大阪府
夜中や朝方に「トイレに行きたくて目が覚める」といった経験はありませんか?
東洋医学で夜中や朝方のトイレは妊娠しにくい体質になっているサインの一つとも考えられており、当たり前のことではありません。
そこで今回は夜中や朝方にトイレで目が覚めてしまう原因と不妊の関係性についてご紹介していきたいと思います。
東洋医学で腎機能が低下している体質傾向を「腎虚」といいます。
夜中や朝方にトイレで目が覚める方には腎虚でも身体の温煦(あたためる作用)が低下することで腎機能が弱る「腎陽虚」が多いと考えられています。
腎は生殖機能とも関係が深いため、夜中や朝方にトイレで目が覚めるということは子宮や卵巣が冷えて機能が低下している合図とも捉えることができます。
子宮た卵巣周囲の機能が低下すると「月経の状態や卵子の質」なども影響を及ぼす可能性もあるため注意が必要です。
東洋医学では腎の温煦作用を「命門の火」とも呼び、生命エネルギーを維持するにあたってかなり重要視されています。
この命門の火はまさしく命の門出をあらわすため、胎児を子宮内に留め育てていくのに必要不可欠なエネルギーでもあります。
この温煦作用が低下し続けると「着床率や胎児の成長、流産・早産」などの原因につながると考えられています。
夜中にトイレは妊娠しにくいサインの1つかも?
卵巣の衰えを早期に発見して対応しよう