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妊活の大敵「冷え」の原因を東洋医学的に解説!

妊活中の方にとって”冷え”は大敵です。

冷えは子宮や卵巣内の血流が悪くなることから不妊の原因とも考えられており、妊活中の方にはぜひ気をつけていただきたいところです。

冷え性の原因は”冷房の冷気や冷たい飲食物の摂り過ぎ”だけでなく体質によって異なります。

そこで今回は体質別に冷えを改善する方法をご紹介していきたいと思います。

なぜ冷え性になるのか?

私たちの身体は”恒常性(ホメオスタシス)”とうものが存在します。

恒常性とは”体温を調節する機能”のことで暑い時は熱を逃がし、寒い時は熱をつくり、一定の体温を保つようになっています。

ですが暑い夏には”冷房の効いた部屋や冷たい食べ物や飲み物”がどこにでも手に入り便利になっている反面、こうした習慣が本来の体温調節機能を鈍らせていると考えられています。

これらの度が過ぎるとうまく体温が調節できなくなり、暑いのに汗をかけないと熱中症の恐れや寒いのに熱がつくられなくなると冷えの原因につながります。

「冷え」の原因になりやすい体質3選

冷えの原因は様々ですが、東洋医学で冷えが気になる方にはいくつかの体質傾向が引き金になっていると考えることができます。

特に多いと考えられているのは

の3つです。

身体の血が少ない「血虚」

血虚とは身体の血液が不足している状態をいいます。

身体の血液が不足していると四肢末端などまで血液が行き届かず、血流も悪くなり、冷えの原因になることがあります。

全身の血流が悪くなると子宮や卵巣に十分な栄養や血液が行き届かなくなることから不妊の原因にもなりやすい体質の一つです。

生まれ持った体質もありますが、血虚になる主な原因

  • 目や脳の使い過ぎ
  • 汗のかき過ぎ

などが考えられます。

目や脳の使い過ぎ

長時間に及ぶ”電子機器や考え事”などにより目や脳を使い過ぎると身体の血液がたくさんの情報処理のために頭に集まります。

すると頭ばかりに血液が集まり、他の臓器に十分な血液を回すことができなくなり、虚血状態になります。

特に”四肢末端や子宮など細かい血管が多い場所は他の臓器よりも後回し”になります。

この状態が続くと冷えの原因になり、女性の場合は月経血の減少などにもつながる恐れがあります。

汗のかき過ぎ

東洋医学では”汗血同源”といわれており、汗は血の一部と考えられいます。

血流改善やデトックスの効果があるからと”サウナや岩盤浴、ホットヨガ、よもぎ蒸し”などに行かれてる方もいらっしゃるかと思います。

ですがあまり汗をかき過ぎてしまうと血液を消耗し、むしろ冷えなどの原因につながることがあります。

特にもともと貧血傾向がある方はより症状が悪化する恐れがあるため汗をかき過ぎることは控えましょう。

胃腸が弱い「脾虚」

脾虚とは五臓六腑の脾の機能が失調している状態をいいます。

脾虚は元々の体質的なものが多いですが、主な原因は胃腸への負担をかけすぎです。

特に

  • 冷たい食べ物や飲み物
  • 小麦
  • 油(バターなども)

などは胃腸に負担がかかりやすくなっています。

東洋医学では口から取り入れた飲食物は胃や脾の働きにより、栄養の消化や吸収をおこなうことで血液がつくられると考えられています。

そのため脾の機能が失調していると血液が上手く作られず、先ほどご紹介した血虚につながります。

また口から取り入れた飲食物は”生命を維持するエネルギー”となるため、うまく栄養が吸収できないと身体が熱を産生できず、冷えの症状がみられることもあります。

身体の温める作用が低下する「腎陽虚」

腎陽虚とは腎の身体を温める作用が低下している状態をいいます。

東洋医学で五臓の腎は”生殖や発育、発達”が主ですが、身体を温める作用もあり生命を維持するエネルギーの根本と考えられています。

腎陽虚になる原因は加齢や不規則な生活、身体の冷やしすぎによって起こります。

腎機能は年齢とともに低下するものではありますが”不規則な生活や身体を冷やしすぎている”と老化が進行する原因になります。

老化が進行するとより腎機能が低下し、冷えの原因につながります。

また夜の睡眠は東洋医学で”腎機能を補う”時間とも考えられているため夜更かしなどが続くと腎が低下し、冷えの原因になることがあります。

まとめ

今回は冷えの原因につながりやすい体質をご紹介しました。

冷えになるということは場合によっては不妊の原因にもなります。

妊娠に至るために一番大切なのは“心身ともに健康である”ことですので、お心あたりある方は生活習慣などを見直してみてください。

今回紹介した体質別に冷えを改善する方法を解説したコラムもございますので、ぜひあわせてご覧ください。

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