〒574-0026 大阪府大東市住道1丁目2-25 
JR住道駅徒歩3分

 
9:00~13:00
16:00~20:00

△:土曜 8:00~13:00 / 14:00~17:00

お気軽にご予約・お問合せください

072-872-5678

妊活中にタンパク質はなぜ必要?摂取量とおすすめの摂り方

妊活中の方は様々な栄養素が必要とされているため日頃から食事バランスを意識されている方も多いのではないでしょうか?
 
そのなかでも注目されている栄養素のひとつが「タンパク質」です。
 
そこで今回はタンパク質がなぜ妊活中に必要な栄養素なのか、摂取量やどのような食べ物にタンパク質が多く含まれているのかご紹介していきたいと思います。
 

タンパク質とは?

タンパク質とは「三大栄養素」のひとつであり、複数のアミノ酸が組み合わさってできています。

人の身体にほとんどが

  • 炭水化物
  • 脂質
  • タンパク質

の3つの栄養素がで成り立っています。

そのなかでも身体全体の「約15~20%はタンパク質によってできており、水分を除いた重量の約半数に匹敵します。

また、タンパク質は人間の筋肉や臓器、体内の調整に役立っているホルモンの材料となるだけでなくエネルギー源にもなっている栄養素といわれています。

タンパク質をつくる「アミノ酸」って?

人の身体に必要なアミノ酸は20種類あり、それらが結合してタンパク質は作られています。

人の体のタンパク質を構成する20種類のアミノ酸のうち、体内でつくることができず食べ物から摂取する必要があるアミノ酸が9種類あり、それらを「必須アミノ酸と呼びます。

それに対し、体内でつくることができる11種類を「非必須アミノ酸」として分類されています。

またアミノ酸はタンパク質を構成だけでなく、神経伝達物質やビタミンなど生きていくうえで欠かせないものです。

なぜ妊活中にタンパク質は必要なのか?

タンパク質は健康な身体を作るための材料であり、特に「筋肉」はタンパク質がないと作ることはできません。

筋肉は「」を作り出す働きがあるため、身体を温めて血流を良くするためにも必要なものです。

身体が冷え、骨盤周りの血流が悪くなってしまうと子宮や卵巣の機能低下だけでなく、妊娠に必要な様々な器官の機能低下にもつながってしまいます。

そのためタンパク質は妊活中の大敵である冷え改善の効果があるといわれています。

タンパク質は卵子の質やホルモンバランスにも影響が

また 卵胞は細胞の一種で、細胞はタンパク質でできており、GnRH(性腺刺激ホルモン放出ホルモン)やFSH(卵胞刺激ホルモンなど卵胞の成長を促すホルモンもタンパク質でできているため「卵子の質」にも深く関わってきます。

さらにタンパク質はコレステロールになって、ホルモンを生成する働きもあるため、タンパク質が不足するとコレステロールが過剰に少なくなってしまい「女性ホルモンの分泌が低下」してしまうことがあります。

女性ホルモンの分泌が低下してしまうと、卵胞の育ちや子宮内膜の状態などにも影響を及ぼすと

  • 月経不順
  • 排卵障害
  • 着床障害

などの原因になってしまうことがあります。

そのため妊活中のタンパク質はとても重要だと考えられています。

タンパク質が多く含まれている食べ物

タンパク質は様々な食べ物に含まれていますが、主に

  1. 植物性タンパク質
  2. 動物性タンパク質

の2種類あり、どちらか片方のタンパク質だけでなくバランスよく摂取することがポイントです。

それぞれどういった食べ物に含まれているか詳しくご紹介していきたいと思います。

穀類や豆類・野菜類などの「植物性タンパク質」

植物性タンパク質が含まれている食べ物は主に「穀類、豆類、野菜類」などに多く含まれています。

植物性タンパク質は動物性と比べ脂質が少なく、食物繊維も含まれているのがメリットです。

また豆類などは「イソフラボン」も含まれており、身体の老化を防ぐ抗酸化作用も期待でき、野菜はビタミンやミネラルも豊富のため妊活中の方にいは積極的に摂っていただきたいタンパク質です。

※イソフラボンについては詳しく記載したコラムがございますので、ぜひあわせてご覧ください。

肉や魚・卵類などの「動物性タンパク質」

動物性タンパク質は主に「肉や魚、卵」などに多く含まれています。

動物性タンパク質は植物性と比べ多くのタンパク質と「必須アミノ酸」が含まれています。

必須アミノ酸は身体の熱を産生する筋肉づくりには欠かせない栄養素で、体内でつくることができないため食べ物から取り入れる必要があります。

そのため肉や魚、卵類を摂取していただくことでタンパク質とともに効率よく栄養をとることができるメリットがあります。

ですが植物性と比べ吸収率が高く、脂質なども多いため過剰摂取には十分注意しましょう。

タンパク質の摂取量とおすすめの摂り方

日本人の食事摂取基準(2020年版)で、成人女性のタンパク質の必要量は1日あたり「40g推奨量は「50g」とされています。

タンパク質40~50gとは

  • 鶏ささみなら4枚
  • 牛ミンチなら200g
  • 鮭なら3切れ
  • ししゃもなら8匹

ほどといわれています。

1回の食事ではなかなか難しいため、三食片手一盛を目安としてタンパク質を摂っていただくことがおすすめです。

ですが、植物性のタンパク質(納豆や大豆、豆腐など)だけでは含まれているタンパク質の量が少ないのと必須アミノ酸が不足してしまうことがあります。

そのため動物性のものも植物性のものもバランスよく摂ることがとても大切です。

植物性のタンパク質が含まれるものはカロリー控えめのことが多いため、万が一食べ過ぎてしまっても身体への悪影響はほとんどありません。

それに対して動物性のタンパク質が含まれるものは脂質やコレステロールなどが多く含まれていることが多いため、カロリーを摂り過ぎてしまう恐れがあります。

ただし、動物性は植物性よりもアミノ酸スコアが高く体内への吸収率がよいので摂り過ぎに注意しながら上手に摂取しましょう。

まとめ

妊活中は様々な栄養素が必要とされているため、タンパク質だけを積極的に摂ればいいわけではありません。

妊娠に至るために大切なのは「心身ともに健康」であることですので、全体的にバランスよく栄養素を取り入れることが大切です。

そのためタンパク質はあくまでも体質改善の1つの方法としてお考え下さい。

また食生活だけでなく、睡眠や運動など「生活習慣」も大きく影響を及ぼすため併用して見直していただくことが一番の近道です。

お心当たりのある方はまず、基本的な生活習慣の見直しからはじめてみましょう。

関連動画

妊活に本当に良い納豆の選び方

【妊活】外食で絶対に選んではいけない食品とは?

お気軽にご予約・お問合せください

お電話でのご予約・お問合せはこちら
072-872-5678
受付時間
平日 9:00~13:00 / 16:00~20:00 
土曜 8:00~13:00 / 14:00~17:00
定休日
日曜、水曜午後

お気軽にお問合せください

お電話でのお問合せ・相談予約

072-872-5678

<受付時間>
平日 9:00~13:00 / 16:00~20:00 
土曜 8:00~13:00 / 14:00~17:00
※日曜、水曜午後は除く

フォームは24時間受付中です。お気軽にご連絡ください。

新着情報・お知らせ

2024/06/20
お盆休暇のお知らせ
誠に勝手ながら令和6年8月4日(日)~8日(木)はお盆休暇のため休診させていただきます。
2023/10/16
臨時休診のお知らせ
誠に勝手ながら令和5年11月13日(月)は学会研修会参加のためお休みさせていただきます。
2023/07/03
最新の妊娠報告をUPしました。

三ツ川レディース漢方鍼灸院

住所

〒574-0026
大阪府大東市住道1丁目2-25

アクセス

JR住道駅徒歩3分 駐車場:無

受付時間

平日 9:00~13:00 / 16:00~20:00 土曜 8:00~13:00 / 14:00~17:00

定休日

日曜、水曜午後