大阪府
〒574-0026 大阪府大東市住道1丁目2-25
JR住道駅徒歩3分
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〜「腎を補う食材」を毎日の食卓に。卵巣機能・卵子の質・生殖エネルギーを食事から高める〜
「補腎食材を摂ってください」——三ツ川レディース漢方鍼灸院(大東市)の初診でよくお伝えすることのひとつです。
「補腎ってどういう意味ですか?」「腎臓が悪いということですか?」という質問をよくいただきます。
東洋医学の「腎(じん)」は、腎臓そのものではなく「生命エネルギーの貯蔵庫・生殖機能の根本」です。
卵巣機能・AMH値・卵子の成熟力・着床力——これらすべてが東洋医学的には「腎精(じんせい)の充実度」に依存します。
腎精を補う食材が「補腎食材」であり、妊活において最も重視される食養生の柱です。
三ツ川レディース漢方鍼灸院(大東市)では20年以上・延べ3,000名以上の妊活をサポートしてきました。このコラムでは補腎食材15選をその効能・現代栄養学的な根拠・摂り方とともに詳しく解説します。
東洋医学の「腎」は以下の機能を担います。
| 腎の機能 | 卵巣機能との対応 |
| 腎精を蔵する | 卵子の成熟力・受精力・着床力の根源。腎精が充実するほど卵子の質・卵巣機能が高まる |
| 天癸(てんき)を生む | 生殖機能を支える物質的基盤。FSH・LH・エストロゲン・プロゲステロンの産生と対応 |
| 骨・髄・脳を主る | AMH産生・卵胞の成熟に必要なミネラル(亜鉛・マグネシウム)の代謝と関連 |
| 水を主る | 卵胞液・体液の適切な分泌・調節と対応 |
| 命門の火を秘める | 体温を維持する陽気の根源。骨盤内を温め卵巣への血流を確保する |
「補腎」とはこれらの腎の機能を補い充実させることです。
現代医学的には「視床下部-下垂体-卵巣軸の機能最適化・卵巣血流の改善・卵子の成熟環境の整備・ミトコンドリア機能の強化」に対応します。
「黒色は腎に入る(黒色入腎)」——東洋医学の五行論では黒色の食材が腎を補うとされます。
現代栄養学的にも黒色食材に含まれるアントシアニン・セサミンなどが卵巣機能の改善に関与します。
① 黒豆
| 項目 | 内容 |
| 東洋医学的効能 | 補腎・活血・利水。腎精を補いながら血流を改善する。「黒大豆は腎の果」と古典に記載 |
| 現代栄養学的成分 | アントシアニン(強力な抗酸化・卵巣内酸化ストレス抑制)・大豆イソフラボン(フィトエストロゲン)・鉄・葉酸 |
| 摂り方の目安 | 週3〜4回。煮豆・黒豆ご飯・黒豆茶で |
| 項目 | 内容 |
| 東洋医学的効能 | 補腎精・補肝血・潤腸。腎精と肝血を同時に補う最重要補腎食材のひとつ |
| 現代栄養学的成分 | セサミン・セサモリン(抗酸化・フィトエストロゲン様作用)・不飽和脂肪酸・カルシウム・鉄 |
| 摂り方の目安 | 毎日大さじ1(すりごま)。ヨーグルト・ご飯・サラダに |
| 項目 | 内容 |
| 東洋医学的効能 | 補血・活血・滋陰。植物性食品の中で最強クラスの補血力を持つ |
| 現代栄養学的成分 | 鉄分(植物性食品トップクラス)・ビタミンD(紫外線照射で増加)・食物繊維・多糖体 |
| 摂り方の目安 | 週2〜3回。炒め物・スープ・酢の物に |
東洋医学で古くから「薬材」としても用いられてきた補腎食材群です。
食品として毎日摂れる強力な補腎サポーターです。
| 項目 | 内容 |
| 東洋医学的効能 | 補脾益気・養血安神。気と血を同時に補い精神を安定させる。補腎食材の中で最も幅広い体質に合う |
| 現代栄養学的成分 | 葉酸・鉄・ビタミンC・カリウム・多糖体(免疫調整) |
| 摂り方の目安 | 毎日3〜5粒。なつめ茶・スープ・お粥に |
| 項目 | 内容 |
| 東洋医学的効能 | 補腎肝・明目・益精。腎精と肝血を補い卵子の成熟力・視力を強化する。補腎補血の代表薬材 |
| 現代栄養学的成分 | ゼアキサンチン(卵巣内抗酸化)・ベタイン(ホモシステイン低下→着床環境改善)・多糖体 |
| 摂り方の目安 | 毎日10〜15粒。なつめ茶・ヨーグルト・スープに |
| 項目 | 内容 |
| 東洋医学的効能 | 補腎陰・補脾・固精。腎陰と脾気を同時に補う。「山薬(さんやく)」は代表的な補腎漢方薬材 |
| 現代栄養学的成分 | ムチン(消化吸収促進・他の栄養素の吸収率向上)・アミラーゼ・カリウム |
| 摂り方の目安 | 週2〜3回。とろろ・炒め物・スープに。生食でムチンが活きる |
| 項目 | 内容 |
| 東洋医学的効能 | 補腎強筋・健脾。「腎の果」と称される補腎の代表食材。脾腎を同時に補う |
| 現代栄養学的成分 | ビタミンB1・C・カリウム・食物繊維。エネルギー補給にも優れる |
| 摂り方の目安 | 旬(秋)に積極的に。蒸し栗・炊き込みご飯・スープに |
腎精の充実には「血」の充実が不可欠です。
補腎と補血を同時に行える食材は妊活において特に重要です。
| 項目 | 内容 |
| 東洋医学的効能 | 補肝腎・利湿。肝腎を補いながら余分な湿を除く。「肝腎同源」の観点から補腎補血の相乗効果 |
| 現代栄養学的成分 | 鉄・亜鉛・ビタミンB12・タウリン(抗酸化・ミトコンドリア機能向上) |
| 摂り方の目安 | 週2〜3回。みそ汁・酒蒸し・スープに |
| 項目 | 内容 |
| 東洋医学的効能 | 補腎壮陽・補血。古くから「精力をつける食材」として補腎の代表。腎陽と血を同時に補う |
| 現代栄養学的成分 | ビタミンA・B1・D・E・EPA・DHA・亜鉛・鉄 |
| 摂り方の目安 | 月1〜2回。蒲焼き・白焼きで。夏の土用の丑以外にも積極的に |
| 項目 | 内容 |
| 東洋医学的効能 | 補脾益気・缓中(かんちゅう)。温性甘味で脾を補い気血の生成を助ける。精製白砂糖の代替に |
| 現代栄養学的成分 | 黒砂糖:カリウム・カルシウム・鉄・ミネラル。はちみつ:フラクトオリゴ糖(善玉菌のエサ) |
| 摂り方の目安 | 1日小さじ1〜2程度。甘味料として白砂糖の代わりに |
腎陽虚(冷え体質)の方や骨盤内血流が低下している方には、温め・血流改善効果を持つ補腎食材が特に重要です。
⑪ えび(海老)
| 項目 | 内容 |
| 東洋医学的効能 | 補腎壮陽・通乳活血。腎陽を補い体を温める。精力・生殖機能を高める食材として東洋医学で重視 |
| 現代栄養学的成分 | 亜鉛・タウリン・アスタキサンチン(強力な抗酸化)・EPA |
| 摂り方の目安 | 週1〜2回。ゆで海老・炒め物・みそ汁に |
| 項目 | 内容 |
| 東洋医学的効能 | 補腎固精・温肺潤腸。「胡桃は腎の形に似る」として補腎の代表食材。腎精を充実させる |
| 現代栄養学的成分 | α-リノレン酸(オメガ3)・エラグ酸(抗酸化)・ビタミンE・マグネシウム |
| 摂り方の目安 | 毎日5〜6粒(素焼き・無塩)。おやつ・ヨーグルトトッピングに |
| 項目 | 内容 |
| 東洋医学的効能 | 活血化瘀・消食。血流を改善し消化を助ける。補腎食材と組み合わせることで吸収率も向上 |
| 現代栄養学的成分 | 必須アミノ酸・クエン酸(疲労回復・ミトコンドリア機能向上)・酢酸(血流改善) |
| 摂り方の目安 | 毎日大さじ1〜2。水・蜂蜜で割る・ドレッシングに |
⑭ 龍眼肉(りゅうがんにく)
| 項目 | 内容 |
| 東洋医学的効能 | 補心脾・益血安神。心と脾を補い血を益し精神を安定させる。なつめと並ぶ妊活最強の補血補腎食材 |
| 現代栄養学的成分 | ブドウ糖・鉄・ビタミンB群・多糖体(免疫調整) |
| 摂り方の目安 | 毎日3〜5粒。なつめと組み合わせてなつめ茶に。スープ・お粥に |
| 項目 | 内容 |
| 東洋医学的効能 | 補腎精・潤燥。黒ごまの精油成分を高濃度で含む。腎陰を補い体を潤す |
| 現代栄養学的成分 | セサミン・セサモリン(抗酸化)・リノール酸・オレイン酸 |
| 摂り方の目安 | 毎日小さじ1〜2。加熱せずサラダ・豆腐・ご飯に |
| 食材 | 東洋医学的効能 | 主な有効成分 | 目安 |
| ①黒豆 | 補腎・活血・利水 | アントシアニン・イソフラボン・鉄 | 週3〜4回 |
| ②黒ごま | 補腎精・補肝血 | セサミン・不飽和脂肪酸・鉄 | 毎日大さじ1 |
| ③黒きくらげ | 補血・活血・滋陰 | 鉄(トップクラス)・ビタミンD | 週2〜3回 |
| ④なつめ | 補脾益気・養血安神 | 葉酸・鉄・ビタミンC・多糖体 | 毎日3〜5粒 |
| ⑤クコの実 | 補腎肝・益精 | ゼアキサンチン・ベタイン・多糖体 | 毎日10〜15粒 |
| ⑥山芋・長芋 | 補腎陰・補脾 | ムチン・アミラーゼ・カリウム | 週2〜3回 |
| ⑦栗 | 補腎強筋・健脾 | B1・C・カリウム・食物繊維 | 旬に積極的に |
| ⑧あさり・しじみ | 補肝腎・利湿 | 鉄・亜鉛・B12・タウリン | 週2〜3回 |
| ⑨うなぎ | 補腎壮陽・補血 | A・B1・D・E・EPA・DHA・亜鉛 | 月1〜2回 |
| ⑩黒砂糖・はちみつ | 補脾益気・缓中 | ミネラル・オリゴ糖 | 小さじ1〜2/日 |
| ⑪えび | 補腎壮陽・活血 | 亜鉛・アスタキサンチン・EPA | 週1〜2回 |
| ⑫くるみ | 補腎固精・温肺 | α-リノレン酸・エラグ酸・E | 毎日5〜6粒 |
| ⑬黒酢 | 活血化瘀・消食 | アミノ酸・クエン酸・酢酸 | 毎日大さじ1〜2 |
| ⑭龍眼肉 | 補心脾・益血安神 | 鉄・B群・多糖体 | 毎日3〜5粒 |
| ⑮黒ごま油 | 補腎精・潤燥 | セサミン・リノール酸・オレイン酸 | 小さじ1〜2/日 |
補腎食材15選は単なる「健康食品」ではありません。
腎精を補い・卵子の成熟力を高め・卵巣機能を維持するという、妊活において最も重要な食養生の実践です。
三ツ川レディース漢方鍼灸院(大東市)では、初診120分の体質診断で体質タイプを特定し、補腎食材の優先順位・食べ合わせ・摂取量を個別にアドバイスしています。
大阪市鶴見区・城東区・旭区・東大阪・門真・寝屋川・交野エリアの方はぜひご相談ください。
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●補腎食材の取り入れ方を体質別に個別指導してほしい方
●AMH低値・卵子の質改善のために食養生から始めたい方
●腎陰虚・腎陽虚・腎精不足のタイプを体質診断で特定したい方
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診療時間(平日 9:00〜13:00/16:00〜20:00 土曜 8:00〜17:00)
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不妊専門 漢方鍼灸師
三ツ川レディース漢方鍼灸院
院長 三ツ川 友一郎
【資格】 鍼灸師・柔道整復師・医薬品登録販売者・日本刺絡学会認定鍼灸師
【学会】(一社)日本はり医学会 理事役員・日本伝統鍼灸学会会員
【役職】大東市鍼灸マッサージ協会 会長(2017年~)
【実績】1995年開業・臨床歴31年・妊娠サポート860名超
【学術発表】医道の日本(専門誌)執筆・第50回日本伝統鍼灸学会学術大会発表
【東洋医学古典】
・黄帝内経 素問(上古天真論篇)——「腎者主水、受五蔵六腑之精而蔵之」:腎は五臓六腑の精を受け取り蔵する根本臓腑。補腎食材が腎精を補う根拠(紀元前2世紀〜紀元後2世紀)
・本草綱目(李時珍著、1596年)——黒豆・黒ごま・山薬・枸杞子・大棗の薬効記載。各食材の補腎・補血・填精効果の古典的根拠
・食療本草(孟詵著、唐代・約700年)——食材による腎精補充の治療原則。「薬食同源」の考えに基づく補腎食材の食養生理論
【免責事項】 本コラムは医療行為の代替を目的とするものではありません。妊活・不妊治療に関する具体的な判断は、必ず担当医・専門家にご相談ください。
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