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一般的に流産は血行不良によるものだと考えられており、不育症の方には血流を改善する薬が処方されることも少なくありません。

ですがそれはあくまでも「対処療法」であり、流産しやすい身体を改善できているわけではありません。

体質改善をしていただくことが妊娠・出産の近道になります。

そこで今回は流産予防の効果が期待できるツボをご紹介していきたいと思います。

東洋医学で考える「流産」の原因

妊娠というのは本来、身体には存在しないもの(いわゆる胎児)が子宮内に存在している状態になります。

そのため特に妊娠初期は本来存在しないものを異物だと察知し、追い出そうとする力がはたらくことがあります。

この力に対し、胎児を子宮内に維持する力が弱いと流産になると考えられています。

東洋医学で胎児を維持する力が弱る原因として

  • 血行不良
  • 胃腸の弱り
  • 生殖機能の低下

によるものが多いといわれています。

※そのほか不育症について記載しているコラムがございますので、詳しくは以下をご覧ください。

流産予防の効果が期待できるツボ3選

経穴とは「気血」とよばれる身体のエネルギーが循環する道筋ではある「経絡」の重要なポイントを指します。

経穴は361穴(WHOに認められている)存在し、身体のどこかに異常がある場合に反応が現れるため診察診断や治療ポイントとして利用します。

流産予防の効果が期待できるおすすめのツボは

  1. 神闕(しんけつ)
  2. 公孫(こうそん)
  3. 照海(しょうかい)

の3つです。

それぞれ詳しく解説していきます。

生命力の出入口「神闕(しんけつ」

神闕(しんけつ)とは東洋医学で「お臍」のことを指します。

神は「生命力や命の根源」、闕には「門、や出入口」などの意味があり、妊娠中は母体と胎児がつながる部分でもあることから流産予防として重要視されています。

神闕をお灸などで温めることで

  • 骨盤周囲の血流改善
  • 冷え改善

などの効果が期待できます。

また、お臍は身体の真ん中に位置することから胃腸のトラブル全般にも効果があるといわれています。

骨盤周囲の血流や消化機能を高め、胎児に栄養や血液を送り届けやすくすることで流産予防になります。

神闕は名前の通り、生命力に関与するとても重要なツボですので日頃から冷やさないように注意しましょう。

消化機能を高め、血流を良くする「公孫(こうそん)」

公孫(こうそん)とは足の太陰脾経のツボです。

足の内側、足の親指の付け根の骨の出っ張りと内くるぶしの間で少し凹んだところ」に位置します。

公孫は飲食物の消化や吸収をおこなう脾や胃腸と関係が深く、

  • 消化器系のトラブル全般
  • 足の冷えや浮腫み
  • 倦怠感

などに効果的です。

さらに公孫は「月経や生殖」とも関係が深く、婦人科系のトラブル全般にも効果があるといわれています。

消化機能を高めることで血液をつくり、月経を整え、血流を良くすることで流産予防になりますので、お灸やマッサージなどを取り入れてみましょう。

胎児の成長を促す「照海(しょうかい)」

照海は足の少陰腎経にあるツボで、名前の通り「海を照らす(海は深い場所を意味し、ここでは腎を指す)」という意味があり

足の内くるぶしの下、少し陥没しているところ」に位置します。

主に

  • 排尿障害(頻尿や乏尿、夜間尿など)
  • 婦人科系のトラブル全般
  • 足の冷えや浮腫み
  • 不眠

などに効果的です。

東洋医学における腎は「命門の火(命の門出)」ともいわれており、その人自身の生命力や胎児の成長に欠かせない機能でもあります。

特に妊娠中は胎児を成長や発育を促すために妊娠前よりも腎機能が活性化されるため、そのぶん消耗もしやすくなってしまいます。

腎機能が低下しすぎると胎児の成長が止まったり、子宮内に胎児をとどめておくことができなくなると流産につながる恐れがあります。

日頃からお灸やマッサージをして腎機能をしっかり高めておくことがおすすめです。

自宅でできるお灸を取り入れてみよう!

ツボをマッサージして循環を良くすることも効果的ですが、血流改善をするには「お灸」がより効果が期待できます。

お灸とは「もぐさ」と呼ばれるよもぎの葉っぱから精製されたものを燃やすことでツボに温熱刺激を与える施術法です。

よもぎ自体にも

  • 血流改善
  • 免疫力の向上
  • リラックス効果
  • デトックス作用

などがあり、ツボを厳選することでよりシャープに効かせることができます。

今では「台座灸」とよばれる自宅でも簡単にできるお灸が販売されているため、日頃の養生として取り入れていただくことがおすすめです。

(妊娠中の方でも安産や逆子予防にお灸は効果的ですが、妊娠16週目以降を目安におこなうようにしてください。)

※そのほかお灸のやり方については詳しく記載したコラムがございますので、以下をご覧ください。

体質改善が流産予防の近道

今回は流産予防の効果が期待できるツボを3つご紹介しましたが、妊娠を継続するために大切なのは「心身ともに健康」であることです。

ツボはあくまでも流産しにくくなるように循環を促すものであり、流産そのものを予防できるわけではありません。

そのためツボの刺激だけでなく、流産しにくい身体をつくっていくことが妊娠継続の近道であり根本的な解決になります。

あくまでも流産予防の一環として取り入れてみてください。

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