2008年7月28日
わんぱく避難所体験
7月26日(土)27日(日)と大東青年会議所で
わんぱく避難所体験を開催しました。
災害時の避難所を疑似体験してもらうことで、
子どもたちに普段の当たり前の生活が如何に大切な
ものなのか、どれほど有難いことなのかという
感謝の気持ちを培ってもらいたいという主旨で行いました。
体育館で開会式。坂口理事長の挨拶からはじまり、
竹原委員長の主旨説明、糸川副理事長の挨拶となりました。
さっそく、子ども達は午後3時から炎天下の中、煙道体験、
手作り担架で競争、伝言バケツリレー、スコップで掘り探すゲーム、
防災グッズ記憶力ゲームの5つのゲームを各15分ずつでチームで
まわっていくというものでした。
煙道体験では大東市消防本部の協力でグランドに専用のテントで煙道を作り、無害の煙で満たした中を順番に抜けてくるというものでした。
私は教育関係委員会のメンバーの生駒君、溝口君と
手作り担架で競争ゲームを担当しました。
このゲームはTシャツや毛布、竿、竹ぼうきなどの
日用品を利用して子ども達に担架を作ってもらい
土のうを乗せて設置したコーンを1週してくるというものです。
それだけでは少し時間が余るので、私たちがあらかじめ作っておいた
見本の担架に代表の子どもを誰か一人ジャンケンで決め、
実際に人を皆で運んでみました。
運ばれる子どもは大喜びしていました(*^_^*)
イベントも終わり夕食の準備です。
夕食は非常食レトルト米と豚汁です。
レトルト米に指定されたラインまでお湯を入れました。
この後、ふたをしめて20分経つとできあがりです。
おいしくできあがりました。
子ども達で皆の分をよそっています。
私もいただきました。あずきが入っていてとても香ばしくおいしかったです。
豚汁です。
子ども達の中には、「おかわりください」と言う子もいましたが、今回は避難所ということで、おかわりなしで1杯だけした。語り部の東田さん曰く、実際の避難所ではこの半分だそうです。
食事の後は、阪神淡路大震災のビデオを上映しました。
暑い日ですし体育館の中は想像以上に暑く蒸しつきました。
子ども達の集中力もきれだしごそごそする子もチラホラ
私は気分が悪くなる子どもがいないか注意していました。
ビデオ上映に引き続き、阪神淡路大震災の語り部、
東田せつ子さんによる体験談が語られました。
子ども達も当時の緊迫した状況の話しに聞き入った様子でした。
子ども達による質疑応答があり終了しました。
その後普段の生活では早いですが、午後9時消灯、就寝となりました。
ですが・・・
子ども達がおとなしく寝るわけがなく。
持ち物として持ってくるように言っていた懐中電灯を
真っ暗の体育館を一斉に照らし始めました。。。
私も体育館内の警備にあたっていましたので、
子ども達に早く寝るように言ってまわりました。
あるグループの子ども達は皆で恐い話しで盛り上がっていました。
近くで聞いてるとあまり恐くなかったので、
「おっちゃんが恐い話ししたろか」と言いますと、
「してして」ときましたので、そのかわり恐い話ししたら寝ぇや
と言って、ものすごく恐い話しをしてあげました。
その後、やっぱり寝てくれてませんでしたが、
少し静かになったなぁと思ってみたら、
奥の跳び箱にあぐらをかいて館内をにらむ大きな人が・・・
そんなこんなで私もいつのまにか疲れて眠っていました。
朝はパンとジュースで朝食を摂り、
防災知識を高めるクイズなどを行い終了しました。
この事業をとおして、子ども達に不自由な体験から
普段の生活のありがたみは感じてもらえたと思います。
竹原委員長の思いがたくさん詰まった事業はこうして終了しました。
三ツ川
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