大阪府
〒574-0026 大阪府大東市住道1丁目2-25
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〜不妊原因の約半数は男性側にある。精子の質は3ヶ月で変えられる〜
「精液検査を受けたら数値が思ったより悪くて、ショックでした」「妻ばかり病院に通っていて、自分は何をすればいいのかわからない」——三ツ川レディース漢方鍼灸院(大東市)には、男性ご自身からのご相談、またパートナーからの「夫にも何かできることはないか」というご相談が増えています。
不妊の原因は「男性側のみ」が約24%、「男女双方」が約24%——合わせると約半数近くに男性側の要因が関与しているとされています。
しかし妊活において男性へのケアは女性に比べて情報も選択肢も少ないのが現状です。
三ツ川レディース漢方鍼灸院(大東市)では20年以上・延べ3,000名以上の妊活をサポートする中で、ご夫婦そろって体質改善に取り組まれたケースを多く経験してきました。
このコラムでは、精子の質に影響する要因と、鍼灸漢方・食養生・生活習慣による改善アプローチを解説します。
精液検査では主に「精子濃度」「運動率」「正常形態率」が評価されます。
近年は「精子DNA断片化率(精子のDNA損傷の程度)」も重要な指標として注目されています。
| 指標 | 内容 | 改善に必要な期間の目安 |
| 精子濃度(数) | 精液1mLあたりの精子数。WHO基準で1,600万/mL以上が目安 | 約3ヶ月(精子形成サイクル) |
| 運動率 | 前進運動する精子の割合。受精能力に直結 | 約3ヶ月 |
| 正常形態率 | 正常な形をした精子の割合 | 約3ヶ月 |
| 精子DNA断片化率(DFI) | 精子のDNA損傷の程度。高いほど受精率・胚発育・流産率に影響 | 酸化ストレス対策で2〜3ヶ月での改善報告あり |
【精子形成サイクル「約74日」】
精子は精巣の中で約74日(約2.5ヶ月)かけて作られ、さらに精巣上体を通過するのに約2週間かかります。
つまり「今日からの生活習慣・食事の改善」が結果として現れるのは約3ヶ月後です。
精子は細胞膜に多価不飽和脂肪酸を多く含み、活性酸素による酸化ダメージを非常に受けやすい細胞です。
酸化ストレスは精子のDNA断片化・運動率低下・奇形率上昇のすべてに関与します。
| 酸化ストレスを増やす要因 | 精子への影響 |
| 喫煙 | ニコチン・活性酸素により精子濃度・運動率の低下、DNA断片化率の上昇。妊活中は禁煙が最重要 |
| 過度の飲酒 | テストステロン低下・酸化ストレス増加。精子の数・運動率に悪影響 |
| 肥満・メタボリックシンドローム | 脂肪組織での炎症・活性酸素増加。テストステロン低下とも関連 |
| 精索静脈瘤 | 陰嚢内の温度上昇・血流うっ滞により酸化ストレスが増加。男性不妊の原因として頻度が高い |
| 慢性的なストレス | コルチゾール上昇がテストステロン産生を抑制し精子形成に影響 |
精巣は体温より2〜4℃低い温度で機能するように作られています。精巣の温度が上昇すると精子形成機能が低下します。
| 精巣を温める習慣 | 対策 |
| 長時間の入浴・サウナ(特に頻繁に) | 熱い風呂・サウナは週1〜2回程度に。妊活強化期間は特に注意 |
| ノートパソコンを膝に乗せて長時間使用 | デスクの上で使用する。膝上での長時間使用を避ける |
| 長時間の自動車運転(シートヒーター含む) | 長距離運転時は適度に休憩を。シートヒーターの使用は短時間に |
| 締め付けの強い下着・ぴったりしたズボン | ゆとりのあるトランクスタイプの下着を選ぶ |
| 発熱を伴う感染症 | 発熱後は精子の質が一時的に低下することがある。発熱から回復後3ヶ月は精液所見に影響が出る可能性 |
東洋医学では、精子は「腎精(じんせい)」が形を変えたものと考えられています。
「腎は精を蔵し、精は生殖の根本をなす」という考え方が男性の生殖機能の中心にあります。
| 東洋医学的体質 | 精子の質との対応 | 主な症状 |
| 腎精不足(腎陰虚・腎陽虚) | 精子の数・運動率の低下。腎精が精子形成の材料そのものという考え方 | 疲労感・腰のだるさ・耳鳴り・夜間頻尿・薄毛 |
| 湿熱下注(しつねつげちゅう) | 精索静脈瘤・前立腺の炎症と関連。精子の運動率低下・奇形率上昇 | 陰嚢の湿り・かゆみ・排尿時の不快感・口が苦い |
| 気滞血瘀(きたいけつお) | 精索静脈瘤による血流うっ滞に対応。精巣への血流・酸素供給の低下 | 陰嚢の重だるさ・静脈の怒張・ストレスが多い |
| 脾腎両虚(ひじんりょうきょ) | 消化吸収力の低下が腎精の生成材料不足につながる複合タイプ | 食欲不振・軟便・倦怠感・腰だるさ |
治療方針は「補腎填精(腎精を補い精子の材料を充実させる)・活血化瘀(精巣周囲の血流を改善する)・清熱利湿(炎症を鎮める)」を体質に応じて組み合わせます。
| 栄養素・食材 | 精子への作用 | 摂り方の目安 |
| 亜鉛(牡蠣・牛赤身肉・かぼちゃの種) | テストステロン産生・精子形成に必須のミネラル。亜鉛不足は精子濃度低下に直結 | 牡蠣週1〜2回・かぼちゃの種を毎日少量 |
| CoQ10(補酵素Q10)(青魚・牛肉・ブロッコリー) | 精子のミトコンドリアのエネルギー産生を支え運動率を改善。抗酸化作用も | 青魚週2〜3回。サプリメントでの補充も研究で報告あり |
| セレン(魚介類・玄米・ナッツ類) | 抗酸化酵素の構成成分。精子の運動率・正常形態率の改善に関連 | ブラジルナッツ1〜2粒/日が手軽な補給源 |
| オメガ3脂肪酸(青魚・くるみ・亜麻仁油) | 精子細胞膜の柔軟性向上・抗炎症作用。精子濃度・運動率の改善との関連が報告される | 青魚週2〜3回・くるみ毎日5〜6粒 |
| ビタミンC・E(アボカド・ブロッコリー・トマト) | 精子の酸化ダメージ・DNA断片化を抑制する抗酸化作用 | 毎日の食事に彩り良く取り入れる |
| L-カルニチン(赤身肉・ラム肉) | 精子のエネルギー代謝・運動率に関与するアミノ酸誘導体 | 赤身肉を週2〜3回 |
| 葉酸(ほうれん草・ブロッコリー・レバー) | 精子のDNA合成・正常形態率に関与。女性同様に男性にも重要 | 緑黄色野菜を毎日 |
| 補腎食材 | 効能 |
| 黒豆・黒ごま・黒きくらげ | 「黒い食材は腎を補う」の代表。腎精を補い精子の材料を充実させる |
| 山芋・長芋 | 補腎陰・補脾。腎精の材料となる脾胃の働きを助ける |
| くるみ・栗 | 補腎益精。腎精を補いながら抗酸化作用も持つ |
| なつめ・クコの実 | 補腎・補血・抗酸化。卵子だけでなく精子の質改善にも有効 |
| えび・うなぎ | 補腎壮陽。古くから精力・生殖機能を補う食材として用いられる |
【避けるべき食習慣】
加工肉(ソーセージ・ベーコンなど)の過剰摂取・トランス脂肪酸(マーガリン・揚げ物の酸化油)・大豆イソフラボンの過剰摂取(サプリメントでの大量摂取)は精子の質に悪影響を与える可能性が報告されています。
男性不妊に対する鍼灸治療は、補腎・活血を中心に、精巣への血流改善とホルモン分泌の調整を目的とします。
| ツボ名 | 場所・効果 |
| 腎兪(じんゆ) | 腰部・第2腰椎棘突起外側。腎の背部兪穴。腎精を補う最重要ツボ |
| 命門(めいもん) | 腰部・第2腰椎棘突起。腎陽の根本。精子形成のエネルギーを補う |
| 太渓(たいけい) | 内くるぶし後方。腎の原穴。腎陰・腎陽の両方を補う |
| 関元(かんげん) | 臍下3寸。元気の源。生殖エネルギー全体を充実させる |
| 三陰交(さんいんこう) | 内くるぶし上4横指。肝・脾・腎の交会。補腎・活血を同時に |
| 足三里(あしさんり) | 膝下のツボ。脾胃の機能を高め気血の生成(精子の材料)を促進 |
| 期間 | 取り組みの内容 |
| 1ヶ月目 | 禁煙・節酒の開始。サウナ・長風呂・締め付けの強い下着を控える。亜鉛・CoQ10を含む食事を意識 |
| 2ヶ月目 | 補腎食材(黒豆・黒ごま・山芋・くるみ)を毎日の食事に追加。経絡治療を週1回開始。睡眠時間の確保(夜11時前就寝) |
| 3ヶ月目 | 抗酸化食材(青魚・アボカド・ブロッコリー)を継続。経絡治療を継続。3ヶ月後に精液検査で変化を確認 |
| 3ヶ月後以降 | 改善が見られた習慣を継続。精索静脈瘤など器質的な要因がある場合は泌尿器科専門医とも連携 |
【夫婦で取り組むことの意味】 精子の質改善は3ヶ月という時間がかかります。パートナーが一人で頑張っている妊活に、男性が「自分にもできることがある」と気づき一緒に取り組むことは、結果だけでなく夫婦関係そのものにも良い影響を与えます。
男性不妊は決して珍しいことではなく、不妊原因の約半数に関与しているとされています。
精子の質は精子形成サイクル(約74日)に応じて、生活習慣・食事・鍼灸漢方による体質改善で変化していく可能性があります。
禁煙・節酒・精巣を温めすぎない・補腎食材と抗酸化食材を意識した食事・鍼灸治療——これらを3ヶ月続けることが、精子の質改善への第一歩です。
三ツ川レディース漢方鍼灸院(大東市)では、ご夫婦そろっての妊活サポート、男性へのアドバイスも行っています。大阪市鶴見区・城東区・旭区・東大阪・門真・寝屋川・交野エリアの方はぜひご相談ください。
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●精液検査の結果が気になり改善に取り組みたい男性の方
●パートナーと一緒に体質改善に取り組みたいご夫婦
●補腎・活血の経絡治療と漢方処方で精子の質を改善したい方
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大阪・東大阪の不妊漢方鍼灸なら三ツ川レディースへ 鍼灸で外から・漢方薬で内から。
本来の東洋医学で妊娠しやすい体へ。 大阪で初めての不妊専門漢方鍼灸院として31年・860名超の妊娠実績。
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不妊専門 漢方鍼灸師
三ツ川レディース漢方鍼灸院
院長 三ツ川 友一郎
【資格】 鍼灸師・柔道整復師・医薬品登録販売者・日本刺絡学会認定鍼灸師
【学会】(一社)日本はり医学会 理事役員・日本伝統鍼灸学会会員
【役職】大東市鍼灸マッサージ協会 会長(2017年~)
【実績】1995年開業・臨床歴31年・妊娠サポート860名超
【学術発表】医道の日本(専門誌)執筆・第50回日本伝統鍼灸学会学術大会発表
【免責事項】 本コラムは医療行為の代替を目的とするものではありません。男性不妊の診断・治療については必ず泌尿器科専門医・担当医にご相談ください。
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