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梅雨とは5月末~7月上旬・中旬にかけて、曇りや雨が増える時期をいい体調を崩す方が多い季節でもあります。

妊娠に至るためには「心身ともに健康」であることが大切ですので、季節の変化に負けない身体づくりをする必要があります。

そこで今回は湿気に負けない梅雨時期の養生法についてご紹介していきたいと思います。

東洋医学で考える梅雨について

東洋医学では「天地合一(てんちごういつ)」といい、人は自然の一部で自然界の法則に従って生きているという概念があります。

自然界の法則とは天地の気(四季や天候など)の影響を受け、生かされているということです。

そのため季節の変化は私たちの身体に影響を及ぼし、その変化に適応できない場合に体調を崩してしまうことがあります。

自然界の法則に従って考える梅雨は雨などによる「湿邪」の影響を受けやすいと考えられています。

湿邪とは「外部から受ける湿気」のことをいい、この湿邪によって身体の水分代謝が低下するのが梅雨時期の特徴です。

身体に余分な水分が溜まる「水滞(水毒)

東洋医学で身体の水分代謝が低下し、余分な水分が溜まっている状態を「水滞(水毒)」といい

  • 頭痛や頭重感
  • めまい
  • 浮腫みや重だるさ
  • 排尿のトラブル(頻尿や乏尿)
  • 手足の冷え

などの症状が特徴的です。

また飲食物の消化吸収をおこなっている五臓の「」は湿気に弱く、梅雨時期は消化機能も弱りやすい時期でもあります。

水滞の症状だけでなく「胃もたれや食欲不振、下痢」など胃腸のトラブルも注意が必要です。

梅雨におすすめの養生法3選

妊娠に至るために大切なのは「心身ともに健康」であることです。

梅雨だから身体が重だるい」などの症状がでることは当たり前ではなく、身体が湿気に負けてしまっている証拠でもあります。

妊娠しやすい身体とは季節の変化にも適応できる身体を示しますので、季節に合った養生をすることがおすすめです。

湿気が多く、水分代謝が低下しやすい梅雨時期は

  1. 適度に運動する
  2. 胃腸に負担をかけない
  3. 除湿効果のある食材を取り入れる

の3つを心がけてみましょう。

適度に運動する

東洋医学で五臓の脾は「四肢(手足)」を司ると言われています。

湿気に弱く、失調しやすい脾を手足を動かして循環を良くすることで消化機能を高めることができます。

手足を動かす動きであればどんな運動でも消化機能を高めることができるので

  • ウォーキング
  • ストレッチ
  • ヨガ

など自分に合った運動方法を見つけましょう。

また運動は適度に継続することが重要ですので、まずは「週に2.3回を30分程度」からはじめてみましょう。

※妊活中におすすめの運動について詳しく記載しているコラムもございますので、ぜひあわせてご覧ください。

発汗することも大切!

適度な運動で消化機能を高めるだけでなく、「発汗」することも目的の一つです。

水分代謝が低下しやすい梅雨時期は余分に溜まった水分を発汗することで体外に排出することができます。

気温も上がり、ジメジメとしてくる季節ではありますが冷房などに当たり過ぎたりすると発汗不足となるためより水分が体内に溜まりやすくなってしまいます。

雨も続き、外での運動はなかなか難しいかもしれませんができるだけ外に出たり、室内でできる運動をして発汗するように心がけましょう。

胃腸に負担をかけない

消化機能が低下しやすい梅雨時期は胃腸に負担をかけないことも大切です。

東洋医学の古典には脾胃(胃腸全体を示す)の不調は万病の元と記載されている書物があるほど重要な臓腑であえい、子宮や卵巣に送り届ける血液や栄養をつくるため妊娠とも深い関係があります。

消化機能が低下しているときに食べ過ぎなどにより胃腸へ負担をかけすぎると飲食物の消化が追い付かず、消化不良などを起こす恐れがあります。

  • 腹八分目を意識する
  • 冷たい食べ物や飲み物は控える
  • よく噛んで食べる
  • 消化しにくいものは控える(小麦や脂っこいものなど)

などを意識するように心がけましょう。

※そのほか詳しくは以下のコラムをご覧ください。

除湿効果のある食材を取り入れる

梅雨時期は体内に余分な水分が溜まりやすくなるため、除湿効果のある食材を取り入れていただくこともおすすめです。

  • とうもろこし
  • 夏野菜(きゅうりやなすなど)
  • 冬瓜
  • はとむぎ(お茶も可)
  • 豆類(枝豆、さやいんげん、そら豆など)

などが水分代謝を高め、余分な水分を排出する効果が期待できます。

ただし、除湿効果のある食材には「冷やす作用」のあるものが多いため、摂り過ぎると身体を極端に冷やし、より水分代謝が悪くなる恐れがあります。

摂り過ぎには十分に注意しましょう。

胃腸を温める食材もおすすめ!

また除湿効果のある食材だけでなく、胃腸を温め、消化機能を高める食材も一緒に取り入れていただくとより効果が期待できます。

  • 香辛料(唐辛子、山椒、とうがらしなど)
  • ねぎ類
  • しそ
  • よもぎ

などの香辛料や薬味類は身体を温め、消化機能を高める作用があります。

体内に水分が溜まり、消化機能も弱りやすくなる梅雨時期は身体を冷えやすくなります。

冷えは血流が悪くなる原因にもつながりますので、身体を温めることもおすすめです。

香辛料や薬味類も摂り過ぎると「胃酸過多」のような状況に陥ることがありますので、摂り過ぎには注意しましょう。

心身ともに健康であることが妊娠への近道

今回は梅雨時期の養生についてご紹介しましたが、東洋医学による妊娠しやすい身体とは「季節や気候の変化にも適応できる健康な身体」を示します。

妊活にいいと言われてる食べ物や習慣を取り入れることはもちろんですが、季節に合った養生をおこなうことが妊娠への近道でもあります。

梅雨時期の不養生は「夏風邪や熱中症」などにもつながる恐れもあります。

個人差もあるため、無理は禁物ですがお心当たりのある方はできることからはじめてみましょう。

※東洋医学による「妊娠しやすい身体」についてはより詳しく記載しているコラムがございますので、ぜひあわせてご覧ください

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