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不妊の原因として近年増えているのが「AMH(抗ミュラー管ホルモン)値が年齢に比べ低い」方です。

AMH(抗ミュラー管ホルモン)値とは卵巣予備能のことで、年齢の平均値と比べ低くなっていると卵巣機能が低下し、老化が進行している状態をあらわします。

生殖機能は年齢とともに低下するため、防ぐことはできませんが進行を遅らせることは可能です。

そこで今回はAMHの数値を改善する方法をご紹介していきたいと思います。

AMH(抗ミュラー管ホルモン)の数値を改善する方法

AMH値が低くなる原因は様々ですが、東洋医学では「生殖器官と関係が深い腎機能の低下」によるものだと考えられています。

そのためAMHの数値を改善するためには腎機能を高めることが重要になります。

腎機能を高めるために意識していただきたいのは

  1. 甘いものを控える
  2. 腎機能を高める食材を摂る
  3. 質のいい睡眠(規則正しい生活)

の3つです。

※AMH値が低くなる原因についてより詳しく解説したコラムがございますので、ぜひあわせてご覧ください。

甘いものを控える

甘いお菓子やスイーツ、ジュースなどの摂り過ぎは腎機能が低下し、身体の老化が進行する原因になります。

特に

  • 精製された白砂糖
  • 人工甘味料

は大きな影響を及ぼすため、控える必要があります。

甘いものを食べる場合は「」を重視するようにしましょう。

例えばコンビニスイーツ→ケーキ屋さんなどの専門店などにシフトチェンジし、「ご褒美」として購入すると満足感も得られ必然的に摂る量が減ります。

また洋菓子ではなく、和菓子や果物や干し芋などのできるだけ自然な甘味に変えるだけでも身体への影響は異なります。

我慢のし過ぎもストレスの原因になるため、極端に断つことはせずまずは「質のいい甘味を摂る」ことから意識をしてみましょう。

※詳しい妊活中の糖質制限については以下のコラムをご覧ください。

腎機能を高める食材を摂る

東洋医学では

  • 黒い食材(黒豆、黒ごまなど)
  • 粘り気のあるもの(長いもやめかぶ、納豆など)
  • 塩辛いもの(海鮮類など)

などは腎機能を高める効果があると考えられています。

甘いものを控えつつ、腎機能を高める食材を積極的に摂っていただくとより効果が期待できます。

また、腎臓の形や色などが似ていることから小豆も効果的だといわれています。

小豆には「ポリフェノール(抗酸化作用)」も含まれており、身体を温める作用もあるため大変おすすめです。

※そのほか、詳しくは以下のコラムをあわせてご覧ください。

質のいい睡眠(規則正しい生活)

東洋医学で夜の睡眠は「自律神経を整え、腎機能を高める時間」といわれています。

そのため睡眠不足や質の悪い睡眠は腎機能を低下させ、AMH値が低くなる原因につながります。

夜更かしなどは控え、質のいい睡眠を心がけましょう。

質のいい睡眠をとるためには

  • 寝る直前の電子機器(スマホやテレビなど)は控える
  • 午後以降にカフェインを多く含む(コーヒーや紅茶など)を控える
  • 就寝時間と起床時間を一定させる
  • 朝起きたらカーテンを開け、朝日を浴びる

などがおすすめです。

睡眠の乱れは腎機能だけでなく、自律神経の乱れにもつながります。

ホルモンバランスにも影響を及ぼすため、できることから意識してみましょう。

漢方薬の併用も効果的!

ご紹介した養生だけでなく、AMHの数値を改善するには漢方薬の併用も効果的です。

腎機能を高める漢方薬は大きくわけて「腎を補いつつ、身体を温めるものと潤し冷やすもの」の2種類あります。

腎の身体を温める作用が低下している場合は

  • 下半身が冷えやすく「夜間尿」などの症状がある⇒八味地黄丸
  • 冷えに加え「下半身にしびれ」などがある⇒牛車腎気丸

などがよく使用されます。

また腎の身体を潤し、冷やす作用が低下している場合は

  • ほてり(足の裏)やのぼせ」がある⇒六味丸
  • ほてりやのぼせだけでなく、「かすみ目など目の症状」も気になる⇒杞菊地黄丸

などがよく使用されます。

ですが漢方薬は体質に合ったものを服用する必要があります。

体質に合っていないものを服用し続けた場合、下痢などの副作用や症状が悪化する恐れもあります。

漢方薬を服用する際は自己判断は避け、まずは専門家に相談しましょう。

まとめ

今回はAMH値の数値を改善する方法をご紹介しましたが、これらを意識すれば必ず妊娠に至れるわけではありません。

妊娠に至るために一番大切なのは心身ともに健康であることです。

今回ご紹介した養生法はあくまでも”AMHの数値を改善する方法の一つ”としてお考え下さい。

当院では鍼灸だけでなく、体質に合った漢方薬や生活習慣のアドバイスなどもおこなっておりますのでぜひ一度ご相談ください。

関連動画

【妊活】低AMH[を指摘された方が何に注意すればいいのか?

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