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妊活中のおやつにはドライフルーツの「なつめ」がおすすめ!

妊活中で身体に良くないとわかっていても甘いおやつが食べたくなる!という方は多いのではないでしょうか?

当院にいらしている患者様にも「ダメだとわかってても甘いものがやめられない」という相談はよくお聞きします。

妊活中だからといって無理に甘いものやおやつを制限する必要はありません。

東洋医学で”甘味””身体の緊張を緩めたりするはたらきがある”と考えられており、適度に必要なものでもあります。

ただし”食品添加物や油”などの摂り過ぎは身体に良くないため、おやつをたべる際は”質を選ぶ”必要はあります。

そこで今回は当院でおすすめしている妊活中のおやつをご紹介してきたいと思います。

なつめとは?

なつめとはクロウメモドキ科の落葉高木で、中国北部を原産地とする果物です。

なつめは夏に黄緑の花を咲かせ暗赤色で楕円形の実を付けます。

その実の部分を一般的に“なつめ”といわれており、漢方では“大棗(たいそう)”という名前で使用されています。

なつめは古来より薬として使われ、中国の世界三大美女の楊貴妃が好んで食べていたことから“一日食三棗 終生不顕老(13粒のなつめを食べると老いを防げる)”といわれています。

韓国では参鶏湯(サムゲタン)などの料理や伝統茶に入れたり“子宝に恵まれ福をもたらす果実”といわれていることから縁起の良い果実として婚礼の儀式に登場したり、今でも盛んに食べられています。

なつめには女性にとって嬉しい効果がたくさん!

東洋医学では私たちの身体は”気血水”の3つで構成されていると考えられており、これらがバランスを保ち全身に循環することで健康が維持されています。

ですが、何らかの原因によりこの気血水のバランスが崩れると身体に様々な症状があらわれます。

中国の伝統医学として発達してきた漢方でなつめは生命活動に重要な“身体を温め、気や血を補う”効果が期待できる生薬として”大棗(たいそう)”という名前で使用されています

※なつめにはプルーンの約1.5倍もの鉄分が含まれているため、血を補う漢方薬に多く使われています。

気と血にはどんなはたらきがあるの?

気とは”生きるための生命エネルギー”といわれており、気が身体の表面をまんべんなく循環することで外的なウイルスなどから守っていると考えられています。

  • 身体を温める⇒冷え性
  • 免疫力をつける⇒虚弱体質
  • 血と水をコントロールする⇒むくみ・冷え性・生理痛・頭痛
  • 血と水をつくる⇒冷え性・虚弱体質・精神安定・貧血
  • 漏れを防ぐ⇒不正出血
  • 内臓を正常な位置に保つ⇒胃下垂・脱肛・子宮脱

などの働きがあり、血と水を作り、巡りを左右するのも“気”次第という重要な役割を担っています。

また血とは西洋医学でいう”血液”のことを示しています。

  • 全身に栄養と潤いを与える
  • 精神的に安定させる(睡眠の質にも繋がる)

 などの働きがあり、血を補うことで “冷えの改善・貧血の改善(体調不良だけでなく肌の潤いや髪の艶にも関係します)・免疫力アップ・精神不安・不眠改善”に期待できると考えられています。

なつめは脾の機能も高める

またなつめは“脾の果”という別名があるほど五臓(肝、心、脾、肺、腎)の“脾”のはたらきを健やかにしてくれます。

東洋医学では口から取り入れた飲食物は胃の働きによって消化し小腸で”水穀の精徴(栄養素)”に変化します。

水穀の精徴は”脾に運ばれると気血水へ変化し、肺を経由して全身に送り出す”という概念があります。

そのため脾のはたらきが正常でないとうまく気血水がつくられないため、子宮や卵巣などに血液や栄養素が行き届かなくなることがあります。

妊活中の女性にとって子宮や卵巣内の血流や栄養は”子宮内膜や卵子の質”などにも影響を及ぼすため脾の働きを高めることはとても重要なことです。

なつめのおすすめの食べ方

なつめは“1日3~5粒”が目安です。

※なつめは甘味のある果実のため、食べ過ぎてしまうと“糖分の過剰摂取”になってしまいますので摂取量は必ずお守りください。

乾燥なつめはそのまま食べていただくことが一番ですが抵抗がある方は“煮物やスープ、おかゆに刻んで入れたり、ハチミツ煮にしたり、お茶にしていただく”などもおすすめです。

ハチミツ煮の場合は

  1. 少量の水となつめを鍋に入れ、蓋をして弱火にかけます。
  2. 沸騰したらハチミツを入れさらに1分火にかけると完成です。(ハチミツはお好みで量を調節してください。)
     

また、お茶に入れる場合はカップになつめを3粒入れてお湯を注ぎ、10分待っていただくだけです。

お茶として飲むの際は実も一緒に食べていただくことがおすすめです。

まとめ

今回は妊活中のおやつとして当院がおすすめするなつめをご紹介しました。

なつめは子宝の果実とは言われていますが食べれば必ずしても妊娠に至れるわけではありません。

妊娠に至るために一番大切なのは”心身ともに健康”であることです。

なつめはあくまでも”甘いものが欲しくなった際の代わりや妊娠しやすい身体づくりの一環”としてお考え下さい。

当院のYouTubeでもなつめについて詳しくご紹介しておりますのでぜひ関連動画からご覧ください。

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