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骨盤内血流を上げる食材|生姜・青魚・玉ねぎで卵巣環境を整える

〜「何を食べるか」が骨盤内の血流を変える。卵巣環境を整える食養生の実践ガイド〜

はじめに:食材で骨盤内血流は変えられる

 

「骨盤内の血流を改善するには鍼灸や運動が必要」と思っている方が多いですが、毎日の食事からも骨盤内血流を大きく改善できます。

三ツ川レディース漢方鍼灸院(大東市)では20年以上・延べ3,000名以上の妊活をサポートしてきました。

食養生指導の中で特に「骨盤内血流改善」に効果的な食材をこのコラムにまとめます。

骨盤内血流が改善すると、卵子の成熟環境・内膜の受容性・ホルモンの供給・着床環境のすべてが改善します。「食材で骨盤内血流を整える」という視点が、今日からの食養生を変えます。

  • 血管拡張・血流促進食材

骨盤内の血管を拡張し、血流を直接促進する食材です。

特に効果が速く出やすいカテゴリです。

 

1. 生姜(加熱)

生姜は骨盤内血流改善食材の筆頭です。

生姜を加熱することで「ショウガオール」という成分が増加し、骨盤内の血管を拡張して卵巣・子宮への血流を促進します。

生の生姜に含まれるジンゲロールも血流改善効果がありますが、加熱によるショウガオールの方が骨盤内への作用が強いとされています。

東洋医学的に生姜は「辛温・温裏散寒」の食材です。

骨盤内の寒(冷え)を追い出し、血の流れを改善する。

冷え体質・血瘀体質の方に特に重要な食材です。

【摂り方の目安】 

毎日。白湯に生姜スライス・みそ汁・炒め物・なつめ茶に。

加熱するほどショウガオールが増加。1510g(親指の第一関節程度)

 

2. 玉ねぎ・長ねぎ・にら・にんにく(硫化アリル類)

玉ねぎ・ねぎ・にら・にんにくに含まれる「硫化アリル(アリシン類)」は、血液の粘度を下げ・血管壁の柔軟性を高め・骨盤内血流を改善します。

特に玉ねぎのケルセチンは抗酸化・抗炎症作用も持ち、卵巣内の慢性炎症を抑制します。

東洋医学的にこれらの食材は「辛温・通陽・行気活血」の効能を持ちます。

気の流れを通し、血の巡りを改善する。気滞・血瘀体質の方に特に有益です。

【摂り方の目安】 

毎日の薬味・炒め物・スープに。玉ねぎは加熱するとケルセチンが溶け出しやすい。

生の玉ねぎスライスは硫化アリルが豊富。にんにくは112片程度

 

3. 唐辛子・シナモン(血管拡張・温め)

唐辛子のカプサイシンは交感神経を介して末梢・骨盤内血管を拡張し血流を促進します。シナモン(桂皮)はインスリン感受性の改善・血管拡張・骨盤内を温める効果があります。東洋医学では桂皮は「辛温・温通血脈」の重要な生薬です。

【摂り方の目安】 シナモン:ホットドリンク・ヨーグルトに少量(10.51g)。唐辛子:週23回の料理に少量。過剰摂取は胃腸を傷めるので注意

抗炎症・血液サラサラ食材

骨盤内の慢性炎症を抑制し、血液の流れやすさを改善する食材です。

卵子の質・着床環境の改善に直結します。

4. 青魚(サバ・イワシ・サーモン)(EPADHA

EPADHA(オメガ3脂肪酸)は血液の粘度を低下させ・血管壁の柔軟性を高め・骨盤内の慢性炎症を抑制します。

卵巣内の炎症が抑制されることで、卵子の成熟環境・内膜受容性が改善します。

複数の研究でオメガ3が卵子の質・着床率に好影響を与えることが示されています。

東洋医学的に青魚は「補血・活血」の食材です。血を補いながら血の流れも改善する、補血と活血を同時に行える貴重な食材です。

【摂り方の目安】 

週2〜3回。塩焼き・煮魚・刺身・サバ缶で。

缶詰は手軽でEPA・DHAが豊富。

加熱してもEPA・DHAは比較的安定

 

5. アボカド(オレイン酸・ビタミンE

アボカドのオレイン酸は血管壁の柔軟性を維持し骨盤内血流を改善します。

ビタミンEは血管拡張を促進し(一酸化窒素産生の促進)、卵巣への血流を増加させます。

抗酸化作用で卵巣内の酸化ストレスも同時に低減します。

【摂り方の目安】 

1日1/4〜1/2個。

サラダ・卵との組み合わせ。

青魚と一緒に食べることで抗炎症×血流改善の相乗効果

 

6. クルミ・亜麻仁油(α-リノレン酸・オメガ3

クルミ・亜麻仁油のα-リノレン酸は体内でEPADHAに変換され、骨盤内の抗炎症・血流改善に貢献します。

クルミのエラグ酸(ポリフェノール)も血管保護・抗酸化作用を持ちます。

東洋医学的にクルミは「補腎・活血」の食材でもあります。

【摂り方の目安】 

クルミ:毎日56粒(素焼き)。

亜麻仁油:毎日小さじ1杯(加熱しない)。

ヨーグルト・サラダのドレッシングに

補血食材:血液量を増やして骨盤内への供給を高める

血液量が不足すると骨盤内への供給量が絶対的に減少します。

補血食材で血液の量と質を高めることが骨盤内血流改善の土台になります。

7. なつめ・クコの実(補血・補腎)

東洋医学の補血の代表食材。なつめは葉酸・鉄・ビタミンCを同時に含み、気血を補い精神を安定させます。

クコの実はゼアキサンチン(抗酸化)・ベタイン(着床環境改善)を含む補腎補血の薬材です。

二つを組み合わせたなつめ茶は妊活最強の補血ドリンクです。

【摂り方の目安】 

なつめ3〜5粒+クコの実10〜15粒を毎日。

なつめ茶・スープ・ヨーグルトトッピングで

 

8. 黒豆・黒ごま・黒きくらげ(補腎・補血)

「黒い食材は腎を補う」——東洋医学の原則通り、黒豆・黒ごま・黒きくらげは補腎・補血の代表食材です。

黒きくらげは鉄分が特に豊富で、植物性食材の中でも最強レベルの補血力を持ちます。

これらの食材で腎精と血を充実させることが、骨盤内血流の根本的な底上げになります。

【摂り方の目安】 

黒豆:週3〜4回(煮豆・黒豆茶)。

黒ごま:毎日大さじ1(すりごま)。

黒きくらげ:週2〜3回(炒め物・スープ)

 

9. ほうれん草・小松菜(鉄・葉酸・ビタミンC

鉄不足は血液量の低下骨盤内への酸素供給不足卵子の質低下という連鎖を引き起こします。

ほうれん草・小松菜の非ヘム鉄はビタミンCと組み合わせることで吸収率が6倍に向上します。

葉酸はDNA合成・補血の材料として骨盤内環境の改善に必須です。

【摂り方の目安】 

34回。さっと茹でで(長茹では栄養素が減少)。

レモン汁・パプリカと一緒に食べると鉄の吸収率アップ

腸内環境改善食材:ホルモン代謝を通じた血流改善

腸内環境の改善がエストロゲン代謝(エストロビオーム)を正常化し、ホルモン環境を通じた骨盤内血流改善につながります。

10. みそ・納豆・ぬか漬け(発酵食品)

発酵食品はエストロビオームを整え、エストロゲンの適切な代謝・循環を促進します。

エストロゲンが適切に循環することで、骨盤内血管への作用・内膜の血流が改善されます。

みそ・納豆は温性〜中性で体を冷やさない腸活食品として、冷え体質の方にも安心して摂れます。

【摂り方の目安】 

みそ汁:毎食1杯。

納豆:毎日1パック。

ぬか漬け:毎日少量

骨盤内血流を上げる食材 まとめ一覧

食材

主な効果・摂り方の目安

生姜(加熱)

ショウガオール骨盤内血管拡張。毎日・白湯・みそ汁・炒め物に

玉ねぎ・ねぎ・にら・にんにく

硫化アリル血液サラサラ・血管拡張。毎日の薬味・炒め物に

唐辛子・シナモン(桂皮)

カプサイシン・桂皮血管拡張・骨盤内温め。23回・少量

青魚(サバ・イワシ・サーモン)

EPADHA→抗炎症・血液サラサラ。23

アボカド

オレイン酸・ビタミンE→血管保護・血流促進。1/41/2/

クルミ・亜麻仁油

α-リノレン酸(オメガ3抗炎症・補腎。毎日56/小さじ1

なつめ・クコの実

補血・補腎血液量と腎精の充実。毎日35/1015

黒豆・黒ごま・黒きくらげ

補腎・補血骨盤内血流の根本底上げ。34/毎日

ほうれん草・小松菜

鉄・葉酸・ビタミンC→補血・酸素供給。34

みそ・納豆・ぬか漬け

発酵食品エストロビオーム改善・ホルモン環境正常化。毎日

避けるべきもの

骨盤内血流への悪影響

冷たい飲み物・アイス(毎日)

骨盤内を内側から冷やし血管収縮卵巣血流低下

トランス脂肪酸(マーガリン・揚げ物の酸化油)

血管壁を傷つけ血流を妨げる。卵子の細胞膜へのダメージ

白砂糖・精製糖の過剰摂取

AGEs蓄積血管壁の硬化骨盤内血流低下

喫煙

ニコチン血管収縮卵巣血流の直接的な低下。妊活中の唯一の完全禁止

過剰な塩分(加工食品・インスタント)

血管収縮・むくみ骨盤内血流の低下

まとめ:今日の食事が3ヶ月後の卵巣環境を変える

骨盤内血流を上げる食材は「毎日少しずつ・継続して」取り入れることで効果が蓄積されます。

「今日から生姜白湯を始める」「青魚を週2回に増やす」「玉ねぎを毎日薬味に使う」——小さな一歩が3ヶ月後の卵巣環境を変えます。

三ツ川レディース漢方鍼灸院(大東市)では、初診120分の体質診断で骨盤内血流改善のための個別食養生アドバイスを行っています。

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監修・執筆者

不妊専門 漢方鍼灸師

三ツ川レディース漢方鍼灸院

院長 三ツ川 友一郎

【資格】  鍼灸師・柔道整復師・医薬品登録販売者・日本刺絡学会認定鍼灸師 

【学会】(一社)日本はり医学会 理事役員・日本伝統鍼灸学会会員

【役職】大東市鍼灸マッサージ協会 会長(2017年~)

【実績】1995年開業・臨床歴31年・妊娠サポート860名超

【学術発表】医道の日本(専門誌)執筆・第50回日本伝統鍼灸学会学術大会発表

参考文献

【現代医学文献】

1. Moran LJ, et al. Dietary composition in restoring reproductive and metabolic physiology in overweight women with polycystic ovary syndrome. J Clin Endocrinol Metab. 2003;88(2):812-819.

 

2. Chavarro JE, et al. A prospective study of dietary carbohydrate quantity and quality in relation to risk of ovulatory infertility. Eur J Clin Nutr. 2009;63(1):78

 

3. Shaaker M, et al. Fatty acid composition of human follicular fluid phospholipids and fertilization rate in assisted reproductive techniques. Iran Biomed J. 2012;16(3):162-168.

 

4. Gormack AA, et al. Many women undergoing fertility treatment make poor lifestyle choices that may affect treatment outcome. Hum Reprod. 2015;30(7):1617-1624.

 

5. Stanhiser J, et al. Omega-3 fatty acid supplementation and fecundability. Hum Reprod. 2022;37(5):1037-1046.

 

6. Gaskins AJ, Chavarro JE. Diet and fertility: a review. Am J Obstet Gynecol. 2018;218(4):379-389.

 

7. Suzuki T, et al. GingerZingiber officinaleand its bioactive components: a review of effects on the reproductive system. J Ethnopharmacol. 2016;195:238-251.

 

【東洋医学古典】

 

・黄帝内経 素問(調経論篇)——「血気不和、百病乃変化而生」:気血の不和が万病の根源。骨盤内血流と妊娠の関係(紀元前2世紀〜紀元後2世紀)

 

・傷寒論(張仲景著)——活血化瘀の治療原則と桂枝茯苓丸などの処方根拠(後漢時代・約200年)

 

・本草綱目(李時珍著、1596年)——生姜・玉ねぎ・黒豆・なつめなどの薬効と活血・補血作用の記載

 

・景岳全書(張介賓著、1624年)——婦人規:骨盤内血流(胞宮血流)と妊娠・不妊の関係、食養生の原則

 【免責事項】 本コラムは医療行為の代替を目的とするものではありません。妊活・不妊治療に関する具体的な判断は、必ず担当医・専門家にご相談ください。

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