大阪府
不育症は血流を良くする薬などで治療する方法もありますが、不育症を改善するためには「体質改善」をしていただくことが一番の近道になります。
不育症の検査を受けても原因不明だった方でも体質改善することで妊娠・出産は十分に可能です。
そこで今回は流産を繰り返す不育症を改善する方法をご紹介していきたいと思います。
東洋医学で甘味は「消化機能を高める味」と考えられており、消化機能の脾胃は生殖機能の腎と密接な関係があります。
お互いの機能が暴走しないように抑制し合う関係にあり、甘いものを摂り過ぎると脾胃が腎の機能を攻撃し抑制しすぎてしまうことがあります。
そのため、甘いものを摂り過ぎると生殖機能が低下してしまうため控える必要があります。
※妊活中の糖質制限については以下のコラムをあわせてご覧ください。
東洋医学では「黒色の食材は腎機能を高める」効果があるといわれています。
などを積極的に摂るようにしましょう。
そのほか粘り気のあるものや塩辛いものなども腎機能を高めるため、一緒に取り入れるとより効果が期待できます。
※粘り気のある食材などについては詳しく記載したコラムがございますので、そちらをご覧ください。
質のいい睡眠をとるためには
などがおすすめです。
寝つきにくい人はお布団にはいったら腹式呼吸をしてみましょう。
寝つきが悪い人の多くは活「動時に活性化させる交感神経が昂り過ぎている」人が多く、なかなか寝つけないと十分な睡眠時間が取れず、生殖機能が低下する原因になります。
腹式呼吸には自律神経を整える効果があり、自律神経を整えることも体質改善ではとても重要なことです。
を1回3分か5分程度繰り返すだけですのでぜひ取り入れてみてください。
※そのほか睡眠の質を上げる方法については以下のコラムもあわせてご覧ください。
過度なストレスや緊張は自律神経が乱れ、全身の血流が悪くなる原因になります。
ストレスをなくすことは難しい現代ですが、軽減することは十分に可能です。
趣味の時間や運動などで気分転換をすることも大切ですが、ストレスを軽減するための第一歩として大切なのは「ストレスの根本を見つける」ことです。
例えば「時間を大切にしていて、少しマイペースな方が苦手」という方の多くは幼少期に門限などがあり、時間に対して厳しく育てられた方がとても多いです。
このようにストレスの多くは幼少期のトラウマに近い出来事がほとんどです。
自分の環境では当たり前だったことが他の人にとっては当たり前ではないため「価値観のズレ」が生じるとイライラなどにつながります。
自分の育った環境や人生を振り返る時間を作り、気づくことも心のケアには必要なものです。
ストレスを軽減する方法の一つとして大切なのは感謝の心を持ち続けることです。
私たちの命や「何気ない日常、ご飯を食べれること、仕事ができること、不妊治療ができること」などすべてが当たり前になっていませんか?
当たり前になっているとそれ以上のことを求めてしまい、イライラなどの原因につながります。
またパートナーや家族、友人などに対して不満を感じることに対して客観視をすることもストレス軽減への一歩です。
例えば「パートナーの洗濯物の畳み方が気に食わない。」などの不満に対して客観視をすると
など第三者の目線に変えるだけでも物事の捉え方が変わります。
物事の捉え方を変えるのはなかなかすぐにできることではありません。
感情に揺さぶられることは悪いことではないので、まずは「今自分が過ごしている日常が当たり前でない。」という認識をもち、感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。
※妊娠とストレスの関係性について詳しく記載したコラムもございますので、ぜひあわせてご覧ください。
流産の原因を知ることが妊娠への近道
【妊活】妊娠率を高める食べ方4選