大阪府
〒574-0026 大阪府大東市住道1丁目2-25
JR住道駅徒歩3分
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〜「手術したら終わり」ではない。ポリープができやすい体質を整えることが大切〜
クリニックの検査で
「子宮内膜ポリープがあります」と言われ、
戸惑いながら来院される方が三ツ川レディース漢方鍼灸院(大東市)にもいます。
「ポリープがあると妊娠できないの?」
「手術したら大丈夫?」
「また再発しないか心配」
こうした不安を持つ方に、このコラムをお届けします。
子宮内膜ポリープは手術(ポリープ切除)で取り除けますが、
「ポリープができやすい体質」
そのものを改善しないと再発しやすいとされています。
生活習慣・食事・東洋医学的な体質改善が、
再発予防と妊活の両方に役立ちます。
三ツ川レディース漢方鍼灸院(大東市)では
20年以上・延べ3,000名以上の妊活をサポートしてきました。
子宮内膜ポリープとは、
子宮の内側(内膜)の一部が異常に増殖し、
キノコのような形で突き出たものです。
| 項目 | 内容 |
| 大きさ | 数mmから数cm程度。小さいものは症状がなく、検査で初めて気づくことが多い |
| 症状 | 不正出血・生理量の増加・生理痛が多い。小さければ無症状のことも |
| 妊活への影響 | 受精卵が子宮内膜に着床する際の物理的な障害になることがある。着床率の低下・流産リスクの上昇と関連するという研究報告あり |
| 再発について | 切除後も体質が変わらなければ再発することがある。再発率は約15〜30%とされる |
【手術(切除)は必要?】
ポリープのサイズ・位置・症状によって、
担当医が切除を勧める場合と
そのまま様子を見る場合があります。
1cm以上・着床に影響する位置・症状がある場合は
切除が推奨されることが多いです。
子宮内膜ポリープは
「エストロゲン(女性ホルモン)への感受性が高い組織が異常増殖する」ことで起きます。
エストロゲンの相対的な過剰・慢性的な炎症・骨盤内血流の停滞がポリープを作りやすい体質と関係しています。
| ポリープができやすい体質の原因 | わかりやすく言うと |
| エストロゲン相対的過剰(エストロゲン優位) | エストロゲンが多い・プロゲステロンが少ないバランスの崩れ。内膜が過剰に増殖しやすくなる |
| 慢性的な骨盤内炎症 | ストレス・食事・腸内環境の乱れによる慢性炎症が内膜の異常増殖につながる |
| 骨盤内血流の停滞(血瘀) | 血の流れが悪い状態が続くと、古い組織が排出されず蓄積しやすくなる |
| エストロゲン様物質への曝露 | 環境ホルモン(プラスチック・農薬・化粧品成分)がエストロゲン様に作用し内膜増殖を促す可能性 |
| 肥満・インスリン抵抗性 | 脂肪細胞がエストロゲンを産生するため、過体重の方はエストロゲン過剰になりやすい |
| 腸内環境の乱れ(エストロビオーム障害) |
東洋医学では、
子宮内膜ポリープを単なる「腫瘤の問題」としてではなく、
「血虚(けっきょ)」を根本に持つ「瘀血(おけつ)」の蓄積として捉えます。
この「血虚→瘀血→ポリープ」という流れを理解することが、
体質改善の核心になります。
| 病理のステップ | わかりやすく言うと | 体に出るサイン |
| ①血虚(けっきょ) | そもそも「血」が十分に作られていない・足りていない状態。食事・睡眠不足・消化力の低下が原因になる | 顔色が悪い・爪が薄い・疲れやすい・生理量が少ない・舌が淡い |
| ②血虚→瘀血(おけつ) | 血が少ないと流れる力も弱くなる。勢いのない川が澱むように、血の流れが停滞し「瘀血(古い血・老廃物)」が骨盤内に溜まる | 生理に血塊が出る・生理痛・経血が暗赤色・舌に紫色の点・腹部の圧痛 |
| ③瘀血→ポリープ形成 | 骨盤内の瘀血が子宮内膜に停滞し続けることで、内膜の一部が正常に排出されず異常増殖する。これがポリープの東洋医学的な成り立ち | 子宮内膜ポリープ・内膜の不均一・着床障害・化学流産 |
【「血虚があるのになぜ瘀血になるの?」】
「血が少ないなら流れるものも少ないのでは?」と思うかもしれません。
東洋医学では「血は気に動かされる」とされています。
血虚があると気も弱まり、血を動かす力が落ちます。
少ない血が流れる力も失って停滞する
これが「血虚から瘀血が生じる」メカニズムです。
虚実が重なる複合的な病態です。
東洋医学的な体質タイプ
ポリープ体質には血虚・瘀血に加え、
以下のタイプが複合することが多くあります。
| 東洋医学的体質 | ポリープとの対応 | よくある症状 |
| 血虚+気滞血瘀 | 血が少なく(血虚)・気の流れも停滞し(気滞)・血も滞る(血瘀)という複合体質。ポリープの最も多い根本パターン | 顔色が悪い・疲れやすい+生理痛・血塊・暗赤色経血・ストレスが多い |
| 血虚+脾虚(ひきょ) | 消化力の低下(脾虚)が血の材料不足を招き血虚に。血虚から瘀血が生じてポリープへ | 食欲不振・食後眠い・軟便・むくみ+生理量が少ない・顔色が悪い |
| 湿熱蘊結 | 骨盤内の慢性炎症(湿熱)が内膜の異常増殖を促す。エストロゲン過剰と対応 | 黄色いおりもの・骨盤の重だるさ・口が苦い・むくみ・舌が赤くて苔が黄 |
| 肝気鬱結(ストレス型) | ストレスによる気の停滞が血瘀を招く。血虚がある方はさらに悪化しやすい | イライラ・PMS・乳房の張り・生理前に不調が強くなる |
【治療方針】
まず「補血(血の材料を補う)」で根本を整え、
「活血化瘀(血の流れを改善し古い組織を除く)」で瘀血を取り除く。
気滞・湿熱・脾虚があれば
「疏肝理気・清熱利湿・健脾」を組み合わせます。
血虚への対応なしに活血だけを行うと体が消耗するため、
血虚がポリープ体質の根本にある以上、
「血を補う食材(補血食材)」を毎日食べることが
最も重要な第一歩です。
| 補血食材 | 効果 | 摂り方 |
| あさり・しじみ | 鉄・ビタミンB12・タウリンで補血。東洋医学でも「補肝腎・利湿」の補血食材 | 週2〜3回。みそ汁・酒蒸しで |
| ほうれん草・小松菜 | 鉄・葉酸・β-カロテンで補血。加熱+ビタミンCと合わせると吸収率UP | 毎日。ごまあえ・炒め物・みそ汁に |
| なつめ・龍眼肉 | 東洋医学的補血の最重要食材。補心脾・益血安神 | 毎日なつめ3〜5粒+龍眼肉3粒をなつめ茶で |
| 黒きくらげ | 植物性食品トップクラスの鉄分。補血・活血の両方に作用 | 週2〜3回。炒め物・スープに |
| 牛赤身肉 | ヘム鉄(吸収率の高い鉄)+タンパク質で補血 | 週2〜3回(100〜150g) |
腸内環境が乱れるとエストロゲンが腸から再吸収され、
体内でエストロゲン過剰になりやすくなります。
腸活がポリープの予防・再発防止に直結します。
天然醸造みそのみそ汁を毎食:乳酸菌・発酵成分でエストロビオームを改善
食物繊維を毎日たっぷり:野菜・海藻・きのこ・豆類でエストロゲンの腸からの再吸収を抑制
発酵食品(納豆・ぬか漬け)を毎日:腸内フローラの多様性向上
③ 糖質・精製食品を減らす(インスリン抵抗性の改善)
血糖値が急激に上がる食事が続くと、
インスリンが過剰に分泌され、
エストロゲン産生が促進されます。
白砂糖・精製小麦・清涼飲料水を減らし、
低GI食(もち麦・玄米・野菜・豆類中心)に切り替えることが
ポリープ体質の改善に役立ちます。
ブロッコリー
キャベツ
カリフラワー
小松菜などの
アブラナ科野菜に含まれる
「インドール-3-カルビノール」「スルフォラファン」は、
肝臓でのエストロゲン代謝を促進し、
エストロゲン過剰を改善する働きがあります。
週3〜4回を目安に取り入れましょう。
青魚(さば・いわし・さんま)の
EPA・DHAには抗炎症作用があり、
骨盤内慢性炎症(ポリープの温床)を
抑制する働きがあります。
逆にトランス脂肪酸(マーガリン・揚げ物の酸化油)は
炎症を促進するため避けましょう。
青魚を週2〜3回、亜麻仁油・えごま油をサラダに毎日少量使いましょう。
シャワーだけでは骨盤内は温まりません。
毎日38〜40℃のお風呂に15〜20分浸かることで
骨盤内血流が改善し、
瘀血(血の流れの停滞)を解消します。
「古い組織が流れやすい体」を作ることが
ポリープの再発予防につながります。
血虚体質の方は
長時間の熱い湯船は体を消耗させるため、
38〜40℃のぬるめで15〜20分が最適です。
ストレスが続くと気の流れが滞り(肝気鬱結)、
血の流れも停滞して瘀血が悪化します。
毎日の散歩15〜30分
就寝前の深呼吸5分
妊活SNSを見る時間を週1回30分以内に制限するなど、
「毎日少し発散できる仕組み」を持つことが重要です。
プラスチック容器
農薬
一部の化粧品成分は
エストロゲン様に作用し、
内膜の異常増殖を促す可能性があります。
食品はガラス・陶器の容器で保存し、
プラスチック容器での電子レンジ加熱を避けましょう。
日焼け止めは
ミネラルタイプ(酸化亜鉛・二酸化チタンのみ)を
選ぶことをお勧めします。
脂肪細胞はエストロゲンを産生します。
過体重の方は
脂肪細胞からのエストロゲン産生が増え、
エストロゲン過剰状態になりやすくなります。
BMI 18.5〜24.9の適正範囲を目指す体重管理が、
ポリープ体質の改善に役立ちます。
ただし血虚体質の方は極端な食事制限は
血をさらに消耗させるため、
週3〜4回のウォーキング・水泳など
有酸素運動で体組成を整えましょう。
メラトニン(夜間に分泌される睡眠ホルモン)には
細胞の異常増殖を抑制する作用があることが報告されています。
夜更かし・スマホの夜間使用はメラトニン産生を妨げます。
またアルコールは
肝臓でのエストロゲン代謝を妨げ、
エストロゲン過剰を悪化させます。
東洋医学的な治療では
「補血してから活血する」順序が重要です。
血虚を無視して活血だけ行うと体が消耗します。
| 体質タイプ | 経絡治療のアプローチ | 漢方薬の例 |
| 血虚+気滞血瘀(最多) | 補血の足三里・三陰交・血海+活血の帰来・次髎。補血を先行させ活血を重ねる | 四物湯ベース+活血薬(当帰芍薬散・加味逍遥散) |
| 血虚+脾虚 | 補脾の足三里・脾兪+補血の三陰交。脾から気血の生成を高め血虚を根本改善 | 帰脾湯・十全大補湯 |
| 湿熱蘊結 | 清熱利湿の陰陵泉・三陰交+活血 | 体質に応じた清熱・利湿処方 |
| 肝気鬱結(ストレス型) | 疏肝の太衝・期門・内関+補血のツボ | 加味逍遥散・逍遥散 |
| 手術後の体質改善・再発予防 | 術後は補気血から始め、回復後に活血を加える段階的施術 | 補中益気湯→当帰芍薬散へ移行 |
子宮内膜ポリープの東洋医学的な根本は
「血虚(血の不足)→瘀血(血の停滞)→ポリープ形成」
という連鎖です。
手術でポリープを取り除いても、
血虚・瘀血の体質を整えなければ
再発しやすい体のままです。
補血食材を毎日食べる
腸内環境を整える
毎日入浴する
ストレスをためない
これらの習慣が
「血を補い・流れを良くする」という体質改善の実践です。
三ツ川レディース漢方鍼灸院(大東市)では
体質診断で血虚・瘀血のタイプを見極め、
補血から始めて活血へと段階的にサポートします。
大阪市鶴見区・城東区・旭区・東大阪・門真・寝屋川・交野エリアの方はぜひご相談ください。
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●子宮内膜ポリープを指摘され体質(血虚・瘀血)から改善したい方
●補血・活血の経絡治療と漢方処方でポリープ体質を整えたい方
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大阪・東大阪の不妊漢方鍼灸なら三ツ川レディースへ 鍼灸で外から・漢方薬で内から。
本来の東洋医学で妊娠しやすい体へ。 大阪で初めての不妊専門漢方鍼灸院として31年・860名超の妊娠実績。
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診療時間(平日 9:00〜13:00/16:00〜20:00 土曜 8:00〜17:00)
定休日(日曜・祝日午後・水曜午後)
不妊専門 漢方鍼灸師
三ツ川レディース漢方鍼灸院
院長 三ツ川 友一郎
【資格】 鍼灸師・柔道整復師・医薬品登録販売者・日本刺絡学会認定鍼灸師
【学会】(一社)日本はり医学会 理事役員・日本伝統鍼灸学会会員
【役職】大東市鍼灸マッサージ協会 会長(2017年~)
【実績】1995年開業・臨床歴31年・妊娠サポート860名超
【学術発表】医道の日本(専門誌)執筆・第50回日本伝統鍼灸学会学術大会発表
【免責事項】 本コラムは医療行為の代替を目的とするものではありません。子宮内膜ポリープの診断・治療については必ず担当医にご相談ください。手術の適応判断は担当医の指示に従ってください。
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