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〜東洋医学の「補血食養生」と栄養学の両面から、着床環境を整える食事法〜

はじめに:「内膜が薄い」と言われた方へ

「子宮内膜が薄い」「内膜が7mm以下で移植できなかった」「毎周期内膜が育ちにくい」——こうした悩みを持つ患者さんが当院に多くいらっしゃいます。

子宮内膜は受精卵が着床するための「ベッド」です。

一般的に移植時・排卵時に8mm以上の厚みが必要とされており、それ以下では着床率が著しく低下します。

内膜が薄い原因は、子宮への血流不足・エストロゲン不足・子宮内腔の癒着・慢性子宮内膜炎など多岐にわたりますが、「食事で内膜を育てる」という視点は西洋医学ではあまり注目されません。

しかし東洋医学では「血(けつ)を補い、血流を改善することで内膜を育てる」という食養生が2,000年以上実践されてきました。

このコラムでは、内膜を厚くするための食べ物・避けるべき食べ物・東洋医学的な補血食養生・体質別のアプローチ・今日から始められる実践プランを体系的にお伝えします。

 

【このコラムでわかること】 子宮内膜が薄くなる主な原因東洋医学的な「内膜を育てる血の考え方」内膜を厚くする食べ物10内膜を薄くする・避けるべき食べ物体質別の食養生(血虚・血瘀・腎虚)今日からできる実践プラン

子宮内膜が薄くなる主な原因

食養生の前に、内膜が薄くなる原因を理解しておきましょう。

原因

詳細・東洋医学的な対応

子宮への血流不足

冷え・骨盤内の血行不良で内膜への栄養供給が不足。東洋医学的に「血瘀・気虚」に対応

エストロゲン不足

卵胞発育の低下・過度なダイエットによる女性ホルモン減少。東洋医学的に「腎虚・血虚」に対応

血虚(栄養・血の不足)

貧血・鉄分不足・食事量の少なさで内膜を育てる「血」が不足。東洋医学の血虚そのもの

慢性子宮内膜炎

慢性炎症による内膜機能障害。東洋医学的に「湿熱・血瘀」に対応

子宮内腔の癒着

手術・流産後の癒着。医療的処置が必要なケースも

過度な運動・ストレス

エネルギー不足・コルチゾール過剰でホルモン・血流に悪影響

 このうち「血流不足」「血虚」「エストロゲン不足」は、食養生と鍼灸漢方で大きく改善できる原因です。

このコラムでは特にこれらのアプローチに焦点を当てます。

東洋医学的な「内膜を育てる血」の考え方

東洋医学では、子宮内膜を育てるのは「血(けつ)」の充実と「血の巡り」であると考えます。

 

「血虚(けっきょ)」と子宮内膜の関係

東洋医学でいう「血」は西洋医学の血液より広い概念で、体の各組織を潤し・養い・機能させる物質全体を指します。

血が不足した状態(血虚)では、子宮内膜に十分な栄養・潤いが届かず、内膜が薄くなったり、脆くなったりします。

●  血虚の主な症状:顔色が白い・爪が薄い・目が疲れやすい・睡眠が浅い・動悸・立ちくらみ・生理量が少ない

●  内膜との関係:血が不足→子宮内膜への栄養供給低下→内膜の発育障害

●  アプローチ:補血食材(鉄・葉酸・良質なタンパク質を含む食材)で血を充実させる

 

「血瘀(けつお)」と子宮内膜の関係

血は十分にあっても、その流れが滞っている状態(血瘀)では、子宮内膜への血液が届きにくくなります。

血瘀は子宮内膜の血流不足の直接的な原因になります。

●  血瘀の主な症状:生理痛・血塊・経血の暗赤色・肌のくすみ・冷えのぼせ

●  内膜との関係:血流が滞る→内膜への血液循環低下→内膜の薄化・着床障害

●  アプローチ:活血食材(血流改善)で瘀血を解消し、内膜への血流を回復させる

 

多くの内膜薄い患者さんは「血虚+血瘀」の複合タイプです。

 

血を補いながら(補血)、血の流れを改善する(活血)という両面からのアプローチが効果的です。

子宮内膜を厚くする食べ物10

東洋医学の補血・活血食養生と現代栄養学の両面から選んだ、内膜を育てるのに役立つ食材10選をご紹介します。

補血系(血を補い内膜に栄養を届ける)食材

食材

内膜への効果・取り入れ方

なつめ(大棗)

補血の王様。気血を同時に補い子宮を養う。毎日23粒をお茶・スープに。クコの実と合わせると効果アップ

ほうれん草

非ヘム鉄・葉酸・マグネシウムが豊富。ビタミンCと一緒に摂ると鉄の吸収率が大幅にアップ。毎日1束を目安に

黒豆・黒ごま

腎を補い血を養う黒い食材。イソフラボン・鉄・カルシウムが豊富。毎日少量を継続

赤身肉(牛・馬)

ヘム鉄・良質なタンパク(内膜の材料)・B12・亜鉛。週23回の赤身部位を選ぶ

なつめ・ひじき・小松菜

鉄・カルシウム・ヨウ素・マグネシウム。みそ汁・煮物に毎日

 

活血系(血流を改善し内膜への血液を増やす)食材

食材

内膜への効果・取り入れ方

生姜(加熱)

血管拡張・骨盤内血流改善。蒸し生姜・焼き生姜が特に温め効果大。毎日白湯に

青魚(サバ・サーモン・イワシ)

EPADHAが血液をさらさらにし内膜への血流を促進。週23

玉ねぎ・にら・にんにく

アリシンが血行を促進。毎日の料理に積極的に使う薬味三兄弟

黒酢・酢

血液の流れをスムーズにする活血食材。ドレッシング・飲料に毎日少量

アボカド・オリーブオイル

良質な一価不飽和脂肪酸がホルモン合成を助け内膜の発育を促す。毎日1/41/2

 

【内膜を厚くする食事の基本原則】 「補血食材で血を補い+活血食材で血流を改善する」この2つを同時に行うことが内膜を育てる食養生の基本です。どちらか一方だけでは効果が半減します。

子宮内膜を薄くする・避けるべき食べ物

内膜を厚くする努力をしながら、同時に内膜を薄くする食べ物を避けることが重要です。

避けるべき食べ物・習慣

内膜への悪影響・理由

冷たい飲み物・アイスクリーム

子宮・骨盤内を内側から冷やす。血流低下内膜への血液量が減少。東洋医学的に脾を傷める

白砂糖・甘い菓子・清涼飲料水

血糖値スパイクインスリン過剰ホルモン乱れ。エストロゲン分泌のリズムを乱し内膜発育を妨げる

過度なカフェイン(コーヒー3杯以上)

血管収縮作用で子宮への血流を低下させる可能性。着床率低下との関連が研究で示される

アルコール

肝臓でのエストロゲン代謝を妨げる。ホルモンバランスの乱れ内膜発育障害

生もの・極端な冷食

東洋医学的に「寒」の性質が脾・子宮を冷やす。消化吸収力も低下し内膜の材料が作られにくい

過度な食事制限・極端なダイエット

エストロゲン産生に必要な体脂肪が不足。タンパク質・鉄不足で内膜の材料が枯渇

加工食品・インスタント食品

トランス脂肪酸・添加物が慢性炎症を促進。子宮内膜の質を低下させる

 【特に注意】 内膜薄い方の多くが「冷たいもの好き」「カフェイン多め」「食事量が少なめ」という傾向があります。まずこれらを見直すだけで、内膜の状態が改善するケースも多くあります。

体質別の食養生:血虚・血瘀・腎虚タイプ別アドバイス

内膜が薄い方の体質タイプ別に、優先して取り入れるべき食材・避けるべき食材を整理します。

血虚タイプ(顔色白い・貧血気味・生理量少ない)

項目

内容

優先食材

なつめ・ほうれん草・黒豆・赤身肉・ひじき・小松菜・クコの実

食べ方のポイント

13食きちんと食べる。特に朝食を抜かない。温かく調理して消化吸収を高める

避けるべき食材

冷たいもの・生もの・過度なダイエット・カフェイン

漢方薬(参考)

当帰芍薬散・十全大補湯・四物湯・なつめ茶(補血漢方薬と合わせる)

 

血瘀タイプ(生理痛・血塊・冷えのぼせ・経血黒ずみ)

項目

内容

優先食材

生姜・青魚・玉ねぎ・にら・黒酢・アボカド・サフラン少量

食べ方のポイント

温かく食べる。血流を良くする薬味(生姜・ねぎ・にら)を毎食に。冷やして食べない

避けるべき食材

冷たい飲食物・アルコール・揚げ物・脂っこい食事

漢方薬(参考)

桂枝茯苓丸・温経湯・血府逐瘀湯(活血化瘀の漢方と組み合わせる)

 

腎虚タイプ(疲れやすい・AMH低値・基礎体温低め・腰だるさ)

項目

内容

優先食材

黒豆・黒ごま・クルミ・牡蠣・山芋・なつめ・黒きくらげ

食べ方のポイント

黒い食材を毎日1品。温かい食事・早寝・過労を避ける。クコの実入りお茶を習慣に

避けるべき食材

冷たいもの・夜食・過剰なカフェイン・アルコール

漢方薬(参考)

八味地黄丸・六味地黄丸・当帰芍薬散加減(補腎補血の漢方と組み合わせる)

 

今日からできる!内膜を育てる1週間の食事プラン

具体的にどう食べるかを、曜日別のポイントで示します。

すべてを完璧にする必要はありません。

取り入れやすいものから始めてください。

曜日・時間帯

おすすめの食事例・ポイント

毎朝(毎日)

白湯(生姜入り)を1杯+なつめ茶を飲む習慣から始める

月・木(朝食)

ほうれん草とひじきのみそ汁+玄米ご飯+黒ごまをかける

火・金(昼食)

サバの塩焼き定食またはサーモン入りサラダ(アボカド・レモンドレッシング)

水・土(夕食)

赤身肉の生姜炒め+黒豆の煮物+玉ねぎスープ

日(特別デー)

牡蠣鍋または牡蠣のオリーブオイル炒め+にら入り卵スープ

間食(毎日)

素焼きクルミ56粒+なつめ23

 このプランで特に意識してほしいのは「温かく食べること」「黒い食材を毎日取り入れること」「生姜・薬味を惜しみなく使うこと」の3点です。

まとめ:子宮内膜を育てる食養生の5原則

 

原則

具体的な行動

補血食材で血を補う

なつめ・ほうれん草・黒豆・赤身肉を週45回以上取り入れる

活血食材で血流を改善

生姜・青魚・玉ねぎ・にらを毎日の食事に。体を温める食べ方を

冷やすものを徹底的に避ける

冷たい飲食物・白砂糖・過度なカフェイン・アルコールを控える

体質タイプに合わせて食材を選ぶ

血虚・血瘀・腎虚のタイプを把握し、優先食材を変える

継続が最重要

内膜が厚くなるには13周期の継続が必要。焦らず毎日続ける

 食養生は薬ではありません。

しかし3〜6ヶ月の継続で、基礎体温の変化・生理の状態・内膜の厚みに変化が現れることを、当院では多くの患者さんで経験しています。

「内膜が薄いと言われた」方は、食養生と鍼灸漢方を組み合わせた体質改善をぜひ取り入れてみてください。

 

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「内膜が薄いと言われた」「食養生と鍼灸漢方で内膜を育てたい」そんな方のために、当院では初診は問診と施術で2時間みています。

大阪で20年・延べ3,000名以上の妊活をサポートしてきた漢方鍼灸師が、体質診断をもとに補血・活血の食養生・漢方処方・鍼灸施術を組み合わせた個別プランをご提案します。

 

こんな方はぜひご相談ください

  子宮内膜が薄いと言われた・毎周期内膜が育ちにくい方

  移植前に内膜の血流・厚みを改善したい方

  着床不全・着床しない原因のひとつとして内膜の問題がある方

  食養生・漢方・鍼灸で体質から内膜を育てたい方

  大阪市鶴見区・城東区・旭区・東大阪・交野・寝屋川エリアで妊活専門院をお探しの方 

監修・執筆者

不妊専門 漢方鍼灸師

三ツ川レディース漢方鍼灸院

院長 三ツ川 友一郎

国家資格 鍼灸師、登録販売士、

妊活サポート実績多数

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