不妊の原因になる!?食品添加物の摂り過ぎには要注意 - 大阪の不妊漢方鍼灸院三ツ川レディース

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漢方・鍼灸師が教える。不妊体質改善ブログ

2022年10月20日

不妊の原因になる!?食品添加物の摂り過ぎには要注意

不妊の原因は様々ですが器質的なもの以外で危険度が高いとされているのは“食品添加物”です。食品添加物とは“保存料、甘味料、着色料、香料”など食品の製造過程または食品の加工や保存を目的として食品などに加えるものです。

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日本では現在“400種類以上”の食品添加物が使用されています。一つの食品に対して量はわずかでも気にせず毎日食べていると知らないうちに多くの添加物を摂取していることになります。
日本人一人当たり“1日約100種類19g“の添加物を摂取していると考えられており、1年だと”約7㎏(お茶碗約60杯分)“に相当します。

妊娠に至るためには”睡眠や運動“の生活習慣はもちろんですが、食品に対する正しい知識を取り入れ、食生活を見直すことも重要です。そこで今回は食品添加物の危険性や不妊との関係性についてお話ししていきたいと思います。

 

なぜ食品添加物の摂り過ぎが不妊の原因になるのか?

 

日本で使用されている食品添加物の中には“健康被害の報告されているため海外では使用が禁止されている”ものも多く含まれています。身体に良くないとよく耳にする“トランス脂肪酸”も海外では禁止されており、違反業者には罰金を課す地域もあるほどです。海外に比べ日本の規制は緩いため注意が必要です。

妊娠に至るために一番大切なのは”心身ともに健康“であることですので、健康被害の恐れがある添加物の摂り過ぎは不妊の原因につながることがあります。

例えば取り入れた添加物を身体は”解毒“しようと必要以上の”活性酵素“を生み出してしまいます。活性酵素は身体の”老化“を進行させるため”卵子の質の低下や老化“の原因になることがあります。卵子の質が低下すると”排卵障害や着床障害“なども考えられます。そのため食品添加物が多く含まれているものはできるだけ控える必要があります。

 

特に気をつけてほしい食品添加物4つ

 

食品添加物はそれぞれ目的があって使用されているものではありますが、そのなかでも特に気をつけていただきたいのは“亜硝酸ナトリウム、人工甘味料、合成着色料、ソルビン酸”の4種類です。

 

1.亜硝酸ナトリウム

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主に”食肉・水産製品(ハム、ウィンナー、ベーコン、いくら、たらこなど)の赤い肉食を保つ“ために使われており、食中毒の原因になる”ボツリヌス菌“の予防も兼ねているといわれています。摂取しすぎると”アレルギーや発がん性、うつ症状、頭痛“などの原因になると考えられています。

2.人工甘味料(アスパルテーム、アセスルファムKなど)

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”砂糖の代わり“に甘味を与え、食べやすくするもので多くの”飲料やお菓子“などに含まれています。人工甘味料で気をつけていただきたいのは”糖質オフ“などと記載された加工食品です。砂糖を入れない代わりにたくさんの人工甘味料が含まれており”染色体異常“などの原因になるといわれています。

3.合成着色料(赤3、食用赤色3号、タール色素など)

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”飲料やお菓子、ジャム、漬物“などに多く含まれており、食品に色を付け”鮮やか“にみせる目的に使用されています。合成着色料には不妊のリスクだけでなく”赤血球やヘモグロビン減少、甲状腺機能の障害、染色体異常“なども報告されています。赤やタール色素のみならず”青や黄“の着色料にも注意しましょう。

4.ソルビン酸

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”加工肉やワイン、お弁当“などに多く含まれており、食品の”細菌やカビを防ぎ、保存性を高める“ために使われる添加物です。肝臓肥大などのリスクも報告されていますが、亜硝酸と結合すると”発がん性物質“になるといわれているため注意が必要です。

 

不妊の原因になる!?食品添加物の摂り過ぎには要注意のまとめ

 

今回は“食品添加物”についてお話ししましたが、市販で売られている食品のほとんどに添加物が含まれているため全てを控えるのはとても難しいです。神経質になりすぎて”ストレス“になるのは妊活に良くありませんので、まずはご紹介した4つの添加物から控えるように心がけてみましょう。

食品添加物は何十年も摂り続けていることで身体がうまく解毒できなくなり健康被害などを及ぼしてしまいます。そのため妊活中だけではなく健康のためにも継続的に控えることをおすすめします。

※食品添加物は法律によりパッケージ裏の”原材料“に全て記載されているので日頃から加工食品などを購入する際は確認するようにしましょう。