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東洋医学で妊娠しやすい身体とは「心身共に健康」な状態をいいます。

普段、当たり前に感じている不調が実は身体からのヘルプサインであり、妊娠しにくい体質になっているサインかもしれません。

その一つとしてあげられるのが「便秘」です。

そこで今回がなぜ、便秘が不妊につながるのか東洋医学の視点で解説していきたいと思います。

東洋医学で考える便秘とは?

私たちは身体の構成要素である気血水や五臓六腑がバランスよく機能することで健康が維持されていますが、何らかの原因によりバランスが崩れると様々な症状があらわれます。

東洋医学で便秘は身体の構成要素である「気血水」のトラブルにより起こることが多いと考えられています。

特に女性は月経があるため、「血や水」の不足が起きやすいため便秘で悩む方も多い傾向があります。

また五臓六腑の「大腸・小腸や脾・胃」などの機能が失調すると消化機能の低下や腸の蠕動運動に影響を及ぼすと、便秘の原因になることもあります。

要注意!不妊につながる便秘の特徴3選

便秘の原因は様々ですが、不妊につながる恐れがある特徴的な便秘がいくつかあります。

特に気をつけていただきたいのが

  1. 硬くコロコロとした便
  2. 便が細く、残便感がある
  3. 月経前の便秘

の3つです。

それぞれ詳しく解説していきたいと思います。

硬くコロコロした便

東洋医学で硬く、コロコロした便が出る便秘は「血虚」によるものだと考えられています。

血虚とは気血水の血が不足している状態をいい、西洋医学でいうと「貧血状態」を示します。

血液は身体を潤す働きもあると考えられているため、血液が不足すると便に十分が潤いを与えることができず硬くなることがあります。

血虚の状態が続くと人の身体は生命を維持するために肺や心臓など大きい臓器へ優先的に血液が送られます。

そのため、四肢や子宮や卵巣など毛細血管が多い場所は後回しになることがあるため、不妊につながるといわれています。

※血虚については詳しく記載したコラムがございますので、以下をご参考ください。

水分不足でも硬く、コロコロした便がでることも

さらに血不足だけでなく、身体の水分不足でも硬くコロコロした便の便秘になることがあります。

東洋医学ではこのような体質を「陰虚」といいます。

身体の水分とは「体液・汗・胃液・腸液・尿」などすべてのことを指し、これらは血と同様に身体を潤す作用があります。

そのため水が不足すると腸液も減ってしまい、排便に必要な潤いを与えることができず便秘になると考えられています。

身体を潤す作用を統括しているのは五臓の「」と東洋医学では考えられており、腎は生殖機能ととても関係が深いため不妊の原因につながることがあるといわれています。

便が細く、残便感がある

便が細く、残便感がある便秘は全身の気の巡り(エネルギー循環)が悪くなる「気滞」によるものだと東洋医学では考えられています。

気滞の多くは過度なストレスや緊張によるもので、自律神経の乱れからくると考えられています。

内臓はすべてリラックス時に活性化する「副交感神経」によって働きますが、ストレスなどが続くと「交感神経」が活発になりすぎてしまい、腸の動きが不安定になり便秘になることがあります。

自律神経はホルモンバランスと密接な関係にあるため、自律神経の乱れは女性ホルモンなどのバランスが崩れる原因になります。

ホルモンバランスが崩れると「月経不順」などにつながるため、不妊になるといわれています。

※ストレスと不妊の関係性についての詳細は以下のコラムをご覧ください。

月経前の便秘

東洋医学で月経前の便秘は全身の血流が悪くなり、古くなった血液が体内に溜まる「瘀血」によるものだと考えられています。

一般的には女性ホルモンの関係により月経前の便秘が起こると考えられていますが、瘀血により古くなった血液が月経前になると子宮周囲に集まります。

瘀血が下腹部に集まることで腸の働きを低下させ、便秘になると考えられています。

瘀血が月経や便などでうまく排出できず、子宮や卵巣周囲に溜まると「子宮内膜症や子宮筋腫、卵巣嚢腫」などの婦人科疾患につながります。

また全身の血流が悪くなるため、子宮や卵巣に十分な血液や栄養が行き届かなくなることから瘀血は不妊の原因になると考えられています。

体質改善が妊娠への近道

今回は不妊につながる便秘の特徴をご紹介しましたが、便秘があるから必ず不妊になるわけではありません。

ですが妊娠に至るために大切なのは「心身共に健康」であることですので便秘などの不調があることは妊娠しやすい体質とは言い切れません。

そのため体質改善をしていただくことが妊娠への一番の近道です。

どんな体質傾向でも体質改善をおこなうためには基本的な生活習慣の見直しが重要ですので、まずは普段の生活習慣を振り返ることからはじめてみましょう。

※妊活中の生活習慣については以下のコラムをご参考ください。

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