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不妊の原因になる⁉食べ過ぎ要注意の野菜や果物

妊活中は様々な栄養素が必要とされているため栄養バランスにも気をつけて野菜を積極的に摂ったり、お菓子の代わりを果物にしたり食生活を工夫されている方も多いのではないでしょうか。

ですが身体に良いと思って食べている野菜や果物が不妊の原因になっているかもしれません。

そこで今回は特に食べ過ぎには気をつけてほしい野菜や果物をいくつかご紹介したいと思います。

食べ物の性質について知ろう!

食物養生法と東洋医学の思想を組み合わせ、自然に則した食事法”マクロビオティック“では世の中のものをすべて”陰と陽“でできているという考え方が古くからあります。

例えば”昼が陽で夜が陰、熱が陽で寒が陰、背は陽で腹が陰“などのようにわけることができ、野菜や果物などの食べ物も陰陽にわけると”温める作用があるもの(陽性)と冷やす作用があるもの(陰性)“に分類されます。

またマクロビオティックには“身土不二(暮らす土地の旬の物を食べる)”“一物全体(自然の恵みを残さずまるごといただくこと)”2大原則があります。これらは季節や土地にあった野菜や果物を食べることで陰陽のバランスを保ち、健康を維持するという考えです。

妊娠に至るために一番大切なのは”心身ともに健康”であることですので、陰性と陽性の食べ物をバランスよく摂取し健康を維持することがとても大切です。

冷やす作用のある食べ物は不妊の原因になることがある

先ほど食べ物にも陰性と陽性があるとご紹介しましたが、妊活中の方に一番気をつけていただきたいのは“陰性(冷やす作用のある)”の野菜や果物です。

基本的に野菜や果物は“季節や地域に適応した“ものができます。

例えば”夏野菜や南国果実“などは暑い季節や地域でできる野菜や果物は冷やす作用の強いものが多いです。

身体に良いからと陰性の野菜や果物を摂り過ぎると”身体が冷え、全身の血流が悪くなる”原因になります。

また果物などは糖質も高く、水分も多いため“水分代謝が悪くなったり、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)”の原因につながることもあります。

そのため妊活中は野菜や果物の摂取量は十分に注意しましょう。

妊活中に控えてほしい陰性食材とおすすめの陽性食材

陰性の野菜や果物は“身体が冷え、血流が悪くなる”原因になるため、摂り過ぎには注意が必要です。

特に冷え傾向のある方は陰性の野菜や果物は控え、身体を温める作用のある”陽性“の野菜や果物を積極的に摂取しましょう。

陰性と陽性の野菜や果物や特徴などは以下の表をご参考ください。

 

 

陰性 陽性
性質

・暑い地域や季節に育つ
・地上に生える
・水分が多い

・寒い地域や季節に育つ
・土の中に生える
・水分が少ない
食材例

夏野菜(トマト、きゅうり、ナスなど)
スイカ、バナナ、マンゴー、キウイ
パイナップル、メロン など

根菜類(ごぼう、れんこん、にんじん、
かぼちゃ、さつまいも、大根など)
りんご、ぶどう、さくらんぼ、みかん、桃 など

 

果物にも温める作用のあるものがありますが、基本的にそのまま食べることが多いので“身体を冷やし潤す”作用が全体的にあります。

そのため陽性の果物でも摂り過ぎには十分気をつけましょう。

身体を温めて血流を改善!野菜や果物のおすすめの食べ方

陰性の野菜や果物を食べてはいけないわけではありません。

生の状態が一番冷えるので食べる際は“加熱をしたり、身体を温める作用のある食材と一緒に摂る”などをして調和させることがとても大切です。

また陰性の野菜や果物を摂取する際は温める作用のある“調味料”などを使うのもおすすめです。

例えば味付けに”しょうがやお味噌を使ったり、果物を摂る際は上からシナモンを足してみたりする”だけでも冷えの作用は緩和されます。

陰性のものを取り入れるときは組み合わせ方を工夫してみましょう。

※身体の状態(熱がこもっているときなど)によっては陰性のものを取り入れた方が良いときもあるため、陽性の野菜や果物ばかりを摂取するのではなく、バランスよく摂取するようにしましょう。

まとめ

今回は食べ過ぎ要注意の野菜や果物についてご紹介しましたが、食べ過ぎると必ず不妊の原因になるわけではありません。

不妊の原因は様々ですが“妊娠しにくくなる原因の一つ“として視野にいれてみてください。

妊娠に至るために一番大切なのは“心身共に健康”であることですので、日頃から養生していただくことが妊娠への近道です。

また今回ご紹介した内容だけでなく、普段の食生活や睡眠、運動などの生活習慣も妊活に影響を及ぼすため見直しが必要です。

お心当たりのある方は今一度見直してみてください。

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