大阪府
〒574-0026 大阪府大東市住道1丁目2-25
JR住道駅徒歩3分
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〜「生理前に毎回胸がはる」のは体からのサイン。放っておかずに体質改善を〜
「生理前になると毎回胸がはって痛い。これって妊活に関係ありますか?」
三ツ川レディース漢方鍼灸院(大東市)で
こうした質問をいただくことがあります。
生理前の胸のはりは
多くの女性が経験する
PMS(生理前症候群)の症状のひとつです。
「よくあること」として見過ごされがちですが、
東洋医学的には
「肝気鬱結(かんきうっけつ)」という
気の流れの停滞を示すサインになります。
これが強い場合は、
ホルモンバランスの乱れ
骨盤内血流の低下
着床環境の悪化
と関係することがあります。
三ツ川レディース漢方鍼灸院(大東市)では
20年以上・延べ3,000名以上の妊活をサポートしてきました。
このコラムでは、
「生理前の胸のはりが妊活に影響する理由」と
「具体的な改善策」をわかりやすくお伝えします。
生理前の胸のはりは、
排卵後から生理前にかけての
ホルモンの変化によって起きます。
| メカニズム | わかりやすく言うと |
| エストロゲン・プロゲステロンの変動 | 排卵後にプロゲステロンが増え、乳腺が発達しようとするため胸が張る。これ自体は自然な現象 |
| エストロゲン過剰・プロゲステロン相対的不足 | エストロゲンとプロゲステロンのバランスが崩れると張りが強くなる。プロゲステロンが少ない(黄体機能不全)と特に強く出やすい |
| プロラクチンの上昇 | ストレスや睡眠不足でプロラクチン(乳汁分泌ホルモン)が高くなると胸の張りが強くなる。プロラクチンは排卵も抑制する |
| 気の流れの停滞(東洋医学) | ストレス・感情の抑圧・冷えにより「肝気」の流れが滞ると、乳腺(肝経が通る部位)に気が鬱積して張り・痛みとなる |
【「少し張る」のは正常範囲】
生理前に少し胸が張る感じがある程度は、
プロゲステロンが分泌されているサインとして正常の範囲内です。
「痛みで眠れない」
「胸を触ると激痛がある」
「生理の1〜2週間前から始まり生理後も続く」
プロラクチン(乳汁分泌ホルモン)は
通常は授乳中に高くなるホルモンですが、
ストレス・睡眠不足・特定の薬剤などにより
普段から高くなることがあります。
プロラクチンが高いと次のような問題が起きます。
●排卵を抑制する→排卵障害・無排卵のリスク上昇
●黄体機能を低下させる→プロゲステロン不足→高温期が短くなる
●胸の張りが強くなる・乳汁が出る(非授乳中に)
【高プロラクチン血症かどうかは血液検査でわかります】
生理2〜3日目の採血でプロラクチン値を測定できます。
基準値(約25ng/mL以下)を超える場合は
担当医に相談を。
ストレス軽減
睡眠改善など
東洋医学的な疏肝治療が有効なケースがあります。
エストロゲンが
相対的に過剰(プロゲステロンが少ない)な状態では、
乳腺への刺激が強くなり胸の張りが強くなります。
黄体機能不全(プロゲステロン不足)は
胸の張りだけでなく、着床不全・化学流産とも関係します。
| チェックポイント | 内容 |
| 基礎体温 | 高温期が10日未満・高温期の体温が低い(36.5℃以下)なら黄体機能不全のサインかも |
| 生理前の張りのタイミング | 排卵直後から強く始まり生理直前まで続く場合はエストロゲン過剰の可能性 |
| 生理前の他の症状 |
東洋医学では、
生理前の胸のはりは
「肝気鬱結(かんきうっけつ)」
の代表的な症状として捉えます。
東洋医学の「肝(かん)」は、
体の中の気の流れを調整する臓腑です。
ストレス・感情の抑圧・イライラ・不安などが続くと、
この肝の気の流れが詰まってしまいます(=肝気鬱結)。
肝経(肝の経絡)は脇腹・乳房・下腹部・生殖器を通っています。
気の流れが詰まると、
経絡が通る場所
つまり乳房に気が鬱積し、
張り・痛み・しこり感として現れます。
これが「生理前の胸のはり」の東洋医学的な正体です。
| 肝気鬱結の症状 | わかりやすく言うと |
| 生理前の胸のはり・痛み | 肝経が通る乳房に気が鬱積するため |
| 生理前のイライラ・情緒不安定 | 肝の気の流れが詰まると感情が安定しにくくなる |
| 脇腹・わき・のどのつまり感 | 肝経が通る部位に気が停滞するサイン |
| 生理痛・血塊(気滞から血瘀へ) | 気の停滞が続くと血の流れも滞り(血瘀)、生理痛・血塊につながる |
| ため息が多い | 気が詰まったときに体が自然に気を抜こうとするサイン |
肝気鬱結から気滞血瘀へと妊活へ影響します。
肝気鬱結を放置すると「気の停滞→血の停滞(気滞血瘀)」という連鎖が起きるのです。
| 連鎖のステップ | 妊活への影響 |
| ①肝気鬱結(気の流れが詰まる) | ストレスホルモン(コルチゾール)上昇→排卵ホルモン(LH・FSH)の分泌が乱れる→排卵障害・黄体機能不全のリスク |
| ②気滞から血瘀(血の流れも停滞) | 骨盤内血流の低下→子宮・卵巣への酸素・栄養の供給が低下→卵子の質低下・内膜薄化 |
| ③プロラクチン上昇 | 肝気の停滞がプロラクチン産生を刺激→排卵抑制・黄体機能低下→着床率の低下 |
| ④子宮内の環境悪化 | 気滞血瘀が子宮内膜の血流を妨げる→内膜の受容性低下→着床しにくい環境 |
つまり
「生理前の胸のはりが強い=肝気鬱結が強い」
ということは、
排卵・黄体機能・骨盤内血流・着床環境
すべてに影響しうる体質サインです。
「よくあること」として放置せず、
体質改善に取り組むことが
東洋医学では、
肝気鬱結を和らげることを
「疏肝(そかん)」といいます。
気の流れを整える食材を毎日の食事に取り入れましょう。
| 疏肝食材 | 効果 | 摂り方 |
| セロリ | 理気疏肝の代表的な野菜。香り成分が気の流れを整える | 週3〜4回。炒め物・スープ・スムージーに |
| 三つ葉・みつば | 理気・疏肝。香りが気の流れを促進する | みそ汁・和え物の仕上げに毎日少量 |
| 玉ねぎ・ねぎ | 行気活血。気と血の両方の流れを改善 | 毎日の料理に。みそ汁・炒め物・サラダに |
| 柑橘類(レモン・みかん・グレープフルーツ) | 疏肝理気。酸味と香りが肝気の流れを整える | 1日1個程度。生搾りで。ただし冷え体質の方は温かい料理に絞る |
| ジャスミン茶・ローズティー | 花の香りが肝気を疏通させる。ストレス・PMS軽減に | 毎日1〜2杯。カフェインが気になる方はノンカフェインのローズヒップで |
ビタミンB6は
プロラクチンの産生を抑制し、
プロゲステロンの産生を促進するビタミンです。
マグネシウムは
PMS症状(胸のはり・むくみ・イライラ)の緩和に
効果があることが研究で報告されています。
●ビタミンB6の多い食品:
まぐろ・鶏胸肉・バナナ・さつまいも(週3〜4回)
●マグネシウムの多い食品:
黒豆・わかめ・アーモンド・バナナ(毎日少量ずつ)
肝気鬱結の最大の原因はストレスです。
「ストレスをゼロにする」のは難しいですが、
毎日「少し気を流す習慣」を持つことが大切です。
●朝の散歩20〜30分:
体を動かすことが最もシンプルな気の流れの改善法
●深呼吸・腹式呼吸(毎日5分):
肝気の停滞を呼吸で解消
●好きな香りのアロマ・入浴剤を使う:
香りは直接「肝気を疏通させる」作用がある
●感情を言葉にする(日記・信頼できる人に話す):
抑圧した感情が肝気鬱結を悪化させる
●妊活SNSの閲覧を週1回・30分以内に制限:
比較ストレスが肝気を最も停滞させる
体が冷えると血の流れが悪くなり、
気滞から血瘀への連鎖が悪化します。
特に足首・腹部を温めることが肝気鬱結の改善にも役立ちます。
●毎日38〜40℃のお風呂に15〜20分浸かる(汗が出るほど熱くしない)
●腹巻きを365日つける(エアコン対策にも)
●足首・ふくらはぎを温める靴下・レッグウォーマーを通年で着用
三ツ川レディース漢方鍼灸院では、
胸のはりが強い方に以下のツボを使用しています。
| ツボ名 | 場所 | 効果 |
| 太衝(たいしょう) | 足の甲・親指と人差し指の間の根元 | 肝の原穴。肝気鬱結を解消する最重要ツボ。胸のはり・イライラに特効 |
| 期門(きもん) | 乳頭の真下・肋骨の下縁 | 肝の募穴。乳房の張り・脇腹の張りに直接作用する |
| 内関(ないかん) | 手首内側2寸上 | 心包経の絡穴。ストレス・不安・動悸の緩和。プロラクチン低下にも |
| 三陰交(さんいんこう) | 内くるぶし上4横指 | 肝・脾・腎の交会。疏肝・補血・活血を同時に。PMS全般に効果的 |
| 膻中(だんちゅう) | 胸骨の中央(乳頭を結んだ線の中点) | 気会穴。胸部の気の流れを整え、胸のはり・のどのつまり感を緩和 |
| 体質タイプ | 代表的な漢方薬 | 主な効果 |
| 肝気鬱結(ストレス・イライラ・胸のはり) | 加味逍遥散(かみしょうようさん) | 疏肝理気・補血・清熱。PMS・胸のはり・イライラの代表処方 |
| 肝気鬱結+血虚(疲れ・顔色悪い) | 逍遥散(しょうようさん) | 疏肝補血。疲れやすい・顔色が悪い方の胸のはりに |
| 肝気鬱結+瘀血(生理痛・血塊) | 加味逍遥散+桂枝茯苓丸の組み合わせ | 疏肝と活血を組み合わせ。気滞血瘀タイプに |
| 高プロラクチン傾向(排卵障害・胸のはり) | 芍薬甘草湯など体質に応じた処方 | プロラクチン低下・ホルモン調整(担当医との連携が必要) |
生理前の胸のはりは
「よくあること」として見過ごされやすいですが、
東洋医学的には
「肝気鬱結」という
気の流れの停滞を示す
重要なサインです。
これが強い場合、
ホルモン分泌の乱れ(プロラクチン上昇・黄体機能不全)
骨盤内血流の低下・着床環境の悪化
という形で妊活に影響します。
疏肝食材を食べる
ストレスを発散する
体を温める
経絡治療で全身を整える。
これらの取り組みで肝気の流れを整えることが、
胸のはりの改善と妊活環境の向上を同時に叶えます。
三ツ川レディース漢方鍼灸院(大東市)では
初診120分の体質診断で
肝気鬱結のタイプを見極め、
経絡治療・漢方処方・食養生で個別にサポートします。
大阪市鶴見区・城東区・旭区・東大阪・門真・寝屋川・交野エリアの方はぜひご相談ください。
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●生理前の胸のはりが強く肝気鬱結の体質改善をしたい方
●疏肝理気・活血の経絡治療と漢方処方でPMS・胸のはりを改善したい方
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大阪・東大阪の不妊漢方鍼灸なら三ツ川レディースへ 鍼灸で外から・漢方薬で内から。
本来の東洋医学で妊娠しやすい体へ。 大阪で初めての不妊専門漢方鍼灸院として31年・860名超の妊娠実績。
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診療時間(平日 9:00〜13:00/16:00〜20:00 土曜 8:00〜17:00)
定休日(日曜・祝日午後・水曜午後)
不妊専門 漢方鍼灸師
三ツ川レディース漢方鍼灸院
院長 三ツ川 友一郎
【資格】 鍼灸師・柔道整復師・医薬品登録販売者・日本刺絡学会認定鍼灸師
【学会】(一社)日本はり医学会 理事役員・日本伝統鍼灸学会会員
【役職】大東市鍼灸マッサージ協会 会長(2017年~)
【実績】1995年開業・臨床歴31年・妊娠サポート860名超
【学術発表】医道の日本(専門誌)執筆・第50回日本伝統鍼灸学会学術大会発表
【免責事項】 本コラムは医療行為の代替を目的とするものではありません。胸のはりが強い・しこりがある・非授乳中の乳汁分泌がある場合は、まず産婦人科・乳腺科を受診してください。
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