大阪府
妊活中の糖質は卵子を老化させたり、血糖値の急な上昇による排卵障害、血流が悪くなってしまうこともあるため摂取量には十分注意していただく必要があります。
そもそもなぜ甘いものなどを無償に食べたくなったりするのでしょうか?
そこで今回は東洋医学的に甘い物などが欲しくなる原因と我慢せずに糖質を制限する方法をご紹介していきたいと思います。
【五行説】
また脾の働きだけでなく過度な緊張やストレスなどでも甘いものを食べたくなることがあります。
甘味は「緩める」働きがあると考えられているため、ストレスなどにより甘いものが食べたくなる場合は緊張などにより、硬くなった身体を甘いものを食べて緩めようとするのです。
私たちの身体は五臓六腑すべてのバランスを保つことで健康が維持されています。
何かしらの原因により機能が失調するとバランスを保つためその臓腑と関係が深い味を欲することがあります。
そのため疲労などにより消化機能が弱ったときやストレスなどを感じたときに関係性の深い甘いものが無償に食べたくなるのです。
は一番妊活の妨げになる甘みは「精製された白砂糖」です。
糖質のなかでも一番中毒性が高く
など様々な食品に使われています。
この白砂糖を制限するためにはまず自然な甘みに変えることです。
例えば甘いものが食べたくなった時に糖質でも白砂糖が多く使われているお菓子やスイーツを食べるのではなく、さつまいもや果物など自然な甘みを摂るようにします。
果物(ドライフルーツも)は精製された糖質とは違い「ビタミンやミネラル」などが多く含まれているためおすすめです。
同じ糖質でも自然な甘みがある食品の方が精製された白砂糖などと比べ血糖値の上昇が緩やかになります。
精製された糖質による急な血糖値の上昇は「排卵障害」などを引き起こし、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の原因につながります。
そのため、妊活中の糖質摂取は自然な甘みがある食品に変えることで急な血糖値の上昇を抑えることが大切です。
※多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)については詳しく記載したコラムがございますので、そちらをご覧ください。
自然な甘みのある食品を摂取する際は「その季節にあった旬のもの」を選びましょう。
東洋医学で食材などはその地域や季節などに適したものができると考えられており、例えば熱帯など暑い地域でできるものは「陰性」といわれており、熱を冷まし身体を冷やす作用があります。
そのため冬の寒い時期に熱帯地域で育つ「バナナ、パイナップル、キウイ」などの南国フルーツを食べると急激に身体を冷やしてしまうため、季節に合ったものを摂るようにしましょう。
これは果物だけに限らず「野菜やお茶」なども同じですので日頃の食生活でも旬のものを取り入れるように心がけましょう。
※当院でおすすめしている妊活中のおやつについては以下のコラムをぜひご覧ください。
妊活に良くない糖質をどうやってやめればいい?
妊活中に食べたいおやつとしてはコレが最強