大阪府
妊娠しやすい身体づくりの一環としておすすめなのはお灸です。
お灸は血流改善や免疫力アップなどの効果が期待できますが、ご自宅でするは何点か注意する必要があります。
そこで今回はご自宅でお灸する際の注意点をご紹介します。
お灸とは?
お灸とは「もぐさ」と呼ばれるよもぎの葉っぱから精製されたものを燃やすことでツボに温熱刺激を与える施術法です。
よもぎには血流改善や免疫力の向上、リラックス効果、デトックス作用などがあり、様々な症状の改善に効果があります。
妊活中の方には骨盤周囲や生殖機能と関係が深いツボにお灸をしていただくことで体質改善につながると考えられています。
お灸をすると全身の血流がよくなります。
そのため入浴前後や飲酒後、発熱時は「火照りやのぼせ」などの原因になり、ときには
などの副反応がでることもあるため避けるようにしてください。
その他はいつしていただいても大丈夫ですが、リラックスできる時間にするとより効果が期待できます。
熱感は体質やツボの場所によっても異なります。
熱い方が効果があるように感じるかもしれませんが火傷の原因やむしろ逆効果になってしまう恐れもあるため我慢せず「じんわり温かい」と感じたら熱くなる前に取るようにしましょう。 ※お灸を据える際は灰皿やグラスなどに水入れ、使い終わったお灸をすぐに消せるように準備しておきましょう。(火種が残っていると火事の原因になることがあります。)
万が一火傷をしてしまった場合はよく冷やし、水泡(水ぶくれ)が治るまで一旦中止していただくか少し場所をずらしておこなうようにしましょう。
ツボにお灸を置いた状態で火をつけると火傷の原因につながります。
台座やシールのついたお灸を使用する際はツボに置く前に一度手などに乗せ、ライターやチャッカマンなどで火をつけてからツボに置くようにしましょう。
1日1回を目安に
お灸は一日に回数が多いほど効果があるわけではありません。
血流が良くなりすぎると「火照りやのぼせ」などの原因になり、むしろ逆効果になってしまうこともあります。
1日1回を目安にし、1回据えても熱さを感じなかった場合は場所を少しずらしてもう一度据えるなど工夫するようにしましょう。
自宅でお灸をする際の注意点をご紹介しましたが、お灸をすれば必ず妊娠に至れるわけではありません。
お灸は妊娠しやすい身体づくりに効果的ではありますが、妊娠に至るために一番大切なのは「心身ともに健康」であることです。
あくまでもお灸は妊活の一環であり、食事や睡眠などの生活習慣も妊娠しやすい身体づくりにはとても重要です。
養生しながら、より効果を高めるためにご自宅でのお灸を取り入れてみてください。
※そのほか、詳しいお灸のやり方については当院のYouTubeにアップしておりますので、ぜひチャンネル登録をしてご覧ください。
【妊活】お灸で妊娠力UP!自宅で簡単にできるよ【実演編】
【妊活実践編】卵子の質を上げるお灸をやってみよう!