妊活中におすすめの果実「なつめ」 | 不妊|漢方|鍼灸|大阪|卵子の質改善|不妊専門の三ツ川レディース漢方鍼灸院

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院長ブログ

2021年10月13日

妊活中におすすめの果実「なつめ」

 
 
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1 なつめとは?

 

 

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なつめとはクロウメモドキ科の落葉高木で、中国北部を原産地とするフルーツです。

 

なつめは夏に黄緑の花を咲かせ暗赤色で楕円形の実を付けます。

 

その実の部分を一般的に“なつめ”といわれており、漢方では“大棗(たいそう)”ともいわれています。

 

なつめは古来より薬として使われ、中国の世界三大美女の楊貴妃が好んで食べていたことから“一日食三棗 終生不顕老(1日3粒のなつめを食べると老いを防げる)”といわれています。

 

韓国では参鶏湯(サムゲタン)などの料理や伝統茶に入れたり、“子宝に恵まれ福をもたらす果実”といわれていることから縁起の良い果実として婚礼の儀式に登場したり、今でも盛んに食べられています。

 

 
2 なつめにはどんな栄養があるのか?

 

 

なつめは栄養価がとても高く、それらの栄養成分は“貧血予防・改善、精神安定、不眠解消、冷えの改善、抗アレルギー作用、便秘・むくみ解消、アンチエイジング、美肌、更年期症状の緩和”などの効果が期待されるといわれています。

 

なかでも妊活中などに重要視されている栄養素は”鉄分、葉酸、亜鉛”です。

 
 
 
2-1 鉄分

 

 

女性の場合、尿や汗から排出される鉄分だけでなく、“月経”によって長期にわたり鉄分が排出されているため、女性が健康であるためには欠かせない栄養素です。

 

なつめには女性の元気の源“鉄分”が多く含まれており、それは“プルーンの約1.5倍”といわれています。

 

そのため、”貧血予防”などにとても効果的とされています。

 
 
 
2-2 葉酸

 

 

葉酸は“遺伝子の合成などに必要なビタミンB群の1種”といわれています。

 

そのため、葉酸は妊娠初期の女性にとって“胎児の発育に関係する”ことからとても重要視されており、葉酸不足の場合は胎児の “先天性奇形”のリスクがあるといわれています。

 

葉酸は妊娠する前から摂取することで先天性奇形のリスクが軽減すると考えられているため“妊活中”から摂取することがすすめられています。

 

また葉酸は赤血球をつくるのを助ける役割もあるため“造血ビタミン”ともいわれており、妊娠時のみならず”若さの維持“にも女性には必須といわれています。

 
 
 
2-3 亜鉛

 

 

亜鉛はタンパク質の分解や合成に関与する栄養素のため、受精卵の細胞分裂の際に必要な

栄養素だといわれています。

 

また、亜鉛不足になると“生殖能力の低下による卵子の形成や分泌の生成は阻害”されると考えられています。

 

女性だけでなく男性が亜鉛不足になると“精子の数や運動率が低下”することがわかっています。

 

そのため妊活中には欠かせない栄養素です。

 

鉄分、葉酸、亜鉛のほかにも“カルシウム、カリウム、マグネシウムのミネラルやナイアシンなどのビタミンB群、食物繊維”などが豊富です。

 

健康面だけでなく、美容面などにも効果的で新陳代謝のアップや髪や肌にツヤを与えたりなどエイジングケアとしても注目されています。

 

 
3 東洋医学の視点からみたなつめ

 

 

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東洋医学では五臓六腑のほか、”気血水“が全身に巡ることで生命活動が行われていると考えられています。

 

なつめは生命活動に重要な“気や血を補う”役割があるといわれています。

 

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気には

 

身体を温める⇒冷え性
免疫力をつける⇒虚弱体質
血と水をコントロールする⇒むくみ・冷え性・生理痛・頭痛
血と水をつくる⇒冷え性・虚弱体質・精神安定・貧血
漏れを防ぐ⇒不正出血
内臓を正常な位置に保つ⇒胃下垂・脱肛・子宮脱

 

などの働きがあり、血と水を作り、巡りを左右するのも“気”次第という重要な役割を担っています。

 

中国の伝統医学として発達してきた東洋医学において、なつめは“大棗(たいそう)”という生薬として使われています。

 

身体を温める“温性”の作用を持ち、“補気薬”という生薬の分類で漢方薬に処方されることが多いです。

 

また血には

 

全身に栄養と潤いを与える

精神的に安定させる(睡眠の質にも繋がる)

 

などの働きがあり、血を補うことで “冷えの改善・貧血の改善(体調不良だけでなく肌の潤いや髪の艶にも関係します)・免疫力アップ・精神不安・不眠改善”に期待できると考えられています。

 

またなつめは“脾の果”という別名があるほど五臓(肝、心、脾、肺、腎)の“脾”のはたらきを健やかにしてくれます。

 

五臓も気血水と同じでどこか1つの蔵が不調になると全体的なバランスが崩れ様々な症状がでてきてしまいます。

 

脾は“消化や吸収”に深く関係しており、胃とともに飲食物を気血水に変化させ全身に送り出す働きがあります。

 

生殖機能やホルモンに深く関係する蔵は“腎”ですが、脾と腎は深い関係があり、脾が何らかの原因で不調になると脾そのものの働きが低下するだけでなく、腎にも影響してしまいます。

 

そのため脾の働きを健やかにしておくことはとても重要なことなのです。

 

 
4 なつめの食べ方

 

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なつめは“1日3粒”が目安です。

 

※なつめは甘味のある果実のため、食べ過ぎてしまうと“糖分の過剰摂取”になってしまいますので摂取量は必ずお守りください。

 

乾燥なつめはそのまま食べていただくことが一番ですが、抵抗がある方は“煮物やスープ、おかゆに刻んで入れたり、ハチミツ煮にしたり、お茶にしていただく”などもおすすめです。

 

ハチミツ煮の場合は少量の水となつめを鍋に入れ、蓋をして弱火にかけます。

 

沸騰したらハチミツを入れさらに1分火にかけると完成です。

 

(ハチミツはお好みで量を調節してください。)

 

また、お茶に入れる場合はカップになつめを3粒入れてお湯を注ぎ、10分待っていただくだけです。

 

お茶として飲むのと一緒に実も食べていただくことがおすすめです。

 

 
5 まとめ

 

 

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女性にとって嬉しい効能が多いなつめですが、なつめに含まれる亜鉛は精子の質などにも効果があります。

 

妊活中の場合はご夫婦で一緒に食べていただくのがおすすめです。

 

栄養価の高いなつめを食べたからといって必ず妊娠、出産ができるわけではありません。

 

妊活中の体質改善の一つの方法として取り入れてみてください。

 

 

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