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不妊の原因になる「トランス脂肪酸」の危険性について

不妊になる原因は様々ですが、器質的なもの以外で今注目されているのは“トランス脂肪酸”です。

一度は耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか?

トランス脂肪酸とは“脂質の構成成分である脂肪酸の一種”で植物油から“マーガリンやショートニング”などを製造する際や植物油を“高温にして脱臭する”工程で生じます。

またトランス脂肪酸は加工や精製されたものだけでなく、牛や羊などの由来する“肉や乳製品”などにも含まれています。

そこで今回はトランス脂肪酸と不妊の関係性や危険性についてご紹介していきたいと思います。

なぜ「トランス脂肪酸」は不妊の原因になるのか

身体の細胞膜はリン脂質といわれる”油“でできています。

トランス脂肪酸も油のため摂り過ぎると”細胞膜の表面が硬くなり、身体に必要な栄養素が十分に吸収されなくなる”ことがあります。

細胞内にある”ミトコンドリア“は飲食物から得られる栄養素をエネルギーに変えるため、栄養が吸収されないと活性化されません。

ミトコンドリアと卵子は深い関係があり、活性化されないと”卵子の質が低下“してしまいます。


さらにトランス脂肪酸は”活性酵素(酸化ストレス)“を生み出します。

活性酵素は身体に必要なものではありますが増えすぎると”老化“の原因になります。

身体の老化が進行すると”卵子も老化“”排卵障害や着床障害“の原因になります。

また全身の血管に影響を及ぼすため血流が悪くなり”子宮内膜症や子宮筋腫“など婦人科疾患のリスクも上がるといわれているため、妊活中にトランス脂肪酸は控えるべきだと考えられています。

ミトコンドリアと卵子の質についてはより詳しく解説した記事がございますのでそちらをご覧ください。

ミトコンドリアを活性化して、妊活に大切な卵子の質を改善する方法

不妊だけでなく生活習慣病の原因や胎児にも影響⁉

トランス脂肪酸は不妊だけでなく、様々な健康被害になることが報告されています。

日本ではマーガリンやショートニングを“食品添加物”として使用が認められていますが海外では使用が禁止され、違反業者には罰金が科せられるほどです。

トランス脂肪酸は“善玉コレステロールを減少させ、悪玉コレステロールを増加させる”ため、食べ続けると”動脈硬化や肥満、心臓疾患、癌“の原因になることが考えられています。

また胎盤は“血管のかたまり”といっても過言ではなく、お母さんが摂取した栄養素がそのまま胎児に影響を及ぼします。

そのため妊娠中にトランス脂肪酸を摂り過ぎると出産した赤ちゃんに”アトピーなど免疫異常によるアレルギー疾患”がみられることがあるといわれています。

自分の身体だけでなく、妊娠中は赤ちゃんのためにもトランス脂肪酸はできるだけ摂取しないように心がけましょう。

トランス脂肪酸が多く含まれている食品

トランス脂肪酸で代表的なのは”マーガリンやショートニング、ファットスプレッド“などですが、それ以外にもあります。

例えば”インスタント食品やファーストフード、スナック菓子、ビスケット類(クッキーやパイ)“などにも多く含まれています。

また食品だけでなく”マヨネーズ“などの調味料や天然由来のものでは牛や羊などの”肉加工品、乳加工品“も含まれているため知らない間に過剰に摂取している場合があります。

牛などタンパク質も含まれているため、必要な栄養素ではありますが摂り過ぎには十分に注意しましょう。

まとめ

今回はトランス脂肪酸の危険性についてご紹介しましたが、妊活中に控えるべきものはトランス脂肪酸だけではありません。

そのほかの“食品添加物”なども健康被害が報告されており、大変危険です。

ですがすべてのものを控えるのは難しいため、まずはトランス脂肪酸が一番多く含まれている“マーガリンやショートニング、ファットスプレッド”から控えてみましょう。

また妊娠にいたるために一番大切なのは”心身共に健康“であることですので日頃からの養生がとても大切です


何気なくスーパーで購入しているものが不妊の原因になっているかもしれません。

市販で加工食品などを購入する際は”原材料“を確認するように心がけましょう。

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