2022年9月10日
子宮内膜症でも自己タイミングで自然妊娠されたHさん(33歳 大阪市鶴見区)

Hさんは26歳頃から生理痛がひどくなりはじめ、
クリニックを受診されると子宮内膜症と診断されました。
低用量のピルを1年程服用されていましたが、
ずっと薬を服用することに疑問を持たれやめてしまったそうです。
その後はひどい生理痛があっても、
ロキソニンで痛みを抑えて忙しい仕事もこなしていたとのこと。
当院には体質を改善して自然妊娠したいとのことで来院されました。
問診すると、PMS(イライラ、食欲増進)、甘いものの過食、ニキビ眠りが浅い、冷え、疲れやすい、目の疲れ、肩こり、腰痛など、
東洋医学的には肝と脾のバランスが乱れて肝気うっ血で気や血のめぐりが悪くなっていると考えられました。
漢方薬は加味逍遙散と桂枝茯苓丸を合わせて服用してもらい、
鍼灸は肝と脾の経絡バランスを整えるように施術しました。
また、基礎体温の測り方や排卵検査薬の使い方、タイミング法のとり方などレクチャーしました。
意外とそういったことを知らない方もいらっしゃいますし、
正しいタイミング法をおこなうだけですぐに妊娠する方もいるぐらいです。
その後、3周期目には自然妊娠されました。
現在27週になり今月から有給も使い産休されるそうです。