2013年1月30日
Vol.12 低体温
平熱が35度台しかない低体温の子どもが増えているそうです。
体温が低すぎると寒暖の変化に弱く、体調不良を招きます。
約10年前に5、6年生を対象に調べたところ 午前中35度台の子どもが16.4% 体温が上がりやすい午後も6.4%に達したそうです。
戦前の論文によると 35度台はゼロで37度台が80%を占めていたことから 低体温は以前より増え、深刻化していると考えられます。
[原因]
● 肥満
● 夜更かしなどの生活習慣の乱れ
● 筋肉を動かすことで、基礎代謝は上がり体内で熱を作っています。太ることで全
身に占める筋肉量が減り基礎代謝も落ちます。
● 朝に低く、午後に上昇する体温のリズムにズレが生じているという見方もありま
す。
体温低下は私達が本来もっている機能、生命力を低下させます。 身体のどこにも異常がないのに赤ちゃんがなかなか やってきてくれない方にも体温が低下した状態はよくありません。
● にあるように下半身の筋肉を使うことは特に重要で、私も治療院で 皆さんに言
うのですが、
「歩きましょう!!」
最初は15~20分でいいです。 身体を動かしやすい時期です。まずは外に飛び出してみましょう できれば毎日。こつこつと身体づくりしてみてください。
身体の自然が動きだします。
それと、入浴を工夫して半身浴やお灸をすることで 低体温を改善してくれますので、是非ご自宅で試して 自分に合うようでしたら続けてください。