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卵子の質が下がる⁉妊活中に避けるべき食べ物とは
妊活中は様々な栄養素が必要とされているため、身体にいいものを積極的に取り入れている方もいらっしゃると思います。
ですが、いいものを摂り入れるだけでなく大事なのは卵子の質を下げるものを控えることです。
どれだけいいものを積極的に摂り込んでいても卵子に悪影響を及ぼすものを摂取し続けるとあまり効果は期待できません。
そこで今回は妊活中に避けてほしい卵子の質を下げる食べ物をいくつかご紹介していきたいと思います。
子宮や卵巣周囲の血流が悪くなるだけでなく、身体にとって良くないものを摂り過ぎると
など様々な不調があらわれます。
そのため妊活中の食事はとても重要になってきます。
※卵子の質の重要性について詳しく記載したコラムもございますので、ぜひあわせてご覧ください。
また糖分を過剰摂取した場合、身体を構成しているタンパク質と結びつくことで「AGEs(最終糖化産物)」という物質が体内に蓄積されます。
このAGEsは 身体の老化を進める物質といわれておりパンをトースターで焼きすぎてしまったときのように身体全体の細胞を焦がしてしまいます。
すると子宮や卵巣周囲の細胞も古くなり、卵子の老化が進むと卵子の質が下がってしまうため砂糖の摂り過ぎには注意が必要です。
今では日本人の「第二の主食」と言ってもいいほど多くの人が食べている小麦ですが、小麦に含まれるグルテンは卵子の質に影響を及ぼします。
グルテンとはタンパク質の一種で、もちもち感などを出すためパンなどに多く含まれています。
このグルテンが体質によっては異物認識してしまい、過剰に反応した免疫が腸を攻撃すると腸内が慢性炎症が起こし「消化不良や腹痛、アレルギー、自律神経の乱れ」などの原因になります。
すると身体や脳に栄養が行き渡らなくなるため
などの症状があらわれることがあり、また腸内では幸せホルモンといわれる「セロトニン」が多く分泌されます。
セロトニンは睡眠の質や卵子の質と関係が深いため、妊活中は腸内環境を整えることも推奨されています。
また小麦粉には「アミロペクチンA」といわれる吸収の早い糖質が多く含まれており、小麦を食べると急激に血糖値を上昇させます。
急激に血糖値が上がると、膵臓から「インスリン」と呼ばれるホルモンが大量に分泌され今度は急激に血糖値を下げます。
糖質を頻繁に摂り過ぎてしまうと血糖値がジェットコースターのように上がり下がりを繰り返すため、血糖値を下げるホルモンであるインスリンの感受性が低下してしまいます。
このような状態を「インスリン抵抗性」といいます。
このインスリン抵抗性は不妊の原因になる多嚢胞性卵巣症候群性(PCOS)とも深く関係しており、卵胞の発育に影響し排卵障害 の原因になることがあります。
不妊の原因だけでなく、糖尿病や癌などの生活習慣病の原因にもなりますので精製された小麦は控えましょう。
そのほか牛乳だけでなく「ヨーグルトやチーズ」などの乳製品は妊娠に欠かせないミネラルのマグネシウムとカルシウムのバランスが非常に悪いです。
マグネシウムとカルシウムはバランス良く摂取することがとても大切なのですが、乳製品は「10:1」の割合ぐらいでカルシウムがマグネシウムより多いです。
すると血中のカルシウムが急激に増えてしまい、その分体外に排出しようとするため摂取してもほとんど吸収されないうえに、相対的にマグネシウムが不足した状態になります。
マグネシウムには「酵素を活性化させる働き」があるため、不足した場合卵子と深く関係があるミトコンドリアの活性化ができなくなり、卵子の質が低下してしまいます。
カルシウムを積極的に摂取する際は
などで摂るようにしましょう。
トランス脂肪酸とは脂肪酸の一種で油脂を精製、加工する際にできるもので「マーガリンやショートニング」などに多く含まれています。
マーガリンやショートニングはバターやラードの代用品して使われているもので
などの加工食品やお菓子などのほとんどに原料として使われています。
ですが欧米ではマーガリンを食べる=穏やかな自殺といわれているほど健康に害する油だといわれています。
なぜならトランス脂肪酸は「プラスチックの製造方法」と同じと言われており、植物油に水素を添加することで作られています。
そのためトランス脂肪酸を摂り過ぎてしまうと細胞膜が硬くなってしまいます。
細胞膜はリン脂質と呼ばれる油によってできているもののためトランス脂肪酸の摂り過ぎで硬くなるとどれだけ身体に良いものと摂取してもうまく吸収されないことがあります。
細胞内にあるミトコンドリアは飲食物から得られる栄養素をエネルギーに変えるため、細胞膜が硬くなるとミトコンドリアが活性化できなくなり「卵子の質が低下」します。
※トランス脂肪酸やミトコンドリアについては詳しく記載したコラムがございますので、ぜひあわせてご覧ください。
オメガ6は
などに多く「リノール酸やアラキドン酸」などが含まれています。
なかでもアラキドン酸は局所のホルモンには血栓を生成や様々な炎症反応を起こすといわれており、妊娠しにくくなる原因になることがあります。
トランス脂肪酸やオメガ6は健康を維持するために必要なものではありますが、摂り過ぎてしまうと妊娠しにくくなる原因につながるためオメガ3が含まれている
を積極的に取り、オメガ6は摂り過ぎに注意しましょう。
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