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「妊活を始めたけど、そもそも卵胞が育たない」などの経験はありませんか?

当院にいらしている患者様にも卵胞が育たないからタイミングや取れなかったり、採卵できないなどの悩みを持つ方が年齢問わずに増えています。

卵胞を育つようにするには卵胞が育たない原因を見つけることがまず大切です。

そこで今回は卵胞が育たなくなる原因を東洋医学的に解説していきたいと思います。

東洋医学による卵胞が育たなくなる原因

東洋医学で卵胞が育たなくなる原因は五臓(肝心脾肺腎)の腎の機能が失調していることが多いと考えることができます。

五臓の腎は排尿だけでなく

  • 水分代謝
  • 成長や発育
  • 生殖機能(子宮や卵巣、男性は精巣など)

と深い関係があります。

また生命の源でもある「精(成長や生殖と関係が深い)」を貯蔵するはたらきもあり、健康を維持するために腎機能は欠かせないものといわれています。

そのため腎の機能が何らかの原因により失調すると子宮や卵巣の機能も低下し、卵胞が育たなくなることがあります。

腎機能が失調する主な原因とは

ではなぜ、そもそも腎機能が失調するのでしょうか?

東洋医学で腎機能が失調する原因は

  1. 加齢
  2. 睡眠不足
  3. 甘いものの摂り過ぎ

によるものが多いと考えられています。

それぞれ詳しくご紹介してきたいと思います。

加齢

東洋医学で腎機能は年齢とともに低下していくと考えられていおり、いわゆる「老化」のことを指します。

女性は七の倍数で身体が変化するとされており、生殖機能が一番充実するといわれているのが「28歳」です。

28歳をピークに35歳、42歳・・・と少しずつ腎機能が衰えていきます。

腎機能の低下が進行する度合いは個人差もあるため、28歳がピークとは限りませんが老化の進行は日々の過ごし方で変わると約2000年前の古典にも記載されています。

そのため不摂生が続き、老化の進行が進むと年齢問わず生殖機能が低下する原因につながります。

(年齢が若くてもAMH値(抗ミュラー管ホルモン)が低いケースは老化が年齢と比べ、進行している可能性があります。)

腎機能が年齢を重ねるごとに低下していくのは必然的なことではありますが、進行を遅らせることは十分に可能ですので規則正しい生活をまずが心がけてみましょう。

※妊活中の生活習慣については以下のコラムをご覧ください。

睡眠不足

東洋医学で夜の睡眠は自律神経を整え、腎機能を高める時間だと考えられています。

特にゴールデンタイムともいわれている「22時~2時」は自律神経を調節する肝と腎機能が活動的になる時間帯になります。

この時間帯に睡眠をとることで消耗した腎機能がしっかり補われると考えられています。

そのため不規則な生活や夜更かしを続けていると消耗した腎機能を補いきれず、子宮や卵巣の機能が低下しやすくなることがあります。

また睡眠は腎機能だけでなく「自律神経」とも関係が深いため、ホルモンバランスが崩れる原因にもなります。

休日でも就寝・起床時間をできるだけ一定にし、夜更かしは控えるように心がけましょう。

※睡眠についてはより詳しく記載したコラムがございますので、以下をご覧ください。

甘いものの摂り過ぎ

東洋医学で「甘味」は飲食物の消化吸収をつかさどる五臓の「」の機能を高める味だと考えられています。

ですが、古典文献などに記載されている甘味とは約2000年前に存在した甘味でもあり、現代の甘味と異なる部分があります。

さらに脾の機能を高める味といわれていますが摂り過ぎると腎機能を攻撃し、失調させることがあります。

脾と腎はとても深い関係にあり、東洋医学では「お互いの機能が過剰にはたらきすぎないように抑制し合う関係」にあたります。

そのため甘いものを摂り過ぎると脾の機能が過剰にはたらき、腎機能を抑制しすぎてしまうのです。

子宮や卵巣の機能を低下させるだけでなく、老化の進行にもつながります。

甘味を摂る際は質や量を注意しましょう。

※妊活中の糖質制限については詳しく記載したコラムがございますので、ぜひあわせてご覧ください。

体質改善が妊娠への近道

今回は卵胞が育たなくなる原因について東洋医学的に解説しましたが、妊娠に至るために大切なのは「心身ともに健康」であることです。

今回ご紹介した原因が全ての方に当てはまるわけではありませんが、どんな原因であっても腎機能を低下させる原因を取り除き体質改善をしていただくことが一番の近道です。

お心当たりのある方はまず規則正しい生活を心がけ、甘いものを摂り過ぎないようにしましょう。

当院では鍼灸や漢方薬だけでなく、生活習慣などのアドバイスもおこなっておりますので、ぜひ一度当院にご相談ください。

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