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不妊の原因は様々ですが、その一つとして考えられているのが「貧血」です。
女性は月経があるため血液が不足しやすく、クリニックの血液検査で診断される方もとても多いです。
そこで今回は東洋医学で考える貧血になる原因をご紹介していきたいと思います。
血虚傾向がある方で近年一番多いと考えられているのが「目や脳の使い過ぎ」によるものです。
お仕事だけでなく、日常的にスマホやパソコンなどの電子機器が当たり前になっている世の中ですが、目や脳を使い過ぎるとたくさんの情報処理をするために身体の血液やエネルギーが頭に集まります。
すると本来全身を循環してるはずの血液やエネルギーがうまく循環できなくなり、多臓器が虚血状態になります。
虚血状態になると大きい臓器(心臓など)に優先的に血液が送られるため、細い毛細血管が集まる四肢末端や子宮、卵巣周囲は後回しになってしまいます。
すると子宮や卵巣に十分な血液や栄養が行き届かず、不妊の原因につながります。
目や脳の使い過ぎにより貧血症状がでる方は
などの症状がみられることがあります。
目や脳の使い過ぎにより貧血症状がでる方は
などの症状がみられるのが特徴です。
東洋医学では「口から取り入れた飲食物が脾胃により消化吸収され、身体の血となり栄養となる。」という考えがあります。
そのため消化機能を主る脾胃の機能が失調していると血液や栄養がつくられず、血虚になることがあります。
胃腸が弱く、血液やつくれない方は
などの症状がみられることがあります。
そのほかにも「脂っこいものを摂ると胃もたれする」や「食べ過ぎると食後にすぐ下す」なども胃腸が弱っていて栄養がうまく吸収されず、血液がつくられていない可能性があります。
血液がつくられないと血虚につながります。
血虚になると子宮や卵巣に十分な血液や栄養が行き届かないため、不妊の原因になるため注意が必要です。
今回は東洋医学で考える「貧血」についてご紹介しました。
血液が不足しているからといって妊娠・出産ができないわけではありませんが、流産などを繰り返すリスクもあります。
鉄分を摂取することはもちろんですが、妊娠するために一番大切なのは心身ともに健康であることです。
まずは
などを意識してみてください。
※鉄分を多く含む食べ物などについては以下のコラムをご参考ください。
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