卵子の老化を防ぐ効果が期待できる「シークワーサー」を妊活に取り入れよう！

東洋医学では生殖機能と関係が深い”腎”は年齢とともに低下していくと考えられており、女性の場合は腎機能が低下すると”卵子の質が低下”する原因につながります。

そのため妊活中の方は身体の老化が進行するのを防ぐことがとても重要になってきます。

実際当院に来院されている患者様もアンチエイジングの効果が期待できるルイボスティーを飲用するなど工夫されている方がとても多いです。

ですが子宮や卵巣の老化を防ぐ効果が期待できるのはルイボスティーだけではありません。

そこで今回は当院がアンチエイジングでおすすめの“シークワーサー”についてご紹介していきたいと思います。

シークワーサーとは”ミカン科の柑橘“で沖縄を中心に自生しています。

ただ酸っぱいだけでなく、香り高さや酸味に深みがあるなどから食材と相性抜群のため、様々なお料理のアクセントなどとして使用されています。

沖縄の方言で「シー」は”酢（酸っぱいもの）“、「クゥースン」は”食わせるや食べ物“の意味があり、シークワーサーは”酢食わし“という意味になります。

標準和名では”平実レモン（ヒラミレモン）“といい、シークワーサーは沖縄の方言が由来になっています。

シークワーサーには“ノビレチン”といわれる”抗酸化作用“が豊富に含まれています。

釘が酸化して茶色く錆びたり、リンゴが酸化して変色するように人間の身体も年齢とともに腎機能が低下すると酸化してしまいます。

酸化が進むと”老化“が進行したり、”生活習慣病や癌“などの原因になると考えられています。

その酸化を防ぐのが”抗酸化作用“です。

身体の老化が進行すると子宮や卵巣の機能も老化し、妊娠に至るためにとても重要な”卵子の質が低下“する原因になります。

そのため妊活中の方は”抗酸化作用“の含むものを積極的に摂取していただくことがおすすめです。

またノビレチンには抗酸化作用だけでなく、”血糖値や血圧をと抑制する“働きもあるため生活習慣病の予防などにもなります。

シークワーサーには“レモンの約2倍ものクエン酸”が含まれています。

クエン酸には

• 疲労回復
• 血糖値の上昇を抑制する
• 胃腸の働きを整える
• マグネシウムやカルシウム、鉄分の吸収を促進する
• 活性酸素（酸化ストレス）を取り除く
   

など様々な効果が期待できます。

特に妊活中はたくさんの栄養素が必要とされており、鉄分などは積極的に摂取されている方が多いと思くいらっしゃると思います。

女性の場合は月経などもあり、不足しやすい鉄分の吸収を促進してくれるためおすすめです。

さらに活性酸素を取り除く効果が期待できます。活性酸素とは”身体の老化を進行させる”原因の一つと考えられているものです。

シークワーサーを摂取していただくとクエン酸の”活性酸素の除去“だけでなく、”抗酸化作用“のあるノビレチンも含まれているためより身体のアンチエイジングに効果が期待できます。

今回は子宮や卵子の老化を防ぐ効果が期待できるシークワーサーについてご紹介しましたが、シークワーサーを積極的に摂取すれば必ず妊娠に至れるわけではありません。

先ほど少しお話しした活性酸素（酸化ストレス）は“不規則な生活習慣”などでも発生するものです。

そのため、子宮や卵巣の機能をアンチエイジングするには”生活習慣の見直し“なども一緒におこなっていただくことがとても大切です。

お心当たりのある方は今一度生活習慣から見直してみてください。

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