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日中はまだ20度を超える日々ですが11月7日には「立冬」を迎え、暦では冬になりました。

妊活中の方にとって大敵な「冷え」が本格的にやってきます。

そこで今回は厳しい寒さを乗り越えるため、冬の妊活でぜひ取り入れてほしい養生をご紹介していきたいと思います。

東洋医学で考える「冬」と不妊の関係

暦で冬は「立冬(11月上旬)~立春(2月上旬)」までの約3か月を指します。

この時期は動物が冬眠するのと同じように私たちの身体も厳しい寒さに耐えるため、生命エネルギーを身体の奥に蓄える季節になります。

そのため冬に春や夏のように活動すると本来蓄えるはずのエネルギーが消耗し、様々な不調につながると考えられています。

東洋医学の根本となっている古典にも「冬は次の春に向け積極的に行動するのではなく、静かにひそやかな気持ちで過ごすように。」と記載されています。

冬は「腎機能」とも関係が深い!

また冬は五臓の「」と密接な関係があり、腎はとても冷えに弱く臓といわれています。

腎は排尿だけでなく「成長や発育、生殖機能」と関係が深いため妊活中の腎機能はとても重要視されています。

冬の間にしっかり腎機能を養うことは次の春を元気に迎えるための準備期間でもあります。

そのため冬に身体を冷やしすぎたり、寝不足などにより腎機能が低下すると子宮や卵巣の機能も衰え

  • 月経不順や排卵障害
  • 着床障害
  • 流産、早産

など様々な不妊の原因につながるため冬の過ごし方はとても重要です。

冬の妊活に取り入れてほしいこと3選

妊活中の方にとって冷えや生殖機能の低下は大敵です。

よく「春は妊娠しやすい」といいますが、それは冬に腎機能を養いエネルギーの消耗をしすぎないことが大前提になります。

厳しい寒さを乗り越え、腎機能を養うためには

  1. 冷たいものは避け、腎機能を高める食材をとる
  2. 質のいい睡眠をしっかりとる
  3. 過度な活動は控える

の3つです。

それぞれ詳しく解説していきたいと思います。

冷たいものは避け、腎機能を高める食材をとる

腎は冷えに弱いため冷たい食べ物や飲み物は控え、腎機能を高める食材を積極的に取り入れていただくことがおすすめです。

東洋医学では

  • 黒いもの(黒豆や黒ごま、ひじきなど)
  • 粘り気のあるもの(長芋や納豆、めかぶなど)
  • 塩味

などが腎機能を高めると考えられています。

特に「黒いもの」は腎機能を高めるだけでなく、身体を温める作用もあるため大変おすすめです。

粘り気のあるものや塩味は摂り過ぎると身体を冷やし、浮腫みなどの原因にもつながるため摂り過ぎには注意しましょう。

※そのほか詳しい内容は以下のコラムをご参考ください。

質のいい睡眠をしっかりとる

東洋医学で夜の睡眠は自律神経を整え、腎機能を養う時間と考えられています。

古典には「早く臥し、晩(おそ)く起き、必ず日光を待ち、・・・」と記載されているようにしっかり腎機能を養うため早寝遅起が理想とされており、冬の日の出が遅いのはそのためだと考えられています。

仕事の都合などにより遅起きは難しいかもしれませんがその場合はできるだけ早寝を心がけ、夜更かしなどは避けるようにしましょう。

また睡眠は時間だけでなく、「」も重要ですので質のいい睡眠をとるようにしましょう。

※質のいい睡眠のとり方については詳しく記載したコラムがございますので、ぜひあわせてご覧ください

過度な活動は控える

冬は厳しい寒さに耐えれるように身体のエネルギーを蓄える季節です。

そのため、冬に活動しすぎるとエネルギーが消耗し体調を崩す原因や腎機能が衰える原因にもつながります。

妊活中で運動などを積極的に取り入れている方も多いと思いますが、冬は過度なジョギングや筋トレなどは避けるようにしましょう。

運動を取り入れる際は

  • ウォーキング
  • ヨガ、ストレッチ

などリラックス効果もある運動を取り入れエネルギーを消耗しすぎないようにしましょう。

※妊活中におすすめの運動については詳しく記載したコラムがございますので、以下からご覧ください。

心身ともに健康であることが妊娠への近道

冬に取り入れてほしい妊活をご紹介しましたが、妊娠に至るために大切なのは「心身ともに健康」であることです。

東洋医学で健康とは季節に応じて身体の状態も順応することを示しますため、季節ごとに養生法は異なります。

体質改善をおこなうことが妊娠への近道ですので、まずは基本的な生活習慣の見直しからはじめてみましょう。

※妊活中の生活習慣については詳しく記載したコラムがございますので、以下からご覧ください。

関連動画

【妊活】冬にやってしまいがちな妊娠しにくくなること3選

【実演】妊活に大敵な冷えを改善するツボとお灸のやり方

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