2023年1月20日
不妊の原因になる!?危険な人工甘味料3選
妊活中は様々な栄養素が必要とされているため、栄養のある食生活を心がけている方も多くいらっしゃるかと思います。
ですが妊娠に至るために重要なのは“心身ともに健康”であることです。
栄養のあるものを積極的に摂取することも大切ですが、妊娠しにくい体質になる原因を取り除くことがとても重要です。
不妊の原因になると考えられており、近年問題となっているのが“食品添加物”です。
食品添加物とは加工食品に多く含まれており、食品の状態を維持するために加えるものです。
食品添加物については詳しく記載した記事がございますのでそちらをご覧ください。
そのなかでも不妊の原因になると考えられている食品添加物の1つが“人工甘味料”です。
そこで今回は人工甘味料でも特に控えていただきたいものを3つご紹介していきたいと思います。
不妊の原因になる!?危険な人工甘味料3選
人工甘味料とは”化学的につくられた甘味料”です。
“苦みが少なく、甘みの継続の長く、水に溶けやすい”など優れた特長があることから様々な食品に使われています。
人工甘味料にも種類がありますが、日本で多く使われているのは“アスパルテーム、スクラロース、アセスルファムカリウム(アセスルファムK)”の3つです。
安全性や危険性について最も論争がある「アステルパーム」
アステルパームは甘度が“砂糖の約200倍”で現在でも“安全性や危険性について最も論争がある人工甘味料”の一つで、ある人はこの疑惑に満ちた甘味料を”スイート・ポイズン“と呼んでいるほどです。
日本では主に”清涼飲料水やお菓子、乳製品“などに多く含まれており、アステルパームは”L-フェニルアラニン化合物“と表記されていることもあるため注意が必要です。
アステルパームによる副作用としては”失明、脳障害、頭痛、気分障害、うつ、心臓発作、アルツハイマー“などの危険性があると報告されています。
農薬(殺虫剤)の開発実験中に偶然発見された「スクラロース」
スクラロースは“砂糖の約600倍”の甘度をもつ人工甘味料で砂糖に近い自然な甘みが特徴的です。
他の糖類や甘味料などと併用することで甘味質ともに増強する傾向があり、併用して“清涼飲料水やアイスクリーム”などに使用されることがあります。
ですがスクラロースは“農薬(殺虫剤)”の開発実験中に偶然発見されたものといわれており、
“腸内の善玉菌を半分殺してしまったり、過食による肥満”などの副作用が疑われているため要注意です。
製造過程で発がん性物質が用いられている「アセスルファムカリウム(アセスルファムK)」
アセスルファムカリウムは”砂糖の約200倍“の甘度をもつ人工甘味料で砂糖と比べ甘みの立ち上がりが早く、後引きが少ないため”スッキリとしてキレがよい“のが特徴です。
アセスルファムカリウムは熱や酸などに強いため”パンやクッキー“など加熱される食品や長期保存を前提とした”清涼飲料水“などに多く使われています。
安全性で問題視されているのが製造過程で”発がん性物質が用いている“ことです。
現在アセスルファムカリウムは全て輸入のため、製造工程の安全性は確認されていません。
そのため摂取しすぎると”発がん性のリスク“だけでなく”肝機能障害や免疫力の低下“なども報告されています。
さらに動物実験ではアセスルファムカリウムは妊娠したラットから赤ちゃんへの移行も確認されているため妊活中だけでなく、妊娠中や授乳中は控えましょう。
カロリーオフやゼロの食品はむしろ過食の原因になる!?
最近ではスーパーやコンビニで“カロリーオフやカロリーゼロ”などと記載された加工食品をよく目にします。
ダイエット目的などで摂取されている方もいらっしゃるかと思いますが、むしろ過食の原因になることがあります。
ダイエット目的の食品は砂糖を使用しない代わりにたくさんの“人工甘味料”が使われています。
人工甘味料は砂糖などと違い血糖値が上昇しません。
ですが脳は舌で甘みを感じると血糖値を下げるために”インスリンを分泌“しようとしますが、人工甘味料は”血糖値が上がらないため脳が混乱”してしまいます。
すると脳は食欲を刺激し過食の原因になったり、インスリンの分泌にも影響を及ぼす可能性があります。
インスリンの分泌に影響が及ぼすと”多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)“の原因にもなるため、カロリーオフなどが記載されている食品は購入を控えるようにしましょう。
不妊の原因になる!?危険な人工甘味料3選のまとめ
人工甘味料は体内で“消化や代謝”されないため“エネルギー(カロリー)ゼロ”と言われていますがこの循環には”肝蔵や腎臓“に大きな負担がかかっています。
今回は日本でよく使用されている人工甘味料を3つご紹介しましたが人工甘味料だけでなく”食品添加物“そのものを控えることが大切です。
法律により食品添加物などはパッケージの”原材料“に全て記載されているため、スーパーなどで加工食品や飲料水を購入する際は確認しできるだけ添加物の少ない物を選ぶように心がけましょう。
はじめにもお話ししたように妊娠に至るために一番大切なのは”心身ともに健康“であることですのでぜひこの機会に一度見直してみてください。
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