妊娠報告

当院の不妊漢方薬と妊活鍼灸を受け妊娠された方の声や報告をご紹介しています

平成１１年６月　結婚

平成１２年６月　Ｉ産婦人科で不妊治療開始

平成１３年５月　Ｉ婦人科クリニックで不妊治療開始
　　　　　　　　タイミング療法etc

平成１９年８月　体外受精１回

平成１９年９月　三ツ川レディース漢方鍼灸院にて治療開始

平成２１年１２月　妊娠確認 　

［不妊治療始めたきっかけ］

結婚後、すぐに妊娠できるだろうと安易に思っていましたが、しなかった為、もともと生理不順だったので検査のつもりで産婦人科へいきました。

産婦人科では一般的な簡単な検査のみで、治療の方針や段階など、教えてくれるわけでもなく、ただ生理をおこす為の薬を処方され、タイミング療法をするだけでした。

そのタイミング療法でも、薬で生理をおこす為、きっちり月に一度チャンスがあるわけでなく、一年通っても限られたチャンスしかありませんでした。

これをこのまま続けるだけでいいのか・・・と不安になり、もっと専門的な治療をしたいと考えて不妊治療専門のクリニックへ転院しました。

一般的な検査に加えて不妊症のあらゆる特殊な検査をおこないました。

結果、不妊の重大な原因となる悪い部分は見当たらず、原因不明の不妊ということで治療が始まりました。

まずここでも最初はタイミング療法からスタートしました。

でもやっぱり自力で生理がこないため、人よりも時間がかかり、チャンスの回数も少ないことにイラ だち、限られたチャンスに過度にプレッシャーもかかってしまい、そのためだけに夫婦生活をもつことが、重荷のように感じました。

それに、チャンスの時に限って、夫が留守だとか、協力してくれないとかが重なり、夫婦仲も険悪になったりもしました。

でも不妊治療のクリニックに通いながらも、矛盾してるかもしれませんが、心のどこかで、人工的に赤ちゃんを授かるよりも、できれば自然に欲しいという気持 ちがあり、人工授精や体外受精に比べて、タイミング療法はまだ自然に近い気がして、この方法で授かれれば・・・と思っていたため結果がなかなか出なくても 何年か続けました。

でも、やっぱり何年やってもダメで、次第に治療に通うのが億劫になり、１年ほど治療を中断しました。

赤ちゃんを完全にあきらめきれず、治療してもなかなかなのに、何もしなかったら可能性はゼロに近いのでは・・・と不安になり、治療を再開しました。

再開するにあたって、もっと高度な不妊治療へ進もうと決心しました。

順序的には、人工授精→体外受精となるのでしょうが、私の場合、人工授精でおぎなう機能は自力ではたしているとのこで、体外受精をまず勧められました。
 

体外受精は準備も大変だし、費用もかなりかかるのも分かっていましたが、これをしなければ絶対に赤ちゃんは授からない・・・と自分を追い込んでいたような気がします。
 

でも、やっぱり何をするにも人の何倍もの時間かかる私の身体は体外受精をおこなうにしても同じでした。
 

やると決めてから実際に準備に入るまで半年。準備から受精させるまで半年。合計１回の体外受精に１年もかかりました。
 

やっと決心しておこなった体外受精でしたが、結果も出ず、予想以上に身体に負担のかかる準備と費やした長い時間で、精神的にも身体的にも疲れ果ててしまいました。
 

それまで生理がこなければ薬でおこせばいいと思いこんでいましたが、その頃になって、ようやくなぜ自力でこないのか、自力でおこすにはどうすればよいの か・・・考えるようになり、クリニックに相談するもはっきりした回答も無く、ただ薬を処方されるだけで、同じことの繰り返しでした。
 

そして、西洋医学的な治療に疑問を感じ、クリニック通いをやめました。

同じ不妊治療でも今までおこなっていたものとは全く違って、悪ければ薬で補うとかではなく、自分の身体を内側から整えて、自然治癒力を高めるというもの。

今まで自分自身でも気にもとめていなかったこと、病院にも言われたことのなかったことなど、新たな発見がたくさんありました。

あまりにも基本的で、あたりまえすぎることを今までなんとおろそかにしていたのか、自分でも驚きました。
 

生活改善と鍼灸治療を通じて、なにがなんでも赤ちゃんが欲しいという気持ちではなく、今まで薬に頼りきっていた自分の身体を本来の姿に戻していこうという気持ちで続けました。
 

するとなんとなく楽になった感じで、以前は時間のかかる不妊治療にイラだっていたけれど、ゆったり身体づくりに取り組むことができました。
 

でも正直３日坊主の私が続けられた身体づくりとしてはあまりなく、食生活を意識する。身体を冷やさない。家でお灸をする。運動をする。（いつもいつも完璧にしていた訳ではありません）などそれくらいです。
 

他にも色々教えていただいた事はありましたが、あまり欲張ってあれもこれもすると、また自分が疲れてしまい長続きしないので、先生が言われるように、無理なくできることしかしませんでした。
 

そして・・・鍼灸治療を始めて２年以上過ぎ、それでも不順な生理はまだ元には戻らずで、まだまだ時間がかかることを再認識した矢先に妊娠がわかりました。
 

この２年余りで、正直私自身がわかる身体の変化はありませんでした。でも内側から少しずつ何かが変わってきていたのかもしれません。
 

自分の身体が本来持っているべき力を信じてゆったりした気持ちで自分自身のために取り組んだことが良かったのかなと思います。

色んなことを気づかせてもらい、気長に治療をおこなっていただいた三ツ川先生をはじめ鍼灸院の皆さまには本当に感謝しています。ありがとうございました。

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