2013年1月30日
Vol.15 ぜんそくに小児はり
文部科学省の学校保健統計調査で、園児のぜんそくの割合が2.7%に上ることがわかった。調査は、2008年の4~6月に健康診断を受けた全国の幼稚園児と小中高生から、約330万人のデータを抽出したとある。
園児のぜんそくが2.7%はこの10年で倍増しているそうです。
私の子ども時代より、つまり70年80年代の頃より空気はきれいになったと思います。増えるのは何故だろう・・・
文科省ではぜんそくはハウスダストなどの影響で外で遊ばず家にいる時間が長いのが要因と分析しています。
こどものぜんそくは、はり・きゅうが得意とする分野です。というのは、はり・きゅうの世界には250年の歴史がある「小児はり」という治療法があるからです。
「小児はり」は、はりとは言うものの接触鍼と呼ばれるヘラ状のものや棒状のもので軽く撫でてさするものです。子どもは生命力も旺盛ですので、治療時間も3~5分と短くても効果は絶大です。
他に何に効くのかというと、カン虫、中耳炎、ぜんそく、アトピー性皮膚炎、夜尿症、便秘、食欲不振など、小児の慢性疾患全般に効果があります。
まずは専門医に診てもらうことが大切ですが、小児はりも併用することで治療効果も期待できます。
是非、ぜんそくの子どもさんがいらっしゃいましたら、一度ご相談ください。
最初は恐がって泣いているような子どもさんでも、気持ちがいいことがわかればすすんで治療を受けに来るようになりますよ。
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