【妊活】妊活中にするべき血流を改善する運動について - 大阪の不妊漢方鍼灸院三ツ川レディース

三ツ川レディース漢方鍼灸院

漢方・鍼灸師が教える。不妊体質改善ブログ

2021年11月2日

【妊活】妊活中にするべき血流を改善する運動について

 
 
 

 

妊娠するのに一番大切なのは“卵子の質を上げる”ことです。

 

何ならかの原因で全身の血流が悪いと卵巣や子宮に血液が十分に行き届かなくなるため、卵子の質が下がってしまいます。

 

すると“排卵障害”が起きたり、着床に必要な子宮内膜が十分に作られなくなると“着床障害”なども起こってしまうことがあります。

 

そのため妊活中に“適度な運動”をすることで全身の血流を良くし、卵巣や子宮に栄養を届けることが大切です。

 

また運動をすることで卵子の質を上げるだけでなく、血流が改善されると“冷えの改善”“基礎体温の上昇、ストレス発散”などにもなるためおすすめです。

 

さらに妊活中は“適正体重の維持”も大切で、太り過ぎても痩せすぎても妊娠しにくいといわれています。

 

脂肪には“月経を起こすサポートをしているホルモン”を作り出しており、妊活中は“BMI22程度”が理想的だといわれています。

 

そのため妊活中は適度な運動を行うことで筋肉量をつけ、適正体重の維持することはとても大切なことなのです。

 

 

 

 

 

妊活中におすすめの運動法

 

妊娠しやすい体質にするためには“基礎代謝”を上げることが大切です。

 

代謝を高めるためにはゆっくりした呼吸をしながら行う“有酸素運動”が効果的です。

 

有酸素運動を継続的に行うことで“血流改善”だけでなく、“自律神経の安定”などにも効果が期待できるといわれています。

 

 

 

下半身の血流改善になるウォーキング

 

【妊活】妊活中にするべき血流を改善する運動について | 大阪の不妊漢方鍼灸院三ツ川レディース

 

ウォーキングは主に”下半身の血流改善“に効果があるといわれています。

 

下半身の血流がよくなると骨盤周りの血流も良くなるため、“子宮や卵巣内の環境が良くなる”と考えられています。

 

目安は“1日30分程度で早歩き”で少し心拍数が上がるぐらいのウォーキングがおすすめです。

 

ウォーキングは気分転換になるので“ストレス発散”にもなりますし、骨盤底筋も鍛えられるため、“安産”になるともいわれています。

 

通勤や買い物など普段の生活に取り入れることができるため、運動があまり得意でない方でも気軽に始めることができます。

 

仕事などでなかなか運動をする時間をつくれないという方は“最寄りの1つ手前の駅で降りて歩いてみる”などでも運動になります。

 

腕を振って大股で歩くと全身運動になり、より良いでしょう。

 

 

骨盤内の血流改善になるストレッチ

 

【妊活】妊活中にするべき血流を改善する運動について | 大阪の不妊漢方鍼灸院三ツ川レディース

 

 

骨盤周りのストレッチは妊娠しやすい身体づくりに効果的だといわれています。

 

骨盤周りの固くなってしまった筋を緩めてあげたり、骨盤の位置を矯正してあげることで“子宮や卵巣の圧迫が取り除かれ、血流改善”などにつながります。

 

“1日10分程度を目安に身体が温めっているお風呂上り”に行うとより効果的でしょう。

 

ウォーキングと同じようにあまり運動が得意でない方でも簡単に取り入れることができるため、無理のない範囲からはじめてみましょう。

 

 

ホルモンバランスを整えるヨガ

 

【妊活】妊活中にするべき血流を改善する運動について | 大阪の不妊漢方鍼灸院三ツ川レディース

 

 

妊活中の女性にとても人気のある運動法です。

 

ヨガとは全身の筋肉を無理なく使うポーズと呼吸法を取り入れた有酸素運動です。

 

妊活中のヨガポーズには“リラックス効果や冷え解消のほか、ホルモンバランス、骨盤周りのケア”に役立つといわれています。

 

仕事で時間のない方でも自宅の隙間時間で簡単にでき、筋力を鍛えるたけでなく骨盤周りの筋肉のストレッチにもなるためおすすめです。

 

 

 

運動する際の注意点

 

“過度な運動”は避けましょう。

 

あまり過度な運動を行うと身体の中には“活性酸素”といわれる“細胞を老化させる物質”がつくられてしまいます。

 

活性酸素は身体を老化させるだけでなく、“卵子や精子の老化”にもつながります。

 

そのため場合によって“排卵障害や月経不順”などを引き起こす原因にもなってしまいます。

 

まずは“週2.3回のペースを目安に自分の体力にあった運動”を行うようにしましょう。

 

また”水泳や水中ウォーキング“なども有酸素運動になりますが、水が冷たいと”身体が冷え全身の血流が悪くなってしまう“ため水泳などをする際は”温水プール“を使用するようにしましょう。

 

ただし、温水プールであっても水泳後に身体を冷やさないよう注意しましょう。

 

 

妊活中の運動についてのまとめ

 

【妊活】妊活中にするべき血流を改善する運動について | 大阪の不妊漢方鍼灸院三ツ川レディース

 

 

妊娠しやすい身体づくりに運動は効果的ではありますが、運動をしたからといって必ず妊娠・出産ができるわけではありません。

 

運動だけでなく“食事や睡眠などの生活習慣の見直しやストレスの解消”なども取り入れていただくことがとても大切です。

 

妊娠するためには“心と体の健康”が一番の近道です。

 

ですが、運動が効果的だからといって無理に運動を続けることでそれが“ストレス”になってしまっては意味がありません。

 

“仕事が忙しい日や天気が悪い日などはお休みにする”など自分の中でルールを決め、運動は“無理のない範囲で楽しく継続する”のが一番効果的です。

 

また“マッサージ”をすることも良いことですので、疲れている日は“夫婦でお互いにマッサージをし合う”などでも効果的です。

 

すると“リラックス効果によるストレス解消や夫婦のスキンシップ”にもなります。

 

ぜひ、妊活中の方は自分に合った運動法を見つけて継続してみてください。

 

 

 

YouTubeにて妊活中におすすめのエクササイズやストレッチの動画を発信しておりますのでぜひ参考にしてください。

 

 

関連動画