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流産を乗りこえるための4つのステップ
~不妊治療の成功を目指して~

当院には流産を繰り返すという方が少なからず来院されます。

 

流産から立ち直るのに数カ月以上かかることすらあります。

 

それだけ女性にとって身体的、精神的に負担をかけているということです。

 

流産をどのように捉え、どうすれば赤ちゃんという目的にたどり着けるのか、当院でおこなっている鍼灸や漢方薬、養生法などを症例も含めてお伝えしたいと思います。

流産を乗りこえ妊娠された症例

【症例1】大東市 不妊鍼灸・漢方
Wさん(37歳)
流産から精神的に落ち込むも漢方鍼灸で改善し妊娠

子供は作ればすぐ出来ると思い込んでました。

実際子作りして、すぐ妊娠…簡単だと思った矢先流産し、もともと精神的に強い方ではなかったので 部屋に引きこもるようになり、体調もどんどん悪くなり悪循環な日々を過ごしていました。

1年半後、不妊治療のクリニックに通院し、自分の体のどこが原因かを知り 更に妊娠しやすい体になる為に三ツ川鍼灸院に訪れました。

まず、妊娠どうこうより、精神的にまいってる話を三ツ川先生に沢山沢山聞いて頂きました。

冷え性、頭痛、肩こり、歯痛など自分の辛い所を全てお話し、話を聞いてもらってると気持ちが楽になりました。

【症例2】大阪市鶴見区 不妊鍼灸・漢方
Tさん(36歳)
4回の流産を乗りこえ2人目を授かったTさん

お1人目を妊娠出産してから、4回の流産を経験されたTさん。

当院で施術しながら自然妊娠され、現在、妊娠27週になられました。

赤ちゃんは順調に育っています。

Tさんが初診で来院された時は、不妊専門クリニックでは特に異常がなく流産の原因が分からないとのこと。

そこで血流を改善して妊娠を継続したいとのことで当院にご来院されました。

【症例3】西宮市 不妊鍼灸・漢方
Mさん(45歳)
3回の流産を経験するも根気よく妊活され45歳で妊娠されたMさん

Mさんが最初に来院されたのは5年前の2019年11月、42歳になられたころです。

ネットで当院を見つけていただき西宮市から来院されたのは、大阪の有名な不妊専門クリニックで採卵・移植するも、着床はするけれども2回流産になったので、当院の漢方で妊娠継続できる身体に整えたいと希望されたからでした。

お身体の状態をお聞きすると、卵管は閉塞気味、子宮筋腫があり2年前に手術にて切除した、目が疲れる、疲れやすい、就寝が遅く寝不足といった症状があり、加齢の影響もあり血のめぐりが悪くなっているようでした。

【症例4】大阪市城東区 不妊鍼灸・漢方 
Hさん(29歳)
2回の流産を経験するも約4カ月で妊娠までたどり着いてHさん

ご友人からの紹介で当院にご来院されました。

2年前に自然妊娠するも8週目で流産。

その後クリニックで単角子宮の疑いがあると言われ、体外受精をおこない陽性が出るも6週目で流産。

現在は2個の胚盤胞を凍結しているため、身体を整えてから移植に挑みたいとのことでした。

問診すると2回目の流産で約2ℓにも及ぶ大量出血、月経の出血期間が短い、手足の冷え、PMS、目の疲れ、雨天時の頭痛、イライラしやすい、便秘、胃もたれ、甘いものが好き、間食が多いなど自律神経や胃腸の乱れによる症状が多くみられました。

流産とは

1 流産とは

流産は妊娠22週未満での妊娠の喪失を指し、主に早期流産と後期流産に分類されます。

早期流産は妊娠12週未満に発生し、後期流産は12週以降22週未満に発生します。

早期流産:妊娠12週未満に発生し、流産全体の約90%を占め、主に染色体異常が原因とされています。

後期流産:妊娠12週以降22週未満に発生し、子宮頸管無力症や感染症などが原因となることがあります。

流産の発生率は年齢とともに増加し、特に35歳以上の女性ではリスクが顕著に高まります。

2 流産の原因

流産の原因は多岐にわたりますが、以下のような要因が考えられます

染色体異常: 受精時に決定されることが多く、特に早期流産の原因となり、早期流産の50~70%は染色体異常と考えられています。

母体の健康状態: 内分泌異常や免疫系の問題、感染症などが影響することがあります。

生活習慣: 喫煙やアルコールの摂取もリスクを高める要因です

3 妊婦が流産する確率?

妊婦が流産する確率について、さまざまな研究やデータから得られていて、一般的に、妊娠が確認された場合、流産の確率は約15%前後とされています。

これは、妊娠した女性の約6〜7人に1人が流産を経験することを意味します。

 

母体の年齢も流産の確率に大きく影響します。

30代前半(30~34歳): 約17.7%

30代後半(35~39歳): 約24.5%

40歳から44歳の場合: 約40%から50%

45歳以上の場合: 約80%から90%

これは、年齢が上がるにつれて胎児の染色体異常のリスクが増加するためです。

 

流産の原因としては、胎児の染色体異常が約70%を占めており、残りの30%は母体側の要因によるものとされていて、妊娠を希望する女性にとって、流産は非常に一般的な現象とされています。

流産を乗り越えるための
4つのステップ

1 流産後の心のケア

流産は非常に辛い経験であり、感情的な回復には時間がかかります。

流産を経験した女性やそのパートナーは、悲しみや罪悪感、混乱など、さまざまな感情を抱えることがあります。

こうした感情を理解し、受け入れることがとても大切です。

感情を整理するためには、信頼できる人に話したり、カウンセリングを受けたりすることがとても役立ちます。

また、マインドフルネスを実践したり、池川明先生の著書を読んでみるのもいいと思います。

マインドフルネスや池川明先生の著書については下記をご覧ください。

妊活に役立つマインドフルネス詳細はこちら
池川明先生の著書についての詳細はこちら

2 流産しにくい体のためにできること

流産しにくい体を作るためにできることは次のようなことです。

禁煙: 喫煙は血流を悪化させ、胎児に必要な酸素を供給できなくなるため、流産のリスクを高めます。

アルコールの摂取を控える: 妊娠中のアルーコール摂取は胎児の発育に悪影響を及ぼし、流産や先天性疾患のリクを増加させるため、妊娠前から控えることが重要です。

カフェインの摂取を制限する: カフェインの過剰摂取は流産リスクを高める可能性があるため、1日2杯程度に抑えることが推奨されます。

栄養バランスの取れた食事: 和食を基本にした上で、次のような食品の摂取を控えること。

1精製された糖質 2小麦 3乳製品 4植物油 5添加物の多い加工食品

米は雑穀か玄米、塩は天然の塩、みそは発酵したものを選びましょう。

適度な運動: 軽い運動を取り入れることで、血流が改善され、ストレスの軽減にもつながります。

ただし、過度な運動は避けてください。

十分な睡眠: 睡眠不足はホルモンバランスに影響を与え、流産のリスクを高める可能性があるため、規則正しい生活を心がけることが重要です。

3 流産を防ぐ鍼灸

東洋医学で流産は生殖機能を司る腎の働きの低下や血流が悪くなる瘀血の状態などと考えています。

鍼灸では「腎」の働きを高めるために腎の経絡に補法を行います。

腎の働きを抑え込もうとする「脾」や「心」を整えます。

瘀血に対しては、なぜ血のめぐりが悪くなるのか?その背景を探りそこにアプローチします。

また対症療法として流産の特効穴にお灸も施します。

4 流産を防ぐ漢方薬

鍼灸のところで述べたように、流産は腎の低下や血流の悪さが原因と考えていますので、

漢方薬でも補腎と活血をメインに処方します。

具体的には以下のような漢方薬を処方します。

八味地黄丸:腎の陽気を補う代表的な処方で「冷え」の症状がある方に。

杞菊地黄丸:腎・肝の陰気を補います。「熱」の症状がある方に。

参茸大補丸錠:動物性の生薬で腎精を補います。

独活寄生丸:桑寄生、杜仲、牛膝といった生薬で補腎します。

芎帰調血飲第一加減:主に下半身や骨盤内、毛細血管の血流を改善します。

婦人宝:血を補い、血流も改善する温め系のシロップ剤 

これらの漢方薬を体質に合わせて処方することで効果が期待されます。 

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