2013年1月30日
Vol.2 不妊症の方にウォーキング
不妊症、冷え性の患者さんにウォーキングをすすめています。 不妊症の方が増加傾向にありますが、原因に運動不足も挙げられると思います。
昔の人は良く歩いたとことでしょう。
江戸時代での庶民は歩くことが一般的な交通手段で、しかも舗装されていない道を歩くわけですから、相当大変であっただろうと想像できます。
諸国を歩き俳句を作ってまわったあの松尾芭蕉も江戸時代の人ですね。
歩きながら日本各地の自然、季節を感じては俳句にしていったのでしょう。
旅の日程から歩く速度が速いことが知られていて、忍者だったのではないか?
なんて話しもありますね。
その松尾芭蕉は旅の宿で足の三里というツボにお灸をしていたことが知られています。
しっかり歩き、疲れた足はお灸でケアしていたんですね。
現代では乗り物の発達にともない本当に歩かなくなりました。 そうして、人が本来持っている機能を低下させているように思います。
特に足のふくらはぎの筋肉は下半身の血液を上半身へと押し上げる役目を持っていて、第2の心臓と言われるくらい大事な筋肉です。 そういう訳で、下半身の冷えにも大きく関わりがあります。
生活の中にウォーキングを積極的に取り入れて、冷えのない身体づくりを始めましょう!!