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生理の状態で体質がわかる|色・量・痛みから読み解く東洋医学的診断

〜毎月の生理は「体のカルテ」。東洋医学的に読み解くと、妊活の改善ポイントが見えてくる〜

はじめに:生理は「体のカルテ」である

 

「生理は我慢するもの」「多少の生理痛は仕方ない」——こうした認識が日本ではまだ根強く残っていますが、東洋医学では生理の状態こそが「体の内側を映す鏡」と捉えています。

経血の色・量・期間・血塊の有無・生理痛の強さ・生理前の症状——これらはすべて、気血の状態・臓腑の働き・ホルモン環境を反映しています。

毎月やってくる生理を「ただつらい時期」として過ごすのではなく、「体のカルテとして読み解く」視点を持つことで、妊活の改善ポイントが自然と見えてきます。

三ツ川レディース漢方鍼灸院(大東市)では、初診の体質診断で生理の状態を詳しくお聞きします。

日本はり医学会理事・指導講師の院長が脈診・舌診・腹診と合わせて生理の状態を読み解き、体質タイプを正確に把握した上で経絡治療と漢方処方を組み立てます。

このコラムでは、生理の「色・量・痛み・期間・血塊・おりもの」それぞれが何を意味するのかを、東洋医学的な視点からわかりやすく解説します。

東洋医学が生理をどう捉えるか

東洋医学では、生理(月経)は「天癸(てんき)」と呼ばれる生殖エネルギーが腎・肝・脾・衝任二脈の働きによって生み出されるものと捉えます。

関わる臓腑・経絡

生理との関係

腎(じん)

生殖の根源・天癸の貯蔵庫。腎が充実していると周期が規則正しく量が適量。腎虚では周期の乱れ・量の少なさ・高温期の低さ

肝(かん)

気血の貯蔵・疏泄(流れの調整)。肝気が滞ると生理前のイライラ・乳房の張り・生理痛・血塊

脾(ひ)

気血の生成・統血(血を脈内に収める)。脾虚では量が少ない・色が薄い・疲労感・貧血症状

衝任二脈(しょうにんにみゃく)

女性の生殖周期を司る経絡。ホルモンの視床下部-下垂体-卵巣軸に相当

 これらの臓腑・経絡の状態が、経血の色・量・痛み・期間として「見える形」で現れます。

生理を観察することは、これらの状態を間接的に把握することと同じです。

経血の「色」から読み解く体質

経血の色は体の気血の状態を最も直接的に反映します。

経血の色

東洋医学的な意味・体質・妊活への影響

鮮やかな赤(正常)

気血が充実し、血の流れが良好な状態。妊活に適した体質の目安

薄い・ピンク・水っぽい

血虚(けっきょ)または気虚。血の量が不足・体力が低下。内膜が薄くなりやすい。補血・補気が必要

暗赤色・紫がかった赤

血瘀(けつお)。血が滞り、古い血が残っている状態。生理痛・血塊を伴うことが多い。着床不全との関連も

黒ずんでいる・コールタール様

寒凝血瘀(かんぎょうけつお)。冷えで血が固まった状態。温めると楽になる生理痛を伴う

鮮やかすぎる赤・熱っぽい感じ

血熱(けつねつ)。体内に余分な熱がある状態。量が多い・期間が長い傾向がある

茶色っぽい(生理の始めや終わりに)

少量であれば正常範囲。長く続く場合は血虚・血瘀のサイン。黄体機能不全との関連も

 【改善の目標】 経血の色の改善は体質改善の進み具合を示す重要な指標です。「暗赤色→鮮やかな赤」への変化は、血瘀が改善し血流が良くなっているサインです。鍼灸漢方を始めた後の変化として患者さんから最もよく聞かれる変化のひとつです。

経血の「量」から読み解く体質

経血量の目安は月経カップ換算で1周期あたり約20140ml(使い捨てナプキン換算で136枚程度)とされています。

 

量が少ない(過少月経・月経量減少)

東洋医学的には「血虚・腎虚・血瘀」のいずれかまたは複合が考えられます。

●  血虚タイプ:血の材料(鉄・葉酸・タンパク質)が不足。顔色が白い・爪が薄い・疲れやすい

●  腎虚タイプ:腎精の不足。基礎体温が低め・疲労感・腰のだるさを伴う

●  血瘀タイプ:血が滞って排出されにくい状態。生理痛を伴うことが多い

妊活との関連:経血量が少ない方は内膜が薄くなりやすい傾向があります。補血・補腎・活血で内膜を育てるアプローチが重要です。

 

量が多い(過多月経・月経量増加)

東洋医学的には「血熱・気虚・血瘀」のいずれかまたは複合が考えられます。

●  血熱タイプ:体内の余分な熱が血を迫って多く出る。生理の色が鮮やかすぎる・体がほてる

●  気虚タイプ:気が血を収める力(統血)が弱い。疲れやすい・だるい・息切れを伴う

●  血瘀タイプ:血が滞り、溜まった後に一気に出る。血塊を伴うことが多い

●  器質的な問題:子宮筋腫・子宮腺筋症・子宮内膜ポリープが原因のこともある。クリニックでの検査が必要

妊活との関連:過多月経は鉄欠乏・貧血につながり、卵子の質・内膜の状態に悪影響を与えます。

「生理痛」から読み解く体質

「不通則痛(ふつうそくつう)」——東洋医学の原則通り、生理痛は「気血の流れが滞っているサイン」です。

生理痛の特徴

東洋医学的な体質・妊活への関連

刺すような・締め付けるような強い痛み

血瘀。骨盤内の血流が滞っている状態。着床不全・子宮内膜症との関連が強い

冷えると悪化・温めると楽になる

寒凝血瘀。冷えによる子宮収縮と血瘀が合わさった状態。子宮冷えの典型的なサイン

生理前から始まり、生理が来ると楽になる

気滞・肝気鬱結。ストレスによる気の滞りが血瘀を招く。PMS・ホルモン乱れを伴う

生理後半・生理後に続くだるい痛み

気血両虚。体力・血が不足している状態。生理によってさらに気血が消耗する

生理痛はほとんどない(正常)

気血が充実し血の流れが良好。ただし痛みがなくても体質改善の余地がある場合もある

 生理痛は「毎月我慢するもの」ではなく「体からのメッセージ」です。

鍼灸漢方で体質を改善することで、3〜6ヶ月で生理痛が軽減するケースを当院では多く経験しています。

「期間・周期」から読み解く体質

生理期間

生理期間

東洋医学的な意味

正常(37日間)

気血のバランスが保たれている状態

短い(2日以下)

血虚・腎虚。血の量が不足し早く終わる。内膜薄化との関連も

長い(8日以上)

気虚(統血力の低下)・血熱・血瘀。体力不足または子宮の問題の可能性も

生理前後の茶色いおりものが長く続く

血瘀・黄体機能不全のサイン。不妊・着床不全との関連が強い

 

生理周期

生理周期

東洋医学的な意味

正常(2538日)

腎・肝・脾のバランスが保たれている状態

周期が短い(24日以下)

血熱・気虚・腎虚。熱が血を早く動かすか、腎の精気が不足している状態

周期が長い(39日以上)

血虚・腎虚・痰湿・気滞。血や腎精の不足、または気の滞りで周期が遅れる

周期がバラバラで不安定

肝気鬱結・腎虚。ストレスまたは腎の精気不足でホルモン分泌のリズムが乱れている

生理前の症状・おりものから読み解く体質

生理前の症状(PMS

 

生理前の症状

東洋医学的な体質

胸の張り・乳房痛・わき腹の不快感

肝気鬱結。気の滞りが乳房・わき腹の経絡に影響

イライラ・怒りっぽさ・感情の不安定

肝気鬱結・血熱。肝の疏泄機能が失調している状態

むくみ・体重増加・水っぽさ

脾虚・痰湿。脾が水分を処理できない状態

下腹部の重だるさ・腰痛

腎虚・血瘀。腎精の不足と骨盤内の血流低下

頭痛・肩こりの悪化

血瘀・肝陽上亢。血の流れが滞り、頭部への血流が増加

 

おりもの(帯下)の状態

 

おりものの状態

東洋医学的な意味

透明でやや粘り気がある(排卵期)

正常。エストロゲン分泌が良好なサイン。精子の子宮内移動を助ける

量が少ない・乾燥気味

腎陰虚・血虚。潤いが不足している状態。体の乾燥サイン

白く濁っている・量が多い

脾虚・痰湿。体内に余分な湿が溜まっている状態

黄色っぽい・においがある

湿熱。体内の炎症・感染のサイン。クリニックでの検査が必要なことも

茶色っぽい(生理以外の時期)

血瘀のサイン。子宮内膜の状態・黄体機能との関連

体質タイプ別の改善アプローチ

 

生理の状態から読み取れる体質タイプと、それに合った改善アプローチをまとめます。

体質タイプ

生理の主な特徴

改善アプローチ

血虚(けっきょ)

色が薄い・量が少ない・期間が短い・疲れやすい

補血食材(なつめ・ほうれん草・黒豆)・当帰芍薬散・補血の経絡治療

血瘀(けつお)

暗赤色・血塊・刺すような生理痛・肌のくすみ

活血鍼灸(三陰交・血海)・桂枝茯苓丸・青魚・生姜

気滞(きたい)

生理前から痛み・イライラ・胸の張り・周期不安定

疏肝鍼灸(太衝・期門)・加味逍遥散・ストレス管理

腎虚(じんきょ)

周期が長い・色が薄い・量が少ない・腰だるさ・疲労

補腎鍼灸(腎兪・命門)・八味地黄丸・黒い食材・早寝

脾虚(ひきょ)

色が薄い・量が多い・むくみ・疲れやすい・軟便

補脾鍼灸(足三里・脾兪)・六君子湯・温かい食事・腹八分目

複合タイプ(多い)

複数の特徴が混在

専門院での脈診・舌診による正確な体質診断が必要

まとめ:生理を「体のカルテ」として毎月読む習慣を

生理の状態は毎月変化します。

体質改善に取り組んでいれば「経血の色が明るくなってきた」「血塊が減った」「生理痛が軽くなった」という変化が現れてきます。

これらの変化が「体が妊娠しやすい方向に整ってきているサイン」です。

毎月の生理を「ただこなす時期」ではなく「体のカルテとして記録し、改善の手応えを確認する時間」として活用することが、体質改善の継続力を高めます。 

毎月確認したい生理のポイント

何がわかるか

経血の色(薄い/鮮やか赤/暗赤色)

血虚・血瘀・血熱の変化

経血の量(少ない/適量/多い)

気血の充実度・子宮の状態

生理痛の強さ・性質(冷えると悪化か否か)

血瘀・寒凝の改善度

血塊の有無・大きさ

血瘀の改善度

生理前症状(イライラ・むくみ・胸張り)

気滞・脾虚・肝気鬱結の改善度

おりもの(特に排卵期の状態)

腎陰・エストロゲンの充実度

 三ツ川レディース漢方鍼灸院(大東市)では、初診120分のカウンセリングでこれらの生理の状態を詳しくお聞きし、脈診・舌診・腹診と合わせて体質タイプを正確に診断します。

刺さない経絡治療・全室個室の落ち着いた環境で、あなたの体質に合った改善プランをご提案します。

大阪市鶴見区・城東区・旭区・東大阪・門真・寝屋川・交野エリアで妊活専門院をお探しの方はぜひご相談ください。

三ツ川レディース漢方鍼灸院(大東市)では、生理の状態から体質を正確に診断し、刺さない経絡治療と漢方処方で妊活をサポートします。

こんな方はぜひご相談ください

  生理痛・血塊・生理量・色の異常が気になる方

  自分の生理の状態から体質タイプを専門家に診てもらいたい方

  生理の状態を改善しながら妊活を進めたい方

  刺さない経絡治療・全室個室で体質改善をしたい方

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監修・執筆者

不妊専門 漢方鍼灸師

三ツ川レディース漢方鍼灸院

院長 三ツ川 友一郎

国家資格 鍼灸師、漢方薬登録販売士

大阪・近畿エリアでは初めての不妊専門鍼灸院を開院して20年以上、妊活サポート実績3,000件以上、全国の方に不妊漢方相談

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