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不妊の原因になる⁉妊活中は食品添加物の摂り過ぎに要注意

普段何気なく口にしている加工食品ですが、その加工食品には食品添加物がたくさん含まれています。

食品添加物とは「保存料、甘味料、着色料、香料」など食品の製造過程または食品の加工や保存を目的として食品などに加えるものです。

妊娠に至るためには睡眠や運動の生活習慣はもちろんですが食品に対する正しい知識を取り入れ、食生活を見直すことも重要です。

そこで今回は食品添加物の危険性や不妊との関係性についてお話ししていきたいと思います。

なぜ食品添加物の摂り過ぎが不妊につながるのか?

日本で使用されている食品添加物の中には健康被害の報告されているため海外では使用が禁止されているものも多く含まれています。

例えば身体に良くないとよく耳にする「トランス脂肪酸」も海外では禁止されており、違反業者には罰金を課す地域もあるほどです

このように日本は海外と比べ規制が緩いため注意が必要です。

妊娠に至るために一番大切なのは「心身ともに健康」であることですので、健康被害の恐れがある添加物の摂り過ぎは不妊の原因につながることがあります。


例えば取り入れた添加物を身体は解毒しようと必要以上の活性酵素を生み出してしまいます。

活性酵素は”身体の老化を進行させるため卵子の質の低下など“の原因になることがあります。

卵子の質が低下すると”排卵障害や着床障害“なども考えられるため、食品添加物が多く含まれているものはできるだけ控える必要があります。

添加物の摂り過ぎは卵子の老化が進行する原因に

食品添加物を摂り過ぎると卵子の質に影響を及ぼすと考えられています。

添加物は身体にとって良いものではないため、取り入れた添加物を身体は解毒しようと必要以上の「活性酸素」を生み出してしまいます。

活性酸素とは免疫機能の1つでもあるため、生命を維持するために必要なものではありますが体内に増えすぎると身体の老化を進行させる原因になることがあります。

身体の老化が進行するということは子宮や卵巣の機能も老化するため、卵子の質などに影響を及ぼすといわれています。

※卵子の質と不妊の関係については詳しく記載したコラムがございますので、ぜひあわせてご覧ください。

特に気をつけてほしい食品添加物4つ

日本では現在「400種類以上の食品添加物が使用されており、一つの食品に対して量はわずかでも気にせず毎日食べていると知らないうちに多くの添加物を摂取していることになります。

日本人一人当たり「1日約100種類19の添加物を摂取しているといわれており、1年だと約7㎏(お茶碗約60杯分)に相当するといわれています。

食品添加物はそれぞれ目的があって使用されているものではありますが、そのなかでも特に気をつけていただきたいのは

  1. 亜硝酸ナトリウム
  2. 人工甘味料
  3. 合成着色料
  4. ソルビン酸

の4種類です。

亜硝酸ナトリウム

主に食肉・水産製品(ハム、ウィンナー、ベーコン、いくら、たらこなど)の発色剤として使われており、鮮やかな色を保つためや食中毒の原因になる「ボツリヌス菌の予防」も兼ねているといわれています。

1日の許容摂取量は「毎日欠かさず摂取した量」とされており、毎日食べ過ぎなければ健康被害はないとされていますが日々の積み重ねにより体内に蓄積されると様々な症状がでる可能性は十分にあります。

亜硝酸ナトリウムは毒性が強く摂取しすぎると

  • アレルギー(アトピーや花粉症など)
  • 発がん性
  • うつ症状
  • 頭痛

などの原因になると考えられているため摂り過ぎには注意が必要です。

人工甘味料(アステルパーム、アセスルファムKなど)

人口甘味量とは名前のとおり化学合成によってつくられた甘味料のことです。

砂糖の代わりに甘味を与え、食べやすくするもので多くの「飲料やお菓子」などに含まれています。

人工甘味料で気をつけていただきたいのは糖質オフなどと記載された加工食品です。

砂糖を入れない代わりにたくさんの人工甘味料が含まれており摂り過ぎると「染色体異常」などの原因になるといわれています。

※そのほか人工甘味料については詳しく記載したコラムがございますので以下からご覧ください。

合成着色料(赤3、食用赤色3号、タール色素など)

飲料やお菓子、ジャム、漬物などに多く含まれており食品に色を付け鮮やかにみせたり、食欲を増進させることを目的に使用されています。

合成着色料には不妊のリスクだけでなく

  • 赤血球やヘモグロビン減少
  • 甲状腺機能の障害
  • 染色体異常

なども報告されています。

また、かまぼこやソーセージ、和菓子などによく使われている「赤色104号(フロキシン)細菌の遺伝子を突然変異させ、発がん性があると考えられており食品用に使用を許可している国はほとんどないといわれています。

全ての着色料に発がん性があるわけではありませんが、赤やタール色素のみならず「青や黄の着色料にも健康被害につながる疑いがあるも日本では使用許可されているため十分に注意しましょう。

ソルビン酸、ソルビン酸K(カリウム)

加工肉やワイン、お弁当などに多く含まれており食品の細菌やカビを防ぎ、保存性を高めるために使われる添加物です。

特に菌による食中毒のリスクを避けるため「コンビニやスーパーのお弁当やお惣菜」などによく使用されています。

またソルビン酸K(カリウム)はお弁当やお惣菜だけでなく「ソーセージやハム、かまぼこ、ちくわなどの練り物やお漬物、ジャム」などにも保存料として使用されていることがあります。

肝臓肥大などのリスクも報告されていますが、亜硝酸と結合すると発がん性物質になるといわれているため便利ではありますが、お心当たりのある方は控えるようにしましょう。

引き算が妊娠への近道

今回は「食品添加物」についてお話ししましたが、市販で売られている食品のほとんどに添加物が含まれているため全てを控えるのはとても難しいです。

ですが妊娠に至るためには心身ともに健康であることが重要です。

身体にとっていいものを取り入れるだけでなく、身体に悪影響を与えるものを控えることが妊娠への近道です。

神経質になりすぎになるのは妊活に良くありませんので、まずはご紹介した4つの添加物から控えるように心がけてみましょう。

また食品添加物は何十年も摂り続けていることで身体がうまく解毒できなくなり健康被害などを及ぼしてしまいます。

そのため妊活中だけではなく健康のためにも継続的に控えることをおすすめします。

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