【妊活】着床率が下がる!?月経血量が少ない原因と対処法 - 大阪の不妊漢方鍼灸院三ツ川レディース

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2022年2月24日

【妊活】着床率が下がる!?月経血量が少ない原因と対処法

 

 

妊娠・出産に至るためには“自分の月経血の量を知っておく”ことはとても重要です。

 

月経血の量は”女性ホルモンの分泌量“と関係が深く、月経血が少ない方は不妊や流産の原因になるとも考えられています。

 

そこで今回は”月経量が少ない原因と対処法“をご紹介していきたいと思います。

 

 

 

 

 

1 なぜ「月経血」と「不妊」は深い関係があるのか?

 

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先ほどお話ししたように月経血の量は”女性ホルモンの分泌量“と深い関係があり、その中でも月経と関わる女性ホルモンは“エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)”の2つです。

 

エストロゲンは月経~排卵日の間に分泌が増えるホルモンで、“卵巣内の卵胞を成熟させ排卵や受精を準備したり、受精卵が着床しやすいように子宮内膜を厚くする”働きがあります。

 

プロゲステロンは排卵日~月経の間に分泌されるホルモンで“妊娠に備え体温を上げたり、受精卵が子宮内に着床しなかった場合は子宮内膜を剥がし、子宮内を綺麗にする”働きがあります。

 

つまり“エストロゲン”の分泌量が多くなり子宮内膜を厚くした後、“プロゲステロン”の働きで不要になった内膜を剥がし、経血として外に出すことで月経が起こります。

 

もし月経血量が少なく、女性ホルモンの分泌量が不十分だと”卵胞の発育が不十分“だったり、”着床に必要な子宮内膜が十分に作られなくなる”恐れがあるため不妊や流産と深い関係があると考えられています。

 

 

2 月経血量が少なくなる主な原因2つとその対処法

 

 

月経血量が少なくなるのは”多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)や甲状腺機能低下症、下垂体線種“など女性ホルモン分泌異常の疾患や”子宮発育不全や子宮腔癒着症“などが原因になることもありますが、今回ご紹介するのは”月経血量が少なくなる原因で多い“と考えられている

 

・ホルモンバランスの乱れ

・体内の血が不足

 

の2つです。

 

それぞれ詳しく解説していきます。

 

 

 

2-a ホルモンバランスの乱れによる月経血量の減少

 

2-b ホルモンバランスの乱れによる月経血量の減少の対処法

 

2-c 体内の血が不足している「血虚」タイプによる月経血量の減少

 

2-d 体内の血が不足している「血虚」タイプによる月経血量の減少の対処法

 

 

 

2-a ホルモンバランスの乱れによる月経血量の減少

 

 

月経血が減少する原因でもっとも多いと考えられているのが”ホルモンバランスの乱れ“によるものです。

 

先ほどご紹介した月経に関わる女性ホルモンは脳の“視床下部から女性ホルモンの分泌を促す指示が出ると卵巣で分泌”されます。

 

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また女性ホルモンは“自律神経”ととても深い関係があり、”ストレスや不規則な生活習慣“などで自律神経が乱れると視床下部からの女性ホルモンの分泌を促す指令がうまく出なくなりホルモンバランスが崩れてしまいます。

 

ホルモンバランスが崩れエストロゲンやプロゲステロンの分泌量が減少すると“着床に必要な子宮内膜が十分に厚くならなかったり、月経時に子宮内膜が上手く剝がれず溜まっていく”ため月経血の量が減少します。

 

つまり着床に必要な子宮内膜が十分につくられなくなると”着床障害“の原因になったり、月経時に子宮内膜が上手く剝がれず溜まっていくと”子宮内が綺麗な状態を保てなくなる“ので次の妊娠の準備が十分にできず、”流産“の原因になる恐れもあります。

 

 

 

2-b ホルモンバランスの乱れによる月経血量減少の対処法

 

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ホルモンバランスの乱れによる月経血減少の対処法で基本なのは”生活習慣を整える“ことです。

 

・規則正しい生活を心がける

・十分な睡眠時間を確保し、質の良い睡眠をとる

・栄養バランスの良い食事をとる

・ウォーキング(1日30分程度)などの適度な運動をする

・ストレスをため込まない

 

といったことをできることから意識してみてください。

 

女性ホルモンは50mプールいっぱいの水がティースプーン1杯分減ったり増えたりするだけでバランスが崩れるといわれているほどデリケートなものですので、日頃から規則正しい生活を心がけることがとても大切です。

 

 

 

2-c 体内の血が不足している「血虚」タイプによる月経血量の減少

 

 

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東洋医学では人間の身体は“気血水”の3本柱によって健康を維持していると考えられており、いずれかが減ったり増えたりすると身体に不調があらわれます。

 

 

月経血が減少している方は”血虚“タイプの方が多く、血虚とは気血水の”血“が不足している体質のことをいいます。

 

血虚タイプの方に多い症状は

 

・貧血

・爪がよく割れる

・手足が冷える

・不眠、不安感、夢をよく見る

・髪に潤いがなく、抜けやすい

・めまい、ドライアイ、目のかすみ、目の疲れ

 

などが特徴です。

 

体内の血が不足状態になると“子宮内膜が十分に作られなくなる”ため、月経血量が減少してしまい”着床障害や流産“などの原因になることと考えられています。

 

 

 

2-d 体内の血が不足している「血虚」タイプによる月経血量の減少の対処法

 

 

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体内の血が少ない血虚タイプの方は主に“血を補う食事をとる、胃腸の働きを高める、血を消耗させる習慣を控える”ことがとても重要です。

 

血を補う食事とは”鉄分を多く含む食材を摂取する“ことで、例えば”豚肉などの赤身肉やかつお、まぐろ、ほうれん草、にんじん、なつめ“などに多く含まれています。

 

女性の場合特に月経中は血の消耗が激しいため、日頃から積極的に鉄分を摂取しましょう。

 

また血液は五臓の“脾”でつくられているため、”胃腸の働きを高める”のも血液を増やすためには大切なことです。

 

“偏った食事や油物や甘いもの食べ過ぎ”は胃腸の働きが低下し血不足の原因になるため、栄養バランスの取れた消化に良い食事を心がけましょう。

 

さらに東洋医学では“脳や目の使い過ぎは血が消耗する”と考えられています。

 

”長時間のスマホやテレビなどの電子機器や夜更かし“などは血の消耗だけでなく、”不眠“の原因になる恐れもあるためできるだけ控え”質のよい睡眠“をとるようにしましょう。

 

血虚傾向にある方は血を補う“漢方薬”なども併用していただくとより効果的です。

 

ですが漢方薬は体質に合わないものを服用すると症状が悪化する恐れがあるため、服用する際は必ず東洋医学者に相談しましょう。

 

 

 

3 月経血量が少ない原因と対処法のまとめ

 

 

今回は”月経血量の少ない原因と対処法“についてお話ししましたが、月経血量が少ないからといって妊娠・出産ができないわけではありません。

 

ご紹介した養生法を心がけ、月経血量を増やすことで妊娠・出産は十分に可能です。

 

ですが体質やホルモンバランスが原因ではなく“女性ホルモンの分泌異常の病気”などで月経血量が減少してしまうケースもあります。

 

心当たりのある方は一度産婦人科などに相談してみましょう。

 

また月経血量を増やせば必ず妊娠・出産ができるわけでもありません。

 

妊娠に至るために一番大切なことは“心身共に健康”であることですので、心当たりのある方は食事や睡眠などの生活習慣を一度見直してみましょう。

 

 

 

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