしなどの不規則な生活や睡眠不足などによるストレスは肝の機能を失調”させてしまいます。

肝の機能が失調すると”気や血が全身に巡らなくなってしまうため、血流が悪くなってしまい冷えの原因になる”ことがあります。

寝る直前の電子機器などは脳を活性化させ、交感神経が優位になった状態になってしまうため睡眠が浅くなってしまいます。

睡眠に入る30分前にはPCやスマホなどの使用は控え、7~8時間睡眠をとるように心がけましょう。

十分な睡眠をとることでストレス軽減や免疫力のアップにもつながり、疲れにくい身体になります。


妊娠しやすい身体づくりには“健康”であることが大前提ですので意識してみましょう。

適度な運動をする

女性は男性に比べ筋肉量が少ないうえに脂肪が多いため冷えやすい体質の方が多く、運動不足は血流が悪くなる原因にもなります。

適度な運動をすることで全身の血流が良くなると冷えも改善されます。

運動が苦手な人は“普段エレベーターを使っているところを階段に変えてみたり、家の周囲を30分早歩きをして散歩する”なども適度な運動につながり効果的です。

過度な運動は逆効果になることもあるため、自分の体力にあった運動量からはじめてみましょう。

また、骨盤回りや股関節のストレッチなども子宮や卵巣周囲の血流が良くなるためおすすめです。

妊活中の運動については詳しく記載した記事がございますのでそちらをご参考ください。

妊活中にするべき!血流を改善するおすすめの運動

まとめ

身体が”冷えていると妊娠に至ることができないわけではありませんが冷えは万病のもと“という言葉があるように身体が冷えていると様々な不調がでてきてしまいます。

妊娠しやすい身体づくりをおこなうにあたって一番大切なのは”心身ともに健康”であることです。

そのため妊活中は身体を冷やさないようにするだけでなく、食事や睡眠などの”生活習慣”もとても重要になってきます。

そのため、あくまでも温活は”妊娠しやすい身体づくりの一環”としてお考え下さい。
 

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