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妊娠力UP!黄体機能不全を改善する食べ物

不妊の原因はさまざまですが原因の一つとして考えられているのは”黄体機能不全”によるものです。

黄体機能不全は基礎体温の”高温期が短い”方に診断されることが多く、実際当院にいらしている患者様にも悩んでいる方がいらっしゃいます。

そこで今回は黄体機能不全の原因や改善する効果が期待できる食べ物などご紹介していきたいと思います。

黄体機能不全とは?

黄体機能不全とは排卵後から月経にかけ分泌量が増える”黄体ホルモン(プロゲステロン)”がなんらかの原因によりうまく分泌させない状態をいいます。

黄体ホルモンは”妊娠準備のホルモン”ともいわれており

  • 基礎体温を上げる
  • 受精卵が着床しやすいように子宮内膜を安定させる
  • 乳腺を発達させる

などのはたらきがあるため、黄体機能不全になると”月経不順や着床障害、流産”などの原因につながるといわれています。

一般的に黄体機能不全は黄体ホルモンそのものの分泌が低下することで起こるのではなく”高プロラクチン血症や甲状腺機能異常”などと併発することが多いといわれています。

東洋医学による黄体機能不全の原因

東洋医学による黄体機能不全になる原因はさまざまですが、特に多いと考えられているのは”腎陽虚”によるもの
だと考えられています。

冷えや生殖機能の低下などの症状がみられる「腎陽虚」

腎陽虚とは五臓の腎の”温煦作用”が低下することで”生殖機能の低下や冷え”などの症状がみられる状態をいいます。

黄体ホルモンは”卵巣から子宮内膜にかけて分泌されるホルモン”のため腎の機能が失調すると”子宮や卵巣の機能が低下”し卵巣からでるホルモンなどがうまく分泌されなくなることがあります。

また腎の温煦作用は別名”腎相火(命門の火)”ともいわれており、生命活動の根源ともいわれています。

この腎相火は身体の”ガスコンロ”的な役割をしており、全身を温めるだけでなく”新陳代謝や血行の促進、飲食物の消化や吸収の促進”などもおこなっているため弱火の状態になると”冷えや消化機能の低下”にもつながることがあります。

※甲状腺機能異常による黄体機能不全は甲状腺ホルモンの働き(新陳代謝)から"相火の亢進や低下”などが関係していると考えることができます。

黄体機能不全に効果的な食べ物

黄体機能不全を改善するためには”腎の温煦作用を補い、高める”ことが重要になってきます。

東洋医学には”五行説”といわれる自然界のあらゆるものは自然の変化や関係性を”木火土金水の5つの要素”に分類することができるという考えがあります。

五臓六腑の”五臓”もそのひとつです。

五行説により腎は”黒”と関係が深く、腎を補うためには”黒いものを食べると良い”とされています。

例えば”黒豆や黒ごま、ひじき、黒米”など黒い食材は腎機能を高め身体を温めると考えられており、腎臓の形や色が似ていることから”小豆”も良いといわれています。

また五行説で腎は”栗や塩辛いもの”などとも関係が深く”アサリやシジミ、ハマグリ”などの海鮮類も一緒に摂っていただくとより効果が期待できます。

抗酸化作用のあるものでも効果的!

腎の機能は年齢とともに低下する傾向があるため身体の老化を防ぐ”抗酸化作用”が含まれた食べ物でも効果が期待できます。

抗酸化作用が含まれている食べ物のなかでも”赤黒い色”が特徴的な”ブルーベリーやクランベリー、ラブベリーなどのベリー類”がおすすめです。

アンチエイジングだけでなく、東洋医学では小豆と同じように”赤黒い食べ物”は腎臓の色と似ていることから腎機能を高めるといわれています。

ですが果物は基本的に”身体を冷やす作用”があるため、摂り過ぎには十分に注意しましょう。

まとめ

黄体機能不全でもすべての方がご紹介した体質傾向に当てはまるわけではありません。

ですが腎の機能は年齢とともに低下するものでもあるので妊活中の方は積極的に取り入れることがおすすめです。

また黄体機能不全だからといって妊娠に至れないわけではありません。

妊娠に至るために一番大切なことは”心身ともに健康”であることですので食べ物だけでなく睡眠などの”生活習慣”も一緒に見直していただくことが一番の近道です。

お心当たりのある方は今一度見直してみてください。

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