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月経前の胸の張りや痛みは妊娠しにくい体質になっているサインかも⁉

月経前に胸が張って痛むなどの経験をされたことはございませんか?

​一般的には月経前に急激なホルモンバランスが変化することが原因だといわれています。

ですが月経前に胸の張りや痛みがあるのは東洋医学では健康な状態とは言い切れません。

そこで今回は月経前の胸の張りや痛みの原因と効果的な養生法などを東洋医学的に解説していきたいと思います。

月経前に胸の張りや痛みがでる原因とは?

一般的に月経前に出る様々な症状は「ホルモンバランスの変化によるものといわれています。

ですが東洋医学では身体の構成要素である「気血水」の気の巡りが悪くなることで症状がでると考えられています。

気とは生命を維持するエネルギーのことをいい、何らかの原因でこのエネルギー循環がうまくいかなくなると月経前に胸の張りや痛みがでることがあります。

このような体質を「気滞」と東洋医学ではいいます。

全身のエネルギー循環が悪くなる「気滞」

気滞になる原因は様々ですが、特に多いのは「過度の緊張やストレス」です。

​ストレスは五臓(肝・心・脾・肺・腎)の「」に大きな影響を与え、機能を失調させてしまいます。

東洋医学で肝は自律神経を主り、全身のエネルギー循環や血流を良くする働きがあります。

そのため過度な緊張やストレスなどで肝の機能が失調すると

  • 自律神経が乱れ
  • 女性ホルモンのバランスが崩れる

などの原因になります。

そのため、月経前の胸の張りや痛みは女性ホルモンのバランスが乱れ、全身の気や血の巡りが滞っている妊娠しにくい体質になっているサインかもしれないため注意が必要です。

気滞になると血流も悪くなる原因に!

またエネルギー循環が悪くなると全身の血流も悪くなります。

子宮や卵巣周囲の血流が悪くなると十分な栄養や酸素が行き届かなくなるため、妊娠しにくくなる原因や「子宮筋腫や卵巣嚢腫」などの婦人科疾患にもつながります。

月経前の胸の張りや痛みを改善する方法

月経前に胸の張りや痛みを改善するために一番大切なのは「ストレスをため込まない」ことです。

ストレス社会の現代ではストレスをなくすことはとても難しいですが、軽減することは十分に可能です。

趣味の時間を作ったり、運動でリフレッシュすることもストレスの軽減になりますが大切なのは

  1. ストレスの根本に気づくこと
  2. 感謝の気持ちを忘れないこと

です。

  • 1
    ストレスの根本に気づくこと

聖書のへブル人への手紙にはストレスを「苦い根と表現しており、怒りや妬み、恨みなどが大人になるにつれ苦い根は深くなり刈り取れなくなる(ストレスが溜まる)ため、聖書に沿った生き方をすることで苦い根を生やさないようにするという考え方があります。

例えば小さいころにお父さんやお母さんに対して「口うるさく注意されて嫌だ!などといった感情が生まれると自分の心に苦い種をまいていることになります。

この種が大人になるにつれ苦い根となり、幼少期と似た状況下におかれた際に「怒りや妬み、恨みなどの感情が生まれます。

これがいわゆる「ストレスです。

ストレスが溜まるということは苦い根をどんどん成長させていることにつながり、負の状態から抜け出せなくなるとこれは心の健康とは言えません。

そのため「自分は何にイライラしているのか、ストレスを感じているのか」一度考えてみてください、何かしら幼少期の出来事につながあったり、ストレスを感じる出来事に共通点があるはずです。

自分の苦い根は何か気づき、深い根を生やさないように心を保つことがストレス軽減の第一歩です。

  • 2
    感謝の気持ちを忘れない

私たちの命や「何気ない日常、ご飯を食べれること、仕事ができること、不妊治療ができること」などすべてが当たり前になっていませんか?

当たり前になっているとそれ以上のことを求めてしまい、イライラなどの原因につながります。

またパートナーや家族、友人などに対して不満を感じることに対して客観視をすることもストレス軽減への一歩です。

例えば「パートナーの洗濯物の畳み方が気に食わない。」などの不満に対して客観視をすると

  • 畳んでもらえることが当たり前ではない
  • その畳み方じゃないと使えないわけじゃない
  • 人生を軸にするとすごく小さな不満に感じる

など第三者の目線に変えるだけでも物事の捉え方が変わります。

物事の捉え方を変えるのはなかなかすぐにできることではありません。

感情に揺さぶられることは悪いことではないので、まずは「今自分が過ごしている日常が当たり前でない。」という認識をもち、感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。

気の巡りを良くする食材も取り入れると効果的!

気滞を改善するためにはストレスの緩和はもちろんですが、気の巡りを良くする食材を取り入れていただくこともおすすめです。

代表的なものとしては

  • 香味野菜(しょうがやにんにく、みょうが、セロリ、クレソンなど)
  • 柑橘類(ミカン、きんかん、グレープフルーツ、シークワーサーなど)
  • 酸味のもの(梅干しや酢など)

は東洋医学で全身のエネルギー循環を良くする効果があるといわれています。

※シークワーサーは卵子の老化を防ぐ効果もあります。詳しく記載したコラムもございますので、ぜひあわせてご覧ください。

心を安定させるナッツ類もおすすめ!

また気の巡りをよくする食材だけでなく、心を安定させる効果がある「ナッツ類」もおすすめです。

気滞の多くはストレスによるものが多いため、心を安定させることでストレスを軽減すると考えられています。

アーモンドや蓮の実」には漢方薬でも安神の働きを助けるものとして使用されているため、おやつ代わりなどにナッツ類を食べていただくと効果的です。

まとめ

今回は月経前の胸の張りや痛みの原因についてご紹介しましたが、月経前に症状があるから妊娠に至れないわけではありません。

妊娠に至るために一番大切なことは「心身ともに健康」であることですので、体質改善をしていただくが一番の近道です。

気滞の原因のほとんどは「ストレス」のため、ストレスの軽減はもちろんですがまずは基本的な生活習慣の見直しからはじめてみましょう。

当院では鍼灸施術だけでなく、体質に合った漢方薬に処方や生活習慣のアドバイスなどもおこなっておりますので、ぜひ一度ご相談ください。

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